総務省は、この度、平成20年12月に実施した「通信・放送産業基本調査」の結果を取りまとめました。今回の調査結果の概要は、別紙のとおりです。
【今回の調査結果のポイント】
○しろまる 通信・放送産業の平成19年度売上高(実績額)は、合計で19兆75億円(対前年度比1.6%増)。平成20年度見込み額では、19兆654億円(対前年度比0.3%増)。
○しろまる電気通信事業の売上高の内訳は、インターネット接続などに利用されるデータ伝送が29.5%(対前年度比4.7%増)となり、データ通信が進展。
○しろまる 通信・放送産業全体の平成19年度取得設備投資額(実績額)は、2兆8,016億円(対前年度比0.9%減)。平成20年度見込み額では、2兆6,205億円(対前年度比6.5%減)。
通信・放送産業(電気通信事業及び放送事業)における売上高等の実態とその動向を把握するため、平成6年度より実施(平成6〜13年度は「通信産業実態調査(経営体財務調査)」、平成14〜平成19年度は「通信産業基本調査」として実施)。
【調査対象】
●くろまる 電気通信事業:登録電気通信事業者(大規模な回線設備を保有する事業者)は全事業者、届出電気通信事業者(回線設備を保有しない、又は小規模な回線設備を保有する事業者)は資本金3千万円以上の株式会社
●くろまる 民間放送事業:全事業者
●くろまる 有線テレビジョン放送事業:引込端子数1万以上の株式会社
●くろまる インターネット附随サービス業:ポータルサイト・サーバ運営業、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)等について、平成16年事業所企業統計調査名簿、業界名簿等により把握した資本金3千万円以上の事業者
【回収率】
区 分
送付数
有効回答数
有効回収率(%)
通信・放送産業全体
1,540
1,249
81.1
電気通信事業
747
535
71.6
放送事業
793
714
90.0
民間放送事業
549
479
87.2
有線テレビジョン放送事業
244
235
96.3
535
179
33.5
2,075
1,428
68.8
※(注記)各事業を併営する企業があるため、回収した企業数は、1,173社