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マイコプラズマ肺炎

頑固なせきをともなう呼吸器感染症で、小児や若い人に比較的多く見られます。現在、全国的に患者数が増加傾向にあり、さらにこれから冬にかけて増加することが懸念されるため注意が必要です。

鳥取県のマイコプラズマ肺炎の発生状況について

集計期間:令和7年第48週(令和7年11月24日(月・祝)〜11月30日(日))

マイコプラズマ肺炎は、東部地区で患者報告数が増加し、中部地区で流行しています。引き続き注意が必要です。

鳥取県内のマイコプラズマ肺炎発生状況は以下のとおりです。

鳥取県のマイコプラズマ肺炎発生状況(令和7年第48週3点グラフ)(xlsx:675KB)

マイコプラズマ肺炎について

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ( Mycoplasma pneumoniae )」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。
小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。

【感染経路】
飛沫感染、接触感染
【症状】
発熱や全身の倦怠感(だるさ)、頭痛、せきなどの症状がみられます。せきは熱が下がった後も長期にわたって(3〜4週間)続くのが特徴です。感染した人の多くは気管支炎で済み軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり重症化することもあります。
また、一部の方で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。
【予防】
手指衛生、咳エチケット


マイコプラズマ肺炎(国立健康危機管理研究機構)

マイコプラズマ肺炎の発生状況について(国立健康危機管理研究機構)


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