道有林の分布(東部森林室)
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道有林のすがた
(道有林とは)
道有林は、北海道が所有する森林のうち、森林経営などを目的としている森林で、森林の持つ公益的機能の持続的な発揮を通じて、地域の振興と道民の生活の向上を目指しています。
(森林資源)
道有林の面積は、約61万ヘクタールで北海道の土地面積の約8パーセント、森林面積の約11パーセントを占めています。
道有林の森林蓄積は、全道の森林蓄積の約11パーセントに当たる7,981万立方メートルで、直径40cmのエゾマツの立木に換算すると約5,400万本、道民1人当たり約10本に当たります。
人工林、天然林の別では、人工林が13万2千ヘクタール(22パーセント)、天然林が45万5千ヘクタール(75パーセント)、その他2万2千ヘクタール(4パーセント)となっています。
また、道有林の90パーセントの約54万ヘクタールが水源かん養保安林や土砂流出防備保安林などの保安林に指定されているほか、国立公園、道立自然公園等に6万9千ヘクタール、自然環境保全地域に5千ヘクタールが指定されています。その他、自然景観保護地区、鳥獣保護区、史跡・名称・天然記念物など多くあり、自然環境の保全や保健休養の場としても機能を発揮しています。
(組織名の変遷)
時 期
全 道 の 動 き
組 織 名
昭和22年
国有林から分離独立し、全道に14の林務署を設置 「函館林務署」が設置される。平成6年
道有林管理センターに名称変更 「函館道有林管理センター」となる。平成14年
普及指導業務を統合し、森づくりセンターに名称変更 「渡島東部森づくりセンンター」となる。平成22年
支庁制度改革により、総合振興局、振興局内に森林
室を設置
「渡島総合振興局東部森林室」となる。
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