The American Society for Microbiology(米国微生物学会,ASM)はChronosHubプラットフォームでの論文投稿サービスを開始しました。これにより,ASMの著者はChronosHubを利用して,迅速かつ簡単に論文原稿を投稿できるようになります。
ChronosHubプラットフォームは,AIによるメタデータ抽出を活用し,論文投稿における手作業を減らすだけではなく,資金提供者のポリシー遵守に関するガイダンス,APCの概算や割引情報なども提供します。また,抽出されたメタデータを検証・修正・強化し,識別子と照合することで,論文投稿プロセスにおける初期段階で問題を解決し,後の段階での不要な手作業を省くことができます。論文の投稿プロセスが完了すると,ChronosHubは論文原稿とすべてのメタデータをASMの査読システムであるeJournalPressに送信します。
ASMの出版オペレーションのディレクター,David Haber氏は,「我々とChronosHubは密接に連携して,論文投稿フォームを我々の要件に合わせ,投稿後に査読システムのeJournalPressに取り込むという設定を構築しました。これは,決して簡単な作業ではありませんでした」と述べています。
ChronosHubのCEO,Christian Grubak氏は,「ASMが私たちの論文投稿サービスを導入した2番目の出版社となり,非常に嬉しく思っています。今後,他の出版社にもこのサービスを拡大していきたいです」と語りました。
現在,ASMはChronosHubプラットフォームで,ASM Case ReportsとJournal of Clinical Microbiologyの論文投稿を受け付けており,2025年中に他のASMジャーナルへのサービス拡大を予定しています。
・ 本件のプレスリリース
https://chronoshub.io/news/news-and-media/the-american-society-for-microbiology-launches-on-chronoshub-with-enhanced-article-submissions/
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