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福井県における在宅ケア体制

最終更新日 2025年6月23日 | ページID 018985

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福井県では、住み慣れた自宅や地域で、自分らしく安心して暮らしていける環境づくりを進めるため、医療・介護の連携をより一層強化し、地域全体で在宅療養者を支えていく体制を整備しています。

福井県の在宅医療推進の基本的方向

医療・介護関係団体の代表者で構成する「福井県医療審議会 在宅医療体制検討部会」において、福井県全体の在宅医療・介護に関する課題の把握や、その課題に対する対応策の検討などを行っています。
令和6年3月に、第8次福井県医療計画を策定し、この中で、福井県の在宅医療推進の基本的方向をまとめています。

第8次福井県医療計画(第5章 第1節 在宅医療)

第8次福井県医療計画についてはこちら

在宅医療の推進に必要な体制

国が在宅医療の提供体制に求めている医療機能には、主に次の4つがあります。

(1)入退院支援
入院医療機関と在宅医療に関わる機関とが連携・協働して継続的な医療を行う

(2)日常の療養支援
多職種と協働し、患者や家族の生活を支える医療を提供するとともに、緩和ケアの提供ならびに家族への支援も行う

(3)緊急時(急変時)の対応
在宅療養の患者の緊急時の往診や訪問看護体制の導入、入院病床の確保を行う

(4)看取り
住み慣れた自宅や介護施設など、患者が希望する場所で看取りを実施する

これらの機能を継続していくためには、病院、歯科、薬局、訪問看護事務所、居宅介護事務所、地域包括支援センターなどの多様な機関・多職種が相互に連携を図り、24時間体制で在宅医療を提供していく必要があります。

renkei

入退院支援 福井県入退院支援ルール

「福井県入退院支援ルール」は、医療と介護の関係者が連携して患者のスムーズな在宅移行を支援するための情報共有に関する基本的な流れを示したものです。
だいやまーく 適用地域:福井県全域
だいやまーく 運用開始:平成28年4月〜

日常の療養支援
嚥下調整食のポイント集 NEW!

福井県、福井県歯科医師会、福井県栄養士会の3者で「嚥下調整食のポイント集」を作成しました。
加齢や体力の衰えに伴い「咀嚼」や「飲み込み」に問題を抱える高齢者へのケアは、在宅介護の場面においても、近年ますます重要となっています。
このポイント集は、ケアに関わる専門職が共通の認識を持ち、対象者に関わることを目的に作成した指導用ツールです。

(無断での転載、転用を禁じます)

しかく 表紙
しかく 嚥下調整食作りにあると便利な道具
しかく とろみ剤の使い方
しかく 嚥下調整食を作る時のポイント
しかく 気をつけたい食材
しかく 嚥下調整食(コード1j)について
しかく 嚥下調整食(コード2)について
しかく 嚥下調整食(コード3)について
しかく 全体版

👉福井県歯科医師会ホームページ
👉福井県栄養士会ホームページ

日常の療養支援 在宅ケアサポートセンター事業

福井県では、今後増加する訪問診療の必要量に対応するため、医師会、歯科医師会、薬剤師会、栄養士会に「在宅ケアサポートセンター」を設置し、在宅ケアの実施環境の向上とともに、職種間の連携を強化し、在宅医療の包括的な支援体制を整備しています。
【在宅ケアサポートセンターの組織図】
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緊急時(急変時)の対応 各市町・郡市医師会の取組み

平成27年度から、在宅医療・介護連携推進事業は市区町村が事業実施主体となり、各市町が地区の医師会(郡市医師会)等と協力しながら事業を実施しています。
福井県では、坂井地区で整備した在宅ケアの体制モデルを全県に展開することを通じて、各市町での取り組みを支援しており、平成29年度末に全市町・郡市医師会での在宅ケア体制の整備状況を取りまとめました。

坂井地区の在宅ケア体制を全県に展開するに当たっては、ポイントを以下の3つに絞っています。
(1)ワンストップでの医療・介護サービスの提供
(2)多職種・機関とのスムーズな連携を図るための患者情報共有化
(3)地域の医療機関の連携による24時間対応の在宅医療
これにより、在宅においても医療と介護を切れ目なく受けられる環境となることを目的としています。
坂井地区モデル概念図(PDF:488KB)
在宅ケア体制の全県展開図(PDF:886KB)
各市町・郡市医師会別の整備状況(PDF:669KB)
今後、各地域での整備内容を一層強化させるとともに、住民および医療・介護従事者への体制の理解普及を進めていきます。

「つぐみ(福井県版エンディングノート)を活用したACPの普及

福井県では、ACPの普及・啓発を目的として、「つぐみ(福井県版エンディングノート)」を作成しました。

第1編のエンディングノートと第2編の人生会議の2部構成となっています。

つぐみ(福井県版エンディングノート)の特徴

第1編自身がやり残したこと、これからしたいことは何か、 そして、それを行うためにできることは何か、
分かりやすく、誰でも気軽にポジティブに記入できる

第2編もしものとき、どのような医療や介護を受けたいか、 大切な人に自身の考えを伝えることができるように、
医療従事者等と一緒に作り上げていく

「つぐみ(福井県版エンディングノート)」の詳細はこちら

tugumihyoshi

(参考)在宅ケア普及啓発事業

市町を実施主体として、市町単位・集落単位で、在宅ケアの具体的な事例や地域ごとの医療・介護サービスなどを学ぶシンポジウムや講習会、出前講座等を開催しています。

(普及啓発用ツール)
しろまる在宅ケアパンフレット「わが家が一番」
在宅ケアの様子や、実際に利用したいときの問合せ先を知ってもらえるよう、パンフレットを作成しています。下記のページからダウンロードができますので、ご利用ください。

パンフレットのダウンロード

しろまる在宅ケア紙芝居
在宅ケアの具体的な利用事例や地域住民による支え合いの大切さを知ってもらえるよう、紙芝居(パワーポイント投影)を作成しています。下記のページからダウンロードができますので、ご利用ください。

紙芝居のダウンロード

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お問い合わせ先

長寿福祉課地域包括ケアグループ

電話番号:0776-20-0330 | ファックス:0776-20-0713 | メール:choju@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)

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