無事終了いたしました!
予定していた通り、12体の屋外展示仏像の塗り直しが完了しましたわーい(嬉しい顔)
[画像:nuri.jpg]
[画像:hagasi.jpg]ご参加くださったボランティアスタッフは、
両日で何と100名近くexclamation ×ばつ2
地元のボーイスカウトのちびっ子たちから、
はるばる東京から来てくれたカップル、
親子連れからおひとり様まで、
本当に様々な方々に協力していただきました。
中にはおふざけ半分で来る人もいるんでは・・・
とちょっと心配してたんですが みんな、真剣に、
でも楽しんで取り組んでくれました。
右は初日の地道な塗装剥がし作業
仏像を素人でよってたかって塗り直す、
なんて、普通なら許されないはずですが、
それができちゃうのが
B級スポットたるゆえんです。
「ボロボロなのが味があったのに」
というご意見もあるかとは思いますが、
ではそのままにしておくとどうなるのか?
答えは明白で、そう遠くない将来、
朽ちて無くなってしまうのですね。
[画像:me.jpg]いわゆるB級スポットは、芸術とも文化とも見なされないところに面白みがあり、当然それに価値があるとツユほども思わないのも、それはそれでノーマルな考え方です。そんな大半の人が価値を認めていないモノを、じゃあ行政で何とかしろとか、アートだから税金で守れ、なんて言うのは、それこそヤボというものです。
では、それを好きなモノ好きが、今後も、それを楽しみたいならどうすればいいのか?
面白いと思う人たちが守っていくのが一番健全なのではないかと思います。
このあたりのとらえ方に関しては、トークライブで都築さんにもご指摘をいただいたように
いろんな考え方があることと思います。
私としては、初めて五色園と祥雲さんについて取材して以来16年、その間、施設の人によって
塗り直しされたり、それでもほんの数年でまた塗装がはがれまくってきたりする経緯を見続けてきた結果、これまで一生懸命保全に尽力してきたお寺さんの負担を、何とか有志の力で軽減できないか、と思い至り、このプロジェクトを立ち上げることにした次第です。
それでも、やはりB級スポットファンの間でも、様々な距離の取り方があるでしょうから、
いろいろなご意見をお寄せいただければと思っています。
今回については、五色園を、祥雲さんの作品をきれいして残したい! という趣旨に賛同してくださる奇特な方々が、 思いの外たくさんいらっしゃることが分かり、 びっくり&感動しました。
右筆者がお顔を仕上げた仏像。
目を入れるときはキンチョーしました。
ちょっとクチビルが分厚かったかも・・・
さらに、ご参加くださったボランティアの皆さんからは「次はいつやりますか?」と口々にお問い合わせをいただきました。
しかし、第1次修復作業にこぎつけるまでで精一杯で、 あえて次のことを考えるのは封印しておりましたので、第2次については現時点ではまったくの未定です。
しかしながら、今回の多くの方々の熱意と、初回の成功によって得られたノウハウをまた次につなげていかなければ、というのは、関係者全員の思いです。
まずはスタッフでもう一度集まって、今後の方向性について話し合いたいと思います。なので、これからのことは今しばらくお待ちください。
最後にあらためて、
今回ご協力くださった皆さん、
本当にありがとうございました!
浅野祥雲再生プロジェクトトークLIVE、無事終了しました!
[画像:t.jpg]
こんなにたくさんの方々が来てくださるとは思ってなかったので
びっくりしました。
ステージの上に御座を敷いてあぐらをかいてしゃべるという躍動感ゼロのステージング、
立ち見をしていたお客さんにステージに上がってもらい、出演者と一緒にちゃぶ台を
囲んで観ていただくという苦肉の策もまたゆるくていい感じでした。
お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました 。
前半の都築さんのパートは、エロビデオネタに始まり、
タイの激珍コンクリートアートパークの紹介、とさすがに
下半身から世界までをまたにかけるワールドワイドな展開。
後半は祥雲さんの魅力や楽しみ方を私・大竹の写真とともにディープに解説。
最後は祥雲さんのお孫さんにも壇上に上がってご挨拶をいただきました。
祥雲さん直筆色紙プレゼントも、祥雲さんバッヂも大好評でした。
源石アナの司会のおかげで、観客の皆さんは安心してご覧いただけたようですし、
想像以上にハマっていたのが"冗談音楽"ピアニスト・杉浦哲郎さん。
私も参加した第2部で生BGMを演奏してくれ、関ケ原ウォーランドの騎馬兵の画像に
暴れん坊将軍のテーマ曲を即興でかぶせるなど、アサショー作品とピアノの
奇跡のインプロビゼーションは大ウケでした!
その他にも、今回、本当にたくさんの方々に、手弁当でお力を貸していただきました。
盛況のうちにイベントを執り行えたのも、皆さんのおかげです。
どうもありがとうございました。
お客さん、有志の方々、これだけ多くの方々を動かしたのは
やはり祥雲さんの持つ説明しがたいパワー、磁力なのでしょう。
修復プロジェクトはこれからが本番です。
ボランティアでご参加いただける方々のお力をお借りして
祥雲作品の再生・保存に取り組んでいきたいと思いますので
皆さま、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
[画像:badge.jpg]
五色園人形の缶バッジは、「お坊さん坐像」、「走る坊さん」、「土下座する山伏」、
「不動明王」、「如来」、「親鸞聖人稚児時代」の全6種類!
(画像処理が雑ですみません)
10月15日のトークイベント会場「Tokuzo」にて限定各20個販売します。
1個300円で6個コンプリートセットは特別割引ありチャペル
売上はすべて「五色園再生プロジェクト」の活動費に充てさせていただきますので
正確には、ご寄付いただくとバッヂがついてくる、という景品です。
さらに! イベントでは何と祥雲さんの直筆色紙のプレゼントもあり!
ご遺族から特別にご提供いただいた激レアグッズは
当日会場でしかゲットするチャンスはございません!!
[画像:sikisi.jpg]
トークイベントに間に合わない場合も、会場のTokuzoは朝までやってる飲み屋
ですので、B級スポットのカリスマ・都築響一さんとおしゃべりしたい方、
バッジをゲットしたい方、こぞって足をお運びくださいウマ
制作にあたってくれたのは、修復プロジェクトのアドバイザー、
名古屋芸術大・高橋綾子准教授の研究室メンバー。ご苦労様でした!
パネルは10月15日のトークイベントのステージでデビューします!
現地に行く前に、そのデカさを目の当たりにすることができるので
当日、Tokuzoで背比べしてみてください!
2013年6月
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