耳や言葉の不自由な方が、外出先で電話をご利用いただく際のコミュニケーションツール「電話お願い手帳」平成22年版の発行について 〜お客様からいただいたご要望をヒントに昭和58年から発行、今年で28年目〜

平成21年12月4日


耳や言葉の不自由な方が、
外出先で電話をご利用いただく際のコミュニケーションツール
「電話お願い手帳」平成22年版の発行について
〜お客様からいただいたご要望をヒントに昭和58年から発行、今年で28年目〜


しかく NTT東日本およびNTT西日本(以下、NTT東西)は、CSR活動の一環として、平成22年版「電話お願い手帳」(以下、本手帳)を約22万部発行(注記)し、NTT東西の各支店をはじめ地方自治体や福祉団体等を通じて、平成21年12月上旬から順次配布します。
しかく NTT東西では、今後も本手帳の発行をはじめとするCSR活動に全社をあげて取り組んでまいります。

(注記)発行部数 NTT東日本:約11万部、NTT西日本:約11万部


1.発行の目的等について
本手帳は耳や言葉の不自由な方が、外出先で電話連絡等を行う必要が生じた際に、用件や連絡先等を書いて近くの方に協力をお願いするためのコミュニケーションツールです。昭和58年に千葉県の流山電報電話局(当時)に寄せられたお客様のご要望をヒントに発行して以来、毎年内容を充実させながら継続して発行し、今年で28年目となります。
本手帳には、電話に関するお問い合わせ、ご注文をファクスで承る「NTTふれあいファクス」の案内や、災害・緊急時に役立つ「災害用伝言ダイヤル」「災害用ブロードバンド伝言板」の情報等も掲載しています。


2.配布方法について
NTT東西の各支店等をはじめ地方自治体や福祉団体等を通じて本手帳を配布するほか、昨年に引き続き、ダイエー様、セブン&アイ・ホールディングス様、イオングループ様などにご協力いただき、各店舗にて配布します。
また、より多くの方々に本手帳についてお知らせするため、リーフレットやポスターも作成・配布します。特に、リーフレットには、耳や言葉の不自由な方々へのご理解を深めていただくことを目的に、耳や言葉の不自由な方々が日常感じている不便さやコミュニケーション方法、留意点などを記載しています。


3.その他
本手帳は地球環境に配慮し、手帳カバーには、燃やしてもダイオキシンが発生しない素材(ポリオレフィン)を、手帳本体にはリサイクルペーパーを使用しています。
また、耳や言葉の不自由な方のコミュニケーション手段として、ファクスを簡単に利用していただくことを目的としたファクス送信用紙「ふれあい速達便」も本手帳と同時に発行します。



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