【オーランド(米フロリダ州)8日(日本時間9日)】米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが当地で開幕し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を表明した大谷翔平投手(31)の起用について言及した。
指揮官は「まだはっきりとは分からない。正直、自分としては投げてほしくないという気持ちはある。ただ、ショウヘイは自分の体のことを誰よりもよく分かっている人間。感覚的には打者に専念する形になるんじゃないかと思っているが、実際はまだショウヘイと具体的な話はしていない」と偽らざる本音を明かした。
また、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)の出場に関しては「現時点で、新しくはっきりしたことは何もない、2人がWBCに出場したいという思いがあるのは事実だろうし、日本という国にとっても特別なイベント。その点はよく理解している。その上で、きちんと話し合いをする必要があると思っている。制限や球数の管理について、対話の形で決めていくのが理想。彼らにチャンスを与えたい思いもありますし、同時に、ここ数年の負荷やけがからの復帰過程も考えてあげないといけない。特に山本については26年以降も長期的に見ていく必要がある」と派遣に慎重な姿勢を明確にした。
記者:横山尚杜
大谷翔平
ダルビッシュ有
鈴木誠也
吉田正尚
千賀滉大
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