東北総合通信局では、震災・火災・風水害等の非常災害時において、地方公共団体及び災害復旧関係者からの要請に応じて災害対策用ICTユニットを無償貸与する体制を整えています。
災害対策用ICTユニットは、IP電話用構内交換機(IP-PBX)、VoIPゲートウェイ、無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイント、バッテリーなどで構成されています。
災害時に、既存の通信ネットワークが被災して使用ができない場合や通信環境が不十分である場合の外部機関との連絡、被災情報の収集伝達など、初動期の災害対応に必要となる通信環境が確保できます。
東北管内の地方公共団体等においてICTユニットの貸与を希望される場合は、下記の連絡先までご連絡、ご相談ください。
<連絡先>
東北総合通信局 防災対策推進室 TEL 022-221-4333
〒980-8795 仙台市青葉区本町3-2-23 (仙台第二合同庁舎)
[画像:図1]
【ICTユニット基本仕様】
IP-PBX
(通話関連)
内線間通話
外線シームレス発信、外線着信
電話会議
ユーザ端末(番号)自動登録
通話時間制限
100同時通話
その他
(データ通信)
広域網接続による一般的なネットワークサービス利用
(インターネットHP閲覧、LINE、メール等)
スマートフォン
OS:Android Ver.5〜
ソフトフォン:指定SIPphone
(iOS端末やPCでは、あらかじめ用意されたソフトフォンへの設定で通話可能)
Wi-Fi AP
802.11 a/b/g/n/ac
2.4 & 5 GHz デュアルバンド(同時利用)
バッテリー
容量:185Wh(リチウムイオンバッテリー:50,000mAh/3.7V)
入力:16.8V/2.5A(充電時間:6〜8時間)
出力:12V/2.5A(低電流(200mA以下)で自動OFF)
ケース
外寸:424×340×173mm 防水性能:運搬時(蓋ロック状態)IP65
