1 地デジボランティア全国声かけ・念押し運動
本年1月24日から8月末までを運動期間とし、以下の(1)から(3)の活動を「地デジボランティア全国声かけ・念押し運動」として実施します。
(1)「地デジボランティア」による声かけ・念押し運動の全国展開
i 活動の概要
高齢者等デジタル未対応の方々のデジタル対応を身近な地域活動の中で促していく草の根運動を全国的に展開します。具体的には、各地のボランティア団体やNPO、町内会・自治会等の団体等が、「地デジボランティア」として、その日ごろの活動の中で、以下の取組を無償で行っていただきます(アからウの一部のみの場合もあります)。
ア 「地デジ化はお済みですよね?」「アナログ表示は本当に出ていませんね?」「デジサポがお手伝いしてくれることをご存じですか?」等の声かけ・念押し
イ 相談先(コールセンター、デジサポ)を記載したカード類や資料の配付
ウ 必要な場合には、高齢者に代わってデジサポへ戸別訪問を依頼する連絡
ii 活動を行う団体
公益財団法人ボーイスカウト日本連盟、全国地域活動連絡協議会といった全国的組織のほか、自治体職員、民生委員、地域のボランティア、NPO等の地域の団体等から20万人規模のボランティアが活動予定であり、今後も順次参加の輪を広げていく予定です。
(2)地デジボランティア・スペシャル・アドバイザーの委嘱
高齢者等のデジタル化支援や地域での地デジ普及促進活動への貢献をボランティアベースで行っていただける方を「地デジボランティア・スペシャル・アドバイザー」として委嘱を行います。明日、タレントの服部真湖さんに対し委嘱を行う予定です。今後も、各地で適切な人材がある場合には、同様の委嘱を行う予定です。
(3)デジサポ(総務省テレビ受信者支援センター)による地デジボランティア活動へのサポート
デジサポでは、地デジボランティアの活動を以下によりサポートします。
ア 協力いただける団体を登録の上、原則としてウェブサイト上で団体名を公表
イ 協力団体に対して、地デジボランティア活動に必要なカード類や資料等を提供
ウ 協力団体からの希望に応じて、事前に講習会等により必要な情報提供を実施
エ 専用の相談窓口を設置し、地デジボランティアからの相談に対応
なお、高齢者等から戸別訪問の要請がある場合、デジサポよりお宅を訪問し、デジタル化のお手伝いをします。
2 「地デジ詐欺ご用心!」運動
本年1月24日から7月24日までの期間を運動期間とし、関係者において、地デジに関わる悪質商法の被害とその発生の拡大を防ぐための周知の強化等、以下の取組を行うこととします。
(1)「『地デジ詐欺ご用心!』運動」強化月間の設定
地上デジタル放送推進に関係する事業者・団体等がそれぞれの活動分野において、悪質商法対策を重点的に行う月間等を定めるとともに、実施内容を決めて広く一般に注意喚起等の活動に取り組んでいただきます。
(2)一般に対する注意喚起の強化
i 悪質商法の注意喚起のための声かけの実施
(1)の強化月間を活用する等して、関係事業者・団体が顧客に接したり、デジサポや地デジボランティア、民生委員等が高齢者等に接触する機会に、悪質商法への注意喚起の声かけを積極的に行っていただきます。
ii 「これって地デジ詐欺?ウソ・ホント?」等による注意喚起
注意すべき悪質商法事例をもとに、地デジの基礎知識を解説する分かりやすいクイズ形式のチラシ(別添1参照)や、消費者団体との共同作成によるチラシ(別添2参照)を活用し、デジサポや関係事業者・団体のウェブサイト等を通じて、広く一般に注意喚起します。
iii 地デジコールセンター等への相談者に対する「問いかけ型の注意喚起」の実施
地デジコールセンター等への相談者がオペレーターにつながるまでの短い待ち受け時間中に悪質商法に対する注意を喚起するメッセージを流します(今後、具体的なメッセージを検討の上、2月下旬を目途に開始)。
iv 放送を通じた注意喚起
悪質商法に対する注意を喚起する番組等、放送を通じた取組を強化します。