(財務部では管財総括課、統括国有財産管理官、 宮古財務出張所、八重山財務出張所が担当)
財務部では、国有財産の総括機関として、各省庁や地方公共団体等と連携した最適利用を図る取り組みのほか、国有財産の売却などを通じ国の財政に貢献するとともに、地域と連携した有効活用を図ることによって地域・社会のニーズに対応するなど、個々の状況を踏まえて多面的な視点から、国有財産の「最適利用」の追求に努めています。
財務部では、国の地方出先機関が使用している庁舎や宿舎などの使用状況を調査し、集約立体化、移転再配置を進めるなど、その効率的利用とみなさまの利便に役立てるよう総合的な調整を行っています。
その1例として、国の出先機関が使用している庁舎等の行政財産について、その建物や土地が効率的に使用されているかどうかの監査を行っています。また、監査の結果、非効率な使用となっている場合は、効率的な使用を図るとともに、国有財産の適正な管理及び有効活用を促進しています。
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那覇第2地方合同庁舎1号館 那覇第2地方合同庁舎2号館 那覇第一地方合同庁舎
財務部では、国が直接使用しない国有財産(普通財産)について、公園や学校など地域の皆さまに役立てていただくために、公共的な施設用地として地方公共団体等に優先的に売払いや貸付けを行い、地域の「まちづくり」の貢献に努めています。
具体的には、国有財産は公用・公共用の利用を優先する考え方を基本としつつ、迅速かつ透明・公平に行うため、原則となる統一的なルールを定めて売却等を行っています。一方、有用性が高く希少な財産については、将来世代におけるニーズへの対応のため、「留保財産」として所有権を留保しつつ、地域・社会のニーズを踏まえ、定期借地権による貸付けを行うこととしています。
また、公共施設として売却・貸付けを行わない財産は、一般競争入札などの方法により売払いしているほか、旧里道・水路が現に住宅敷地等として使用されている場合には使用者に対して売却を行っています。
国有財産の活用事例を紹介
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セルラースタジアム那覇 定期借地契約を活用した 宮古島市未来創造センター
公園用地として 那覇市内の保育施設として 宮古島市に売払い
沖縄県に貸付け 地域や社会のニーズに対応 新しいまちづくりに貢献