令和7年12月4日
東北総合通信局(局長:新田 隆夫)は、令和7年11月8日(土)に宮城県仙台市において、サイバーセキュリティに関する講演及び「全国型CTF(Capture The Flag)※(注記)1コンテスト」を開催しました。
近年、サイバーセキュリティ上の脅威が悪質化・巧妙化し、サイバーセキュリティに対するニーズが増大しているなかで、サイバーセキュリティ人材の育成・確保は重要な課題です。
こうした状況を踏まえ、学生や若手社会人等を対象に、サイバーセキュリティへの関心と理解を深めるとともに、実践的なスキル習得を促進することを目的として、全国型CTFコンテストを開催しました。
本コンテストでは、学生や若手社会人等が参加し、仙台会場を含む全国7会場※(注記)2及びオンライン参加者をオンラインで結び、専門家による講演とCTF演習によりサイバーセキュリティの基本的な概念や技術を習得していただきました。
※(注記)1:CTF(Capture The Flag)とは、サイバーセキュリティの分野で専門知識や技術を駆使して隠された答え(Flag)を見つけ出すクイズ形式の競技です。
※(注記)2:仙台、東京、新潟、金沢、大阪、松江、博多
| 開催日時 | 2025年11月8日(土)13:00〜17:00 |
| 対象者 | サイバーセキュリティに興味がある中学生・高校生・高専生・大学生・大学院生・若手社会人(3年目まで) |
| 参加人数 | 仙台会場:17名 全体:466名(7会場:144名、オンライン:322名) |
| プログラム | 第1部:サイバーセキュリティ講演 第2部:CTFコンテスト 講師:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) ナショナルサイバートレーニングセンター長 園田 道夫 氏 |
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講演(仙台会場)
地域で育むセキュリティ人材 〜仙台CTFの取り組み〜 講師:東北工業大学 工学部情報通信工学課程 教授 仙台CTF推進プロジェクト 運営委員 角田 裕 氏 |
第一部では、昨今話題になっているインシデント事例などを紹介し、サイバー攻撃の傾向等を解説いただきました。
【講演の模様】
第二部のCTFコンテストでは、サイバーセキュリティに係る様々な分野から難易度によって点数が異なる問題が出題され、参加者はウェブサイトやファイル等に隠されているキーワード(Flag)を見つけ出し、回答に応じてリアルタイムで更新される得点により競い合いました。
【ワークショップの模様】
【ワークショップの模様】
【仙台会場講演の模様】
【記念写真】
連絡先
東北総合通信局
サイバーセキュリティ室
TEL 022-221-0626