木造聖観音坐像(もくぞうしょうかんのんざぞう)

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木造聖観音坐像(もくぞうしょうかんのんざぞう)

(町指定有形文化財・彫刻)

正泉寺は、天台宗浄光寺の末。この観音坐像は同寺の観音堂の本尊で、現在は魚藍観音(ぎょらんかんのん)とも呼ばれていますが、厨子内の修理銘札によると正観音菩薩とあります。
桧の寄木造り、玉眼、肉身の部分は金泥彩、衣の部分は胡粉(ごふん)地に彩色してあります。納衣の両袖と裾を台座の下に左右相称に長く垂下しています。美しく結い上げられた髪、 鋭く張りのある顔、ボリュームのある体軀など独特の美しさが見られます。南北朝期の作で、像高48.5cm。県内の法衣垂下像としては、比較的初期の作品とみられています。
宝暦9年(1759年)の修理銘によると、中山の周囲の村々、川越北町中などに多くの信者がいたことがわかります。

所在地 大字中山1209 正泉寺
指定年月日 平成元年10月26日

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