東京電力ホールディングス東京電力ホールディングス

福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2018年11月29日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

(下線部が新規事項)

【継続実施中の主な作業】
<1〜3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2017年1月17日、3号機の燃料取り出し用カバー等の設置作業を開始し、8組からなるドーム屋根の吊り上げ作業を7月31日から2018年2月21日にかけて実施。その後、燃料取り出しへ向けた準備を進める中で、燃料取扱設備において複数の不具合が発生していることから、安全点検等を実施中。
・2号機の燃料取り出しに向け、原子炉建屋オペレーティングフロア内の残置物片付後の線量・ダスト濃度等の測定を、2018年11月14日から実施中。
<処理水貯留タンク>
・2015年5月27日、フランジボルト締めタイプの貯留タンクの解体開始。

【サブドレン他水処理施設の状況】
[画像:サブドレン他水処理施設の状況]

【地下水バイパスの状況】
[画像:地下水バイパスの状況]

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1〜4号機取水口内)、地下水(1〜4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動はなし。
(注記)サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1〜3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・2号機原子炉注水設備の炉心スプレイ系(以下、「CS系」という)配管については、信頼性向上対策のためポリエチレン管への取替工事に伴い、11月27日午前10時40分から11月29日まで原子炉注水を給水系による単独注水に変更。

<2号機原子炉注水量変更>
給水系原子炉注水量 : 1.5m3/h→3.0m3/h
CS系原子炉注水量 : 1.5m3/h→ 0m3/h
なお、給水系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認。

<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(4号機は燃料取り出し済み)。
・1号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系については、計装品点検、制御盤点検、および配管の肉厚測定の実施に伴い、以下の期間、当該設備の運転を停止。
11月12日午前6時3分から12月1日午後5時
停止時のSFP水温度は24.7°C。

【1〜6号機の状況】
(注記)プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

(注記)上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。
(追記) (追記ここまで)

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /