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プレスリリース 2008年

柏崎刈羽原子力発電所6号機における制御棒駆動機構と制御棒の結合不良について

               平成20年6月27日
               東京電力株式会社
 当社・柏崎刈羽原子力発電所6号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6千キロ
ワット)は、平成19年5月24日から第8回定期検査を実施しておりますが、平成20
年6月2日より制御棒駆動機構(全205体)の地震後健全性確認作動試験*1を行っ
ていたところ、本日、1体の制御棒駆動機構が制御棒*2と結合していないことが
わかり、法令*3にもとづく報告事象と判断いたしましたのでお知らせいたします。
 現在、原子炉内の燃料はすべて取り出し済みであり、安全上の問題はありません。
また、残りの204体の制御棒駆動機構については、制御棒と結合していることを確
認しております。
 なお、水中カメラにより当該結合部の損傷の有無を確認したところ、当該結合部
に損傷はないことを確認したことから、中越沖地震との関連性はないものと考えて
おります。今後、詳細に原因を調査いたします。
                 以 上

*1 制御棒駆動機構(全205体)の地震後健全性確認作動試験
  地震後の設備点検のうち、制御棒駆動機構の基本点検として動作確認等を
  実施して健全性を確認する試験。
*2 制御棒
  当該制御棒は今回の定期検査において交換したものであり、地震発生時に
  は定期検査中で制御棒は全て挿入された状態であった。
*3 法令
  実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則。
添付資料
・6号機制御棒駆動機構結合部の構造・配置図(PDF 32.6KB)
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(追記) (追記ここまで)

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