3月18日(日)13時30分より、小田町地区市民センターにおいて " 災害にも強い多文化共生地域づくり事業『いろんな国 出身の人と 気楽に話そう』 小田町多文化交流会 " が開催されました。
小田町住民自治協議会 田村会長の挨拶のあと、本日の「交流会」主催者、NPO法人伊賀の伝丸 和田代表から、外国人とのコミュケーションにおいて大事な「やさしい日本語」ワンポイントアドバイスのあと、
やさしい日本語実践編として、「ゲーム やさしい日本語で伝えよう!」で、楽しみました。
外国人にすぐに伝わる「言葉のおきかえ」を、交流会参加40名で5つのチームに分かれて、決められた時間に、どれだけたくさん解答者(外国人のみなさん)が答えられるか競争です。最優秀チームにはジュースやお菓子の賞品も!
ゲームのあと、第1回目の交流会アンケートでも多かった、「お互いが話し合う時間をもっと!」との声を反映して、じっくりグループワークの時間がありました。
コーディネーターを中心にして、お互いの事をよく知るための自己紹介および「日本人から外国人に、外国人から日本人に聞きたいこと」「小田町で生活していて、心配なこと・気になることはありますか」など日常生活に関するテーマや、「去年、東北で大きな地震がありましたが、地震などの備えを何かしていますか? (外国人の人に)防災訓練に参加したことはありますか?」など、災害時への備えに関するテーマについても話し合われました。
自治協の夏祭りや運動会イベントについて具体的に、日本人住民に教えてもらいながら、外国人の自治協行事への参加に関する意識など、日本人・外国人の住民同士が「直接」話し合い、確かめあいながらコミュニケーションを深めました。最後にグループごとに決められた発表者から、討議の内容が報告されました。5グループで、日本人2人、ペルー人1人、ブラジル人1人、中国人1人が、自分たちの討議結果を上手くまとめて発表してくれました。
回を重ねるごとに、日本人・外国人とも、お互いがコミュニケーションすることの楽しさに触れ、自ら進んで会話することの大事さに気付いた様でした。くらしの中で、自然にコミュニケーションすることが、多文化共生なまちを日本人・外国人で一緒につくっていく原点であると感じさせられる交流会でした。