このサイトではJavaScriptを使用したコンテンツ・機能を提供しています。JavaScriptを有効にするとご利用いただけます。

本文へスキップします。

ここから本文です。

丹後の海の生き物(マカキ)

[画像:マカキ]

冬の丹後地方の代表的な味覚としては、松葉ガニとマカキをあげる人も多いことでしょう。
カキの養殖は、紀元前のローマ帝国時代にすでに始まっていました。日本では1600年代の江戸時代に広島湾周辺で、京都府内では明治中ごろから久美浜湾で始められたと言われます。
このカキと人間との長い付き合いは、単においしいからだけでなく、健康食品として、カキの栄養価が高いことを、昔から経験的に知っていたからではないでしょうか。体の活力の源と言われているグリコーゲンやビタミン、鉄や銅などのミネラル分、また肝臓の働きを助けるタウリンなども多く含んでいます。
カキなべと熱燗で少々飲み過ぎても、悪酔いしないゆえんでしょう。

京都府立海洋センター所長 桑原昭彦
(平成16年11月3日、京都新聞掲載)

お問い合わせ

農林水産部海洋センター

宮津市字小田宿野1029ー3

電話番号:0772-25-0129

ファックス:0772-25-1532

ngc-kaiyo@pref.kyoto.lg.jp

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /