生物多様性とは

私たちが豊かに生きていくために必要な衣食住・医療・文化、それを支える産業や科学は自然の恵みなしには考えられません。長い年月の変化の中で、人々がその恩恵を受け続けてこられたのは、生命の多様さ・生命育む場の多様さと多彩なつながり=生物多様性があったから。

私たちの周りの生き物の多様性に気づき、守り、賢く活用することは、私たちだけでなく、私たちの子どもたちが、この豊かな恵みを受け続けるための大事な取組みです。

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生物多様性条約とは

生物多様性の危機に対して、世界全体で取り組んでいくことが欠かせないことから、1992年に、「生物多様性条約」が生まれました。この条約は、生物多様性を守り(保全)、将来の人々のことを考えて利用し(持続可能な利用)、利用から得られる利益を公平に配分することを目的に、196の国と地域が参加しています。2年に1回、条約に参加する国が集まり、これまでの成果、これからの取組みを話し合う「締約国会議」と呼ばれる会議を開催しています。

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