工学会設備士の目的・評価
本試験制度は、空気調和および給排水衛生設備にかかわる方の、技術者としての基礎的・専門的な技術・知識の習得度を判定する試験で、空気調和・給排水衛生設備にかかわる技術者の育成とこれに基づく技術の向上を目的としています。昭和31年(第1次)より毎年1回実施されており、適切な出題内容、その他厳正な試験運営により、高い社会的評価を得て、既に43,800名以上の方が建築、設備に関する様々な分野において工学会設備士として活躍し、高い信頼を得て関係各界において定着しています。
試験内容
試験方式
マークシート方式
出題内容
空調部門
暖房、冷房、換気空気調和の計画、設計・施工に関する専門知識および環境、エネルギー、安全などに関する専門知識
給水、給湯、消火、排水、衛生器具、し尿浄化槽その他の計画、 設計・施工に関する基本的知識
衛生部門
給水、給湯、消火、排水、衛生器具、し尿浄化槽その他の計画、設計・施工に関する専門知識および環境、エネルギー、安全などに関する専門知識
暖房、冷房、換気その他の計画、設計・施工に関する基本的知識
令和7年度日程
8月1日〜8月29日
申込期間
8月29日(消印有効)まで
書類送付締切
11月上旬
受験票発送
11月29日(土)
試験実施日 空調部門
11月30日(日)
試験実施日 衛生部門
2026年2月上旬
合格発表(合否通知書発送)
2026年2月上旬
合格発表(学会ホームページに公開)
2026年3月末
合格証交付手続き期間(入会受付期間)
・設備士運営要領第3条1項により、合格者で非会員の方は指定する期日までにご入会の手続きが必要です。
※(注記)期日までに手続き未了の方は、合格を辞退されたものと認めます。
・合格発表の際、合格者の受験番号と合格基準を学会ホームページに掲載します。合格基準は試験の結果に基づき、設備士資格検定委員会で決定します。
試験日
空調部門:
令和7年11月29日(土)10:30〜15:30
時間割
空調I10:30〜11:50(80分)20問
空調II13:00〜14:20(80分)20問
空調III14:50〜15:30(40分)10問
衛生部門:
令和7年11月30日(日)10:30〜15:30
時間割
衛生I10:30〜11:50(80分)20問
衛生II13:00〜14:20(80分)20問
衛生III14:50〜15:30(40分)10問
試験当日の公共交通機関の事件・事故による遅延、運転見合わせ、運休の場合の救済措置
は原則として設けておりません。
受験資格
区分
最終学歴
空気調和・給排水・衛生設備に関する実務経験年数
摘要
(イ)
大学理科系課程
(1)新制大学
(2)旧制大学
(3)旧制専門学校
卒業後満0年
卒業証明書の提出をもって受験できる。
(大学院の修了証明書は不可)
工、鉱山、理、農、園芸、医、獣医、薬、水産、商船、航空、海洋、繊維、工芸等の理科系課程
(ロ)
短期大学理科系課程
(1)短期大学
(2)高等専門学校
卒業後満1年以上
短期大学,高等専門学校は学校教育法(昭和22年法律第26号)によるもので,各種専門学校,専修学校は除く。
(ハ)
A.高等学校理科
・工業系課程
(1)高等学校
(2)旧制中学校
(実業系)
卒業後満4年以上
普通科,商業科,家政科などの理科・工業系以外は(ニ)項に該当。農業科,水産科,窯業科は理科・工業系と認定。
B.高等学校建築設備系
卒業後満3年以上
Aから1年短縮
(ニ)
(イ),(ロ),(ハ),(ホ)
に該当しない者
満18歳以上で満7年以上
実務経歴書で7年以上の実務経験を有すると認められた者。
(イ),(ロ),(ハ),(ホ)に該当する者で,本項の条件を満たす者は,卒業証明書
の提出を省略し,本項の資格をもって受験することができる。
(ホ)
(イ),(ロ),(ハ)に該当しない
各種学校を卒業した者
設備士資格検定委員会で実務経験年数を認定
認定した学校は
こちらの一覧(クリック) を参照。
記載のない各種学校で建築・設備に関わる課程を卒業した者は委員会にて審査を行う。
注:実務経験とは
建築設備の設計、工事監理、施工管理、見積、積算等の業務および建築設備に関する教育・研究機関、行政等に従事した経験をいい、建築設備に関する設計図書のトレース、工事における単なる労務者としての経験、アルバイト等は含みません。
また、理科系の大学院や専攻科などの上記に記載のない課程を実務経験として加算できます。
職業能力開発施設または職業能力開発総合大学校の卒業者は以下の受験資格とします。
ただし、卒業証明書が必要です。
(ロ)
職業能力開発大学校または職業能力開発短期大学校
専門課程
(ニ)
上記以外の職業能力開発施設修了者
ただし、訓練期間は実務経歴年数に加算出来る。
提出書類
1 受験申込書 1通
WEB上で申込登録後に提出書類出力よりPDFをご印刷ください。
2 受験資格および実務経歴書 1通
WEB上で申込登録後に提出書類出力よりPDFをご印刷ください。
3 学校卒業証明書(コピー不可) 1通
「2実務経歴書」の所定欄に貼り付けてください。
受験資格(イ),(ロ),(ハ),(ホ)に該当するものは,該当区分に掲げる学校卒業証明書(証明書は学校発行のものとし,卒業証明書を得られない正当な事由がある場合は,これに代わる書類)
※(注記)大学院の修了証明書、卒業証書の原本・コピーは不可
※(注記)海外の大学を卒業し、卒業証明書の提出が困難な場合は、卒業したことが分かる書類の写しを提出してください。
※(注記)婚姻等の理由により卒業証明書と氏名が異なる場合は、変更の経緯が分かる書類
(戸籍抄本等)を添付してください。
4 写真
「1 受験申込書」の所定欄に貼り付けてください。
1) 正面上半身脱帽(4.5c
×ばつ3.5cm)
2) 最近3箇月以内に撮影のもの
3) 裏面に氏名を記入のうえ,写真票に全面のり付けする
4) スナップ写真不可
昨年の受験番号または過去の合格番号をお持ちの方は以下の省略ができます。
1) 実務経歴の入力 (受験資格ロ,ハ,ニ,ホの方)
2) 卒業証明書の提出 (受験資格イ,ロ,ハ,ホの方)
※(注記)上記省略を行った場合でも、1「受験申込書(顔写真付)」2「受験資格および実務経歴書」の郵送提出は必須です。提出忘れのないようにご注意ください。
提出書類の郵送
申込サイトで登録完了後、提出書類出力より印刷した「宛名ラベル」を使用し、すべての提出書類をA4・角2の封筒に封入の上、8月29日(消印有効)までに必ず郵便局窓口にて「簡易書留」でご郵送ください(ポスト投函不可)。発送をもって申込完了となります。(下図参照)
また、提出された書類は,いかなる場合も返却いたしません。
※(注記)郵送の取扱時間や郵送にかかる時間は事前にご確認されることをお勧めします。当会では一切の責任を負いません。
※(注記)書類の到着確認は当会では致しかねます。日本郵便のHPから「郵便追跡サービス」で確認してください。検索に必要な簡易書留の「お問い合わせ番号」を必ず控えておくようにしてください。
※(注記)2部門受験の場合でも提出書類は一組で申込が可能です。
試験地
東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・金沢・広島・福岡・那覇
※(注記)申込後の試験地変更は9月末日迄に下記のリンクから申請してください。
10月1日以降はいかなる理由があっても試験地は変更できません。
→変更申請フォーム
※(注記)フォームが利用できない場合は下記までご連絡ください。
空気調和・衛生工学会設備士係
メール:setsubishi@shase.or.jp
受験料
1部門 9,900円(消費税込)
支払い方法
1コンビニ決済
2クレジット決済
3ペイジー決済(銀行ATM)
※(注記)領収書はお支払い完了後、マイページより出力が可能です。
申込・書類提出期間
令和7年8月1日(金)〜8月29日(金)消印有効
※(注記)必ず期日までに郵便局窓口から書類の発送(簡易書留)を完了してください。
※(注記)申込開始以前、申込期間中の申込に関する(申込用紙が届いているかなどの)問合せにはご回答出来かねますので、ご了承ください。到着に関する問合せは本人控えを基に郵便局へお問い合わせください。
申込方法
1申込サイトで申込登録
2受験料の支払い(コンビニ・クレジット・ペイジー)
3提出書類を郵送(簡易書留)
※(注記)(簡易書留の手続きは、郵便局以外では取り扱っておりません、8月30日までに郵便局窓口で手続きを行って下さい)