平成19年10月31日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機一次冷却材流量検出回路の不良について

定期検査で調整運転中の伊方発電所3号機(加圧水型 定格電気出力89万キロワット)において、昨日14時53分、中央制御室で一次冷却材流量の低下を示す警報が発信したため、運転員が確認したところ、一次冷却材系統Cループに4つある流量検出回路のうち、1つの指示が約100%であるべきところ0%になっていることが確認されました。

調査の結果、現場に設置されている流量信号の伝送器の不良であることが判明したため、当該伝送器を取り替えて、本日8時30分に通常状態に復旧しました。

なお、本事象によるプラントの運転への影響および環境への放射能の影響はありません。

本件は、国の法律に基づく報告事象に該当する事象ではありません。

(参考) 一次冷却材流量指示計
3号機は、原子炉を冷却する系統(一次冷却系)が、A,B,Cループの3つの配管系統で構成されており、その配管系統を流れる一次冷却材の流量を計測し、その値を中央制御室で監視している。各ループには、流量検出回路が4つずつ設置されている。

以上
添付資料 伊方発電所3号機 一次冷却材流量検出回路概要図



添付資料

[画像:伊方発電所3号機 一次冷却材流量検出回路概要図]


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