既存製造現場の省人化を実現する自律無人機導入を検討可能なデモシステム構築(春江電子株式会社)
最終更新日 2024年9月17日 | ページID 058149
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安全移動を確保しつつ製造現場の省人化を実現する既存製造現場への、後付けAGV(自立走行搬送ロボット)の導入を検討可能なデモシステムを構築しました。
令和5年度
成長産業チャレンジ支援事業補助金
「既存製造現場の省人化を実現する自立無人機導入を検討可能なデモシステム構築 」
事業実施の経緯
AGV導入により省人化を図りたい企業から相談を受けますが、省人化効果がどの程度なのか、また導入イメージができないということで商談が終わってしまうケースが多くありました。実際にデモを見てもらう、体験してもらうことで導入して頂けると考えました。
事業の内容
AGVを使用して、トレーに入った製品を運搬する自動化を3種の方法で行い、自動化のメリット、実際の工場でのスピード、安全性、操作性などを検証すること。簡易的なデモを構築することです。
事業の成果
AGVを使用して、スピード、安全性、操作性などを検証することができました。搬送重量やセットアップにかかる時間、費用、また、他の設備との連動など今後の課題も明確にすることができました。デモシステムも概ね構築できました。
製品のPR
弊社工場内でAGVを使ったシステムのデモを行い、製造業や運送業の管理・監督者に体験して頂けます。また、客先にてデモを行うことも可能であり、省人化の効果を実感して頂けます。
経営者の声
山口 博司 氏
国内の働き手が減少していく中、省人化、自動化を進めていくことは必須の時代となっている。メーカーとして、地元の工場へ貢献したい。
開発者の声
お客様の工場内でAGVが搬送することで業務効率化が図れると思います。運ぶもの、工場のレイアウトに合わせてカスタマイズできるように今後もシステム開発を続けていく。