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国道305号 吉崎〜浜坂拡幅(平成18年11月11日開通)

最終更新日 2008年4月18日 | ページID 004913

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事業概要

一般国道305号は、石川県金沢市を起点とし福井県南条郡南越前町に至る延長約111kmの幹線道路です。
本事業は、二級河川北潟湖に架かる開田橋付近の局部的な線形不良の解消を図るため、河川改修事業と一体的に整備を実施しました。
平成13年度に事業着手し、用地買収や開田橋橋梁工事を進めた結果、平成18年11月に事業の完成をむかえることが出来ました。

事 業 名 : 道路特殊改良事業
路 線 名 : 一般国道305号
事業箇所 : あわら市吉崎1丁目〜浜坂
道路規格 : 第3種第2級
設計速度 : 50km/h
事 業 費 : 約21億2700万円(橋梁 約5億5000万円)


開田橋 橋梁概要

橋 長 : 28m
幅 員 : 15.0m(車道 3.25×2=6.5m、歩道 3.5×2=7.0m)
設計荷重 : B活荷重
上 部 工 : プレテンション方式PC単純床版橋(支間長5.75m)
プレテンション方式PC単純中空床版橋(支間長21.15m)
下 部 工 : W型一体構造 鋼管杭基礎

側面図 断面図
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事業前 事業後
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開田橋の歴史
幕末も押しつまった江戸時代の終わり、慶応三年(1867年)、陸路の開通と新田開発を目的として、もとの渡船場の吉崎・浜坂間に、石垣や材木からなる堰堤・開田橋と水門がつくられました。交通の便は飛躍的に良くなり、また潮止水門により塩分調節が可能になったため、北潟湖の淡水化が進み、田の質は良くなり、カキ漁から淡水漁へと農業、漁業は発展しました。(昭和48年発行芦原町史より) その後、大正5年、昭和7年、昭和39年、平成に入っての今回の事業と幾度かの改修を経て、今日に至っています。
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