イノシシの生態と被害の防ぎ方 4/4
最終更新日 2016年4月1日 | ページID 005451
印刷イノシシの被害の防ぎ方
集落をエサ場にさせない
- 収穫しない柿などを始め、盗られてもかまわない農産物など、気づかずに与えているエサに気がつくことが重要です。
- 水田では、ひこ生えや落ち穂を与えないように、必ず秋起こしをしましょう。
- 野菜畑では、収穫を終えた野菜類は株元を切断して、枯れあがらせましょう。やせたイモやイモヅル、根菜類の葉っぱなど野菜クズも放置しないで、土に埋めるかコンポストで腐熟させてください。
- 熟して落ちた果実もエサになります。果実を収穫する見込みのない果樹は切り倒しましょう。
農地を住みかにさせない
- 草などが生い茂った休耕地や耕作放棄地は、イノシシにとって格好の住みかになります。
- 耕作放棄地は集落ぐるみで草刈りを行い、見通しをよくしておくことが重要です。
耕作放棄地にウシ、ヤギ、ヒツジ、七面鳥などの家畜を放し飼いし、除草と鳥獣被害防止効果の両方が検討されています。
※(注記)福井県でも平成16年6月22日から9月27日まで美浜町において若狭牛放牧による獣害防止実証試験を行い、獣害の減少が認められました。
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