【ヴィーナスシリーズ第18戦】成長著しい中尾優香が好相性水面で躍動/ボートレース

尼崎ボートの「ヴィーナスシリーズ第18戦 尼崎プリンセスカップ」は7日に幕を開ける。

着実にステップアップした姿を見せるのみだ。中尾優香(24、福岡)が引いた22号機は2連対率23・6%と低調だが、前検の感触はまずまずだった。

「足合わせしていないので分からないですが、足は普通ぐらいです。思ったよりスタートが届かない感じなので調整していきます」

今年は6月の三国でうれしい初優出(6着)、そして来年1月から適用される新勝率(5月〜10月)もキャリアハイの5・55をマークして初のA2昇格を決めるなど急成長を遂げている。「落ち着いてレースができるようになりました。ターンも練習して少しずつ上達してきたと思います。塩田北斗さんや中亮太さんに見てもらっていますので」と同じ福岡支部の先輩のアドバイスに感謝する。

当地は8月の前回戦で自身2度目の優出(5着)を果たしているだけに、期待は膨らむばかり。「優出しているし(水面相性は)いいと思っています。次はA1を目指して頑張ります」と力を込める初日6、10Rから幸先よく滑り出す。(長田良三)