News Release東日本電信電話株式会社
2021年2月8日
長期増分費用方式による接続料金の認可申請について
本日、総務大臣に対し、2021年度に適用する長期増分費用方式による接続料金について、接続約款変更の認可申請を行いました。
1.長期増分費用方式による接続料金の認可申請の概要
加入者交換機(GC)および中継交換機(IC)等の接続料金について、総務省から通知された長期増分費用モデルに基づき、2020年度下期および2021年度上期の予測通信量等を用い算定しました。
また、交換機等費用に含まれるNTSコスト※(注記)1については、第一種指定電気通信設備接続料規則に基づき、き線点RT-GC間伝送路コスト※(注記)2の全額を加算しており、それ以外のNTSコストは全額控除しております。
- ※(注記)1NTSコスト(Non-Traffic Sensitive Cost):交換機設備のうち、通信量の増減によって変化しない装置の費用です。
- ※(注記)2き線点RT-GC間伝送路コスト:き線点RT(Remote Terminal:メタルケーブルに収容する電話等の通信を、加入者交換機まで光ファイバで伝送するために多重化する装置)が設置されている収容局から、加入者交換機設置局までの中継伝送路に係る費用です。
○しろまる主な接続料金案
(3分あたり)
| 区分 | 2021年度 | (参考)2020年度 |
|---|---|---|
| GC接続 | 7.59円 | 7.47円 |
| IC接続 | 8.91円 | 8.71円 |
(月額)
| 区分 | 2021年度 | (参考)2020年度 | |
|---|---|---|---|
| 中継伝送専用機能 | MA内・24回線 <1.5mbit/s相当> の場合 |
9,496円 | 9,608円 |
(月額)
| 加入者交換機 回線対応部専用機能 |
24回線 <1.5mbit/s相当> ごとに |
18,166円 | 16,223円 |
|---|---|---|---|
| 中継交換機 回線対応部専用機能 |
24回線 <1.5mbit/s相当> ごとに |
1,050円 | 1,124円 |
| 中継交換機 接続用伝送装置利用機能 |
672回線 <50mbit/s相当> ごとに |
16,885円 | 19,578円 |
(1件あたり)
| 加入者交換機等 接続回線設置等工事費 (672回線 <50mbit/s相当> ごとに) |
定期申込み | 228,577円 | 161,101円 |
|---|---|---|---|
| 随時申込み | 315,437円 | 211,042円 |
2.実施時期
総務大臣の認可を得た後、2021年4月1日(木)から適用します。
- 別紙・参考資料
- (参考)特例算定方法の適用に係る検証結果(LRIC検証結果)
報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。