NTT東日本では、ネットワーク上で広域なLANを実現するワイドLANサービスを、昨年5月から提供していますが、イーサネット技術の進展や自治体/企業内トラヒックのハイペースな伸び等を背景に、LAN/WANの高速化や帯域保証、スケーラビリティへのニーズが増大していることから、より高速帯域までカバーし、柔軟な帯域選択を可能とする「スーパーワイドLANサービス」を新たに提供することとし、本日、総務大臣に契約約款の認可申請及び料金の届出を行いました。
また、現在提供中のワイドLANサービスについて、料金を改定することとし、併せて届出を行いました。
1 スーパーワイドLANサービスの概要
本サービスは、ワイドLANサービスと同様に、お客様のご利用形態に応じてネットワークをカスタマイズし、複数拠点を結ぶ広域なイーサネットLANを提供するサービスです。
ワイドLANサービスと比べて、お客様拠点間の最大伝送速度を100Mb/sに高速化したことや帯域を選択可能としてオーダーメイド性を高めたこと等が特色です。
<主な特徴>
(1)
アクセス回線(お客様拠点〜当社収容ビル)は10Mb/s(10BASE-T)、100Mb/s(100BASE-TX)の帯域保証型2メニューを用意
(2)
中継回線(当社収容ビル〜当社中継ビル、当社中継ビル間)は10Mb/s、100Mb/s、1Gb/s の帯域保証型3メニューを用意
(3)
上記メニューの組合わせにより、ベストエフォート(*1)型からギャランティ型までお客様がプライベートネットワークを自由に構築可能、かつお客様拠点間のトラヒックの増減に対応してアクセス/中継回線の帯域を柔軟に変更可能(優れたスケーラビリティ)
(4)
県域や市域等一定エリアにおけるお客様拠点の増加に伴い、基本的に1拠点あたりのランニングコストが低減するため、多数の拠点を有するお客様にメリット大
*1 :
他のお客さまのトラヒックの影響は受けません。
<ご利用イメージ>
[
画像:<ご利用イメージ>]
2 スーパーワイドLANサービスの料金等
(1)契約単位
LANを構成するアクセス回線グループ単位
(2)月額料金
1契約ごとにネットワーク構成に応じて以下の方法により算出します。
※(注記)
月額料金の計算例は(
参考)をご参照下さい。
(3)初期費用
<1>契約料
1契約ごとに800円
<2>工事費
別途必要となります
3 ワイドLANサービスの料金改定
*5
回線終端装置使用料(1,200円)を含みます。
4 提供地域
サービス開始時は東京23区等の一部ですが、その後需要等に応じて東日本全エリアに順次拡大します。
5 提供開始日
平成14年3月(予定)