NTT東日本:NewsRelease




平成13年9月13日

報道発表資料

インテル株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社
東日本電信電話株式会社


光サービス向けコンテンツ配信トライアルの実施について


インテル株式会社(以下インテル、東京本社 東京都千代田区、代表取締役社長 ジョン・アントン)、日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下日本HP、本社 東京都杉並区、代表取締役社長 寺澤正雄)、東日本電信電話株式会社(以下NTT東日本、本社 東京都新宿区、代表取締役社長 井上秀一)は、NTT東日本が提供する「Bフレッツ」(注記)1をご利用のお客様をはじめとして、光サービス向けのコンテンツを配信し、体感していただくトライアルを三社共同で実施いたします。

なお、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDNをご利用のお客様向けには、RealVideo/Audioフォーマット(注記)2でエンコード(注記)3したコンテンツを配信いたします。


1. 背景
光ファイバを利用したサービスの開始により、本格的な超高速ブロードバンドサービスや光サービス向けのコンテンツの需要が急速に拡大するものと考えられ、それに伴って、サーバやネットワーク、クライアント等多くの関連分野で、新しい技術やノウハウが必要になってくると思われます。
本トライアルは、このような課題の解決に資するよう、各社のコアコンピテンスを結集して、超高速ブロードバンドサービスならではのMPEG2(6Mbps)(注記)4のコンテンツを配信するものとして実施します。


2. トライアルの概要
(1)目的
・ MPEG2(6Mbps)コンテンツの配信、体感による超高速ブロードバンドサービスの拡大、普及
・ 広帯域、双方向通信に適したアプリケーション等の検証
・ 双方向、光サービスに適したサーバ環境等の技術的検証

(2)期間
平成13年9月14日より6ヶ月程度

(3)コンテンツを利用可能な方
・ MPEG2フォーマットについては、Bフレッツをご利用いただいている東京都(町田市等一部地域を除く)のお客様。(注記)5
(別途、Net Stream2000(Sigma Designs社)等のハードウェア、または、ソフトウェアのMPEG2デコーダーが必要となります。)
・ RealVideo/Audioフォーマットについては、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDNをご利用いただいている東京都(町田市等一部地域を除く)のお客様。
・ トライアル期間中は、Bフレッツをご契約のお客様以外でもご利用いただけるスポットを設置予定。


3.各社の役割
今回のトライアルの開始にあたり、Bフレッツ及びフレッツ・スクウェア(注記)6環境をNTT東日本が提供し、サーバ機器及びユーセージ情報収集ツール等を日本HPが提供し、配信する高品質コンテンツはインテルが提供しました。
今後は、三社は共同で、コンテンツの視聴状況のデータ収集、分析などを行う予定です。




用語説明


(注記)1
Bフレッツ
NTT東日本が提供するベストエフォート型のネットワークサービス。加入者光ファイバを利用し、NTT東日本の地域IP網を介して、お客様が契約するインターネットサービスプロバイダ様等に接続する。

(注記)2
RealVideo/Audioフォーマット
Real Networks社が提供する画像、音声フォーマットタイプ。

(注記)3
エンコード
データを一定の規則に基づいて符号化すること。データの圧縮や暗号化などがこれにあたる。エンコードされたデータを元に戻すことをデコードという。

(注記)4
MPEG
Moving Picture Experts Groupの略。ディジタル動画を圧縮する技術で、MPEG-1、MPEG−2、MPEG-4などがある。MPEG-2では、DVD並みの高品質の画像が提供可能となる。

(注記)5
Bフレッツの提供エリア
平成13年8月末現在の提供エリアは、東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、練馬区の一部地域、板橋区の一部地域となります。なお、今後の拡大予定エリアについては、以下のURL(https://flets.com/)でご案内しております。

(注記)6
フレッツ・スクウェア
フレッツサービスをご利用のお客様向けにNTT東日本が提供するサイトで、料金、工事期間等のサービス情報コーナー、速度確認コーナー、ブロードバンド体感コンテンツコーナーなどを提供している。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /