050724_1503~0001.jpgジャニーズというのは、この国の女性にとって必要不可欠な存在である
日本文化の一端を背負ってると言っても言い過ぎでない
ただその存在がなければ『笑の大学』の椿一役は稲垣吾郎にはならなかったのではないだろうか
『笑の大学』をビデオで見た
元舞台を知ってるだけにまともには見れないのは分かっていた
オープニングのアメリのように映像を積み重ねていくところなどは上手かった
舞台の映画化は、『十二人の怒れる男たち』のようにリアルタイムで場所を一歩も出ないか、映像ならではの回想シーンやさまざまな場所へ飛ぶ構成にするかは意見の分かれるところだろう
稲垣吾郎は悪い役者ではない
だが稲垣吾郎以外の誰かになっていればさらに名作になっていたのじゃないかという気がする
興行収入をジャニーズに頼らなければならないのは情けない
椿一は台詞の中でうちのメンバーにも、役者をやってる人たちにも聞かせたい事を言っているね
クロムモリブデンでは私は実質上は作演出しかやってない
座長的な主宰的な仕事はメンバーに任せっきりだ
ここ一年はとくにそれが顕著でメンバーの意見に従うだけになってきた
それは自分の選んだ方法でもあるわけだが
喜劇作家には喜劇作家の戦い方があるようにクロム作演出にはクロム作演出の戦い方があるように思う
どんな状況でも面白いものを、残酷なギャグを考えなければならない
写真はボツ衣装
そりゃそうだ!