LNGは環境負荷の少ない燃料であり、今後、発電等の燃料として沖縄本島以外の離島においても利用が見込まれています。一方で我が国ではコンテナ等を活用したLNGの小規模国内海上輸送(スモールスケールLNG海上輸送※(注記)1)が行われておらず、離島での利用を実現するためには、輸送上の課題を整理する必要がありました。
このため、沖縄本島から宮古島へのLNG海上輸送をモデルケースとして行政機関、民間事業所者からなる検討会を今年1月に設置し、検討を重ねてきた結果、関係する諸制度が整理され、課題とその対応策について今般取りまとめられました。
今後、本検討会で整理された結果に基づいて、LNGの小規模国内海上輸送が行われ、離島地域での電力の安定供給や環境負荷の低減が図られることが期待されます。
○しろまる第1回議事:離島向けLNG海上輸送に関する現行制度の課題の整理
○しろまる第2回議事:スモールスケールLNG海上輸送に関する現行制度の課題に対する対応案の検討
○しろまる第3回議事:検討結果のとりまとめ※(注記)2
※(注記)1:小型LNGタンカーを除く。
※(注記)2:第3回は書面開催。