1 覚書の背景
我が国とタイ王国は、これまで ICT 分野における破壊的イノベーションの分野において相互に交流してきた実績があり、実際に総務省が実施する異能vationプログラム
※(注記)1において、タイ王国からの応募が全体の 20% を超えるなど
※(注記)2、具体的な連携の成果が出ています。
こうした関係をより強化し、この分野における協力を発展させるため、このたび総務省は、タイ王国デジタル経済振興庁と協力覚書を締結しました。
※(注記)1 異能vationプログラム:ICT 分野において、破壊的イノベーションの種となるような技術課題への挑戦を支援するプログラム。
※(注記)2 R3 年度 異能vation公募「破壊的な挑戦部門」の実績。
2 覚書の概要
総務省はタイ王国デジタル経済振興庁との間で、破壊的イノベーションの分野における以下の点で協力を進めることとしています。
(1) 大学、公的機関、企業、地域団体、メディア等の関連者と連携しつつ相互に協働
(2) 破壊的イノベーションのための既存プログラムを始点として、さらなる連携を推進
(3) イベント等における、情報や経験の共有を通じて、イノベーターの新たな発想を促進
3 今後の方針
総務省としては、本覚書に基づき、関係機関とも協力し、破壊的イノベーションの分野におけるタイ王国デジタル経済振興庁との協力を進めてまいります。