【グランプリ出場選手紹介】15位・関浩哉 最高の舞台でSG初制覇へ/ボートレース

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関浩哉

年末の大一番を制するのは誰だ! ボートレース住之江の「SG第40回グランプリ」は16日に開幕。〝黄金ヘル〟争奪戦を繰り広げる18人を順次、紹介する。

〝群馬支部の次代のエース〟が見事な追い込みで2年連続の大舞台出場をかなえてみせた。関は初出場だった昨年の第39回大会(住之江)でトライアル1st、同2ndを突破。実績上位のライバルに引けを取らない走りでGPファイナリスト(4着)となった。

注目度が増した今年は序盤からGIで何度も優出するなど期待通りの走りをみせたが、優勝には手が届かなかった。一方、115期同期の佐藤隆太郎が3月の若松クラシックでSG初制覇を飾り、5月のまるがめオールスターでSG連続Vの快挙。比較されても腐ることはなかったが、笑顔の裏には結果が出ない苦しみを抱えていた。11月の徳山72周年で5度目のGIVを飾ると、両目から大粒の涙があふれた。

「5月のフライング休み明けからは調整が分からなくてSG、GIで結果を残せていなかったから、徳山の優勝は大きかった。自分は勝っても負けても感情が出ない方だけど、あの時は涙が出てしまいましたね」

つきものが落ちたかのように、先月の福岡チャレンジカップも優出(6着)。勢いそのままにGP初制覇を成し遂げたとき、再び歓喜の涙が頬を伝っていることだろう。

しかく関 浩哉(せき・ひろや) 1994(平成6)年11月16日生まれ、31歳。群馬県出身。群馬支部。2014年11月、桐生でデビュー(5着)。18年9月、PGI浜名湖ヤングダービーで初優勝。SGは19年戸田クラシックで初出場(通算4優出)。グランプリは2年連続2回目の出場(1優出)。通算優勝17回(うちGI5回)。158センチ。



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