実用性に優れた福井県発ARグラスの開発(株式会社ボストンクラブ)
最終更新日 2024年9月17日 | ページID 058071
印刷事業実施の経緯
R4モデル(初期モデル)の課題、重量があるため耳にかかる負担が大きい、小型化・軽量化(R4モデル:109g)、連続駆動時間の増加(R4モデル:3時間)の3点を改良した新ARグラスの開発・試作を、産学官連携で行いました。
事業の内容
(株)ボストンクラブにて、眼鏡フレーム(neoplug)の軽量化を実施。
(株)オーディオテクニカフクイ、福井県工業技術センターにて、ARデバイスの小型化、連続駆動時間の増加に取り組みました。
事業の成果
・初期モデルの重量109gに対して
新ARグラス69.7g(約40gの軽量化に成功)
・初期モデルの連続駆動時間3時間に対して
新ARグラスでは7時間以上(3時間以上の延長に成功)
・R6.3.31に開催された「第1回ふくい桜マラソン」で
ペースランナーなど9名に実際にARグラスを装着し、
走っていただきました。
製品のPR
鯖江眼鏡企業(株)ボストンクラブによるフレーム開発、(株)オーディオテクニカフクイによるARデバイスの開発および試作、福井県工業技術センターによるソフト開発。福井の産学官が共同で開発した福井発のARグラスです。
経営者の声
小松原 一身 氏
福井産学官による共同開発で「福井発ARグラス」の開発および15台の試作を無事、完了する事ができ、関係者の方々に感謝の意を表します。最終目標である「第1回ふくい桜マラソン」において、実際にペースランナーに着用してもらい、様々な意見、感想を参考に、マラソン以外の活用方法も含め、引き続き、検討していきます。