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2010年5月 5日 (水)

出張の成果

出張に行くと、ヴィエンチャンでは食べられない郷土料理が食べられたり(一番おいしい県はルアンパバンかな?)、その地域特有の織物を買い物したり、ゲストハウスで修羅場の多いタイのドラマを観たり、運良くケーブルがあれば洋画チャンネルが見れたり(ヴィエンチャンの住まいにはテレビがない)というような、楽しみも満載です。

Shin_2 昨日、今シーズンの出張でどのくらいの収穫があったんだろうと、シン(ラオ族の民族衣装で、筒状にした織物のスカート)を並べてみました。洗濯に出しているシンもありますが、これが今シーズン(昨年10月〜4月まで)の出張の成果(「お買物編」のですよ〜、事務局長!)です。我ながら個性豊かな素敵なシンをそろえたな、と自画自賛。

並べてみて、ふと、すべて木綿のシンであることに気がつきました。ティンシン(シンの足という意味。シンの下の細かい織や刺繍部分)に絹の織があるものはありますが。

高品質の絹織物が有名なラオスで、入手した十数着すべて木綿とは、自分でも意外。ラオスはシルクも良いが、コットンもいいんだよ〜、と宣伝していこうと思います。

どこで買ったんだっけと、出会いの場所を思い出してみると、北からルアンパバン4着、ヴィエンチャン都4着(うちフアパン県サムヌア産2着、サワナケート産2着)、ボリカムサイ1着、サワナケート2着でした。サワナケートは木綿の織物や藍染めが有名な県です。11県行った中で、4地域の織物しか入手していないという傾向からすると(他の地域にも織物はある)、これらの地域の織物が私のツボで懐事情的には要注意地域ということがわかります。そして、シン以外のトップスや他の織物製品、パービエン(伝統的な肩掛け布)などを数えてみると、ルアンパバン県、サワナケート県産がだんとつ豊作でした。

Baskets こちらは、出張の成果、籐・竹製品部門。バスケット2つはサイヤブリ、籠1つはウドムサイ、ござ、籠、パーカオ(ラオス版ちゃぶ台)はアタプーに行った時の収穫。

次回のラオス旅行のご参考に。

(ラオス事務所 秋元波)

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コメント

弁当箱状でも、筒状のかごでもいいのですが、
ラム酒を入れるかごを探しています。
もちろん竹製です。
写真を見ていたら閃きました。
もしご存じなら教えてください。

投稿: IKU | 2010年5月 6日 (木) 01時30分

秋元さん

半年にわたる、全国行脚、ご苦労様でした。
ラオスの魅力を堪能できましたか??
随分このところ、道路が良くなってきたといえ(そしてごAQAさんの寄付による自動車が快適であるとしても)、長時間のドライブは疲れますね。
最近、私はラオスで運転をしなくなってしまいましたが、道路の真ん中に牛が寝入っているのには何度も怖い思いをしました。

折角のシン、もっと画像で見せてください。

世界中どこに行っても、男はつまらないですね。
土産として楽しむものがない!

さて、雨季ですのでヴィエンチャンでの活躍期待しています。 事務局長より

投稿: 事務局長 | 2010年5月 6日 (木) 02時15分

クーヴィエン通りの籐製品やさんはご存知ですよね?大量に仕入れるのなら適していないでしょうけど、良さそうなものがあれば、どこから仕入れているのか聞いてみてもいいかもしれませんが、なかったですか?
私は、籐や竹製品ならアタプーがいいよ、と教えてもらったので、行ったときにはがぜん鼻息が荒くなってました。結構いい値段であきらめた籠もいくつもあります。それから、前にさとうきびから作った砂糖のかたまりを竹で編んだものに詰めて売られているのを見た気がするのですが、どこだったかなぁ。これから気にしてみますね。

投稿: 秋元波 | 2010年5月 6日 (木) 20時42分

事務局長

アクアさんの車には本当に感謝です。
ドライバーさんは、必ず水牛、牛、ヤギ、鶏、犬などなどの動物の前で上手に停止し、無事今季の出張、道中不殺生で終えました。

シンは、履いたときに、「あぁ、あの写真のね」という冷めた反応をされるのがなんとなくいやだったので、遠巻きの写真でもったいぶってみました。今度履いていたときの反応よろしくどうぞ。

秋元

投稿: 秋元 | 2010年5月 6日 (木) 20時51分

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