東京電力ホールディングス東京電力ホールディングス

福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.7付近連続ダストモニタ高警報発生について(続報2)

2016年08月02日

2016年8月2日
東京電力ホールディングス株式会社

8月2日、午後1時30分頃に、当該ダストモニタにおいて「高警報(1回目)」が発生した際に使用していたろ紙について、ガンマ核種分析を行った結果、セシウム137および天然核種(鉛:Pb-212)が検出されました。核種分析結果については、下記のとおりです。

<警報発生時のろ紙>
・セシウム137:6.9×10^-9Bq/cm3
・鉛(Pb-212) :3.0×10^-8Bq/cm3

当該ダストモニタの「高警報」が発生した原因について調査した結果、以下のことから、当該モニタ付近に発生した天然核種の影響によるものと考えております。
・ダスト濃度上昇時の各プラントパラメータに異常がないこと
・当該モニタ以外の敷地境界ダストモニタ、モニタリングポスト、構内ダストモニタ等に異常がないこと
・風向が南東からの風(構外からの風)であったこと
・当該モニタ周辺において、ダスト上昇に繋がるような作業は行っていないこと
・核種分析の結果、セシウム137および天然核種(鉛:Pb-212)が検出されたが、セシウム137については、通常の環境レベルで検出される程度であり、本事象における「高警報」発生の要因とは考えにくいこと
・ダスト濃度上昇傾向が、過去に天然核種の影響でダスト濃度が上昇したと酷似したこと

以 上

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(追記) (追記ここまで)

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