木原稔官房長官は9日未明、青森県八戸市で観測した震度6強の地震を受け記者会見を開き、被害状況や現地の対応状況を把握するため、青森県に内閣府の調査チームを派遣することを決めたと明らかにした。政府と現地との連絡調整を担うとともに、必要な支援を行うのが狙い。
高市早苗首相は、北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表を踏まえ「今後1週間程度、気象庁や自治体からの情報に留意してほしい」と官邸で記者団に語った。家具の固定や避難態勢の確認も呼びかけた。
小泉進次郎防衛相は防衛省で記者団の取材に応じ、自衛隊機が被害状況を収集するため活動していると説明した。陸海空自衛隊に緊密に連携しつつ、人命救助第一に活動するよう指示したことも明らかにした。
