平成19年9月26日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機 管理区域内での純水の漏えいについて

第10回定期検査中の伊方発電所3号機(加圧水型軽水炉 電気出力89万キロワット)において、本日11時50分頃、原子炉建屋1階の通路部で純水が漏えいしたことを運転員が確認しました。漏えい量は、約1.4m3と推定されます。

調査の結果、当時、原子炉補機冷却水系統にある電動弁の開閉試験を行った際、電動弁上流部に純水が溜まっていた状態で電動弁を開いたため、純水が下流に流れて、点検中(分解は9月24日に実施済み)の手動弁から漏えいしたものと推定されます。純水が溜まっていた原因は、今後調査します。

漏えい水に放射能は含まれておらず、本事象による外部への放射能の放出はありませんでした。なお、漏えい水は全て回収しており、廃棄物として処理します。

本件は、国の法律に基づく報告事象には該当しません。

(参考)
しろまる原子炉補機冷却水系統
1次系のポンプ、空調機器等の冷却のための冷水を供給する系統。
以上
添付資料 伊方発電所3号機 原子炉補機冷却水系統概略図



添付資料

[画像:伊方発電所3号機 原子炉補機冷却水系統概略図]


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