NTT東日本およびNTT西日本では、マルチメディア会議システム「Phoenix」シリーズのラインナップとして、高画質で高機能なテレビ会議システム「
Phoenix 3000HX」を平成13年6月8日(金)から販売開始します。
販売開始日
平成13年6月8日(金)
販売予定数
NTT東日本 50台/年
NTT西日本 50台/年
販売エリア
全 国
※(注記)1
上記販売価格には消費税相当額および地方消費税相当額は含まれていません。
1.商品概要
本商品はISDN回線またはLANを利用して、資料や電子ファイル等を表示しながら、高画質なテレビ会議や多地点を結んだ同時会議が可能な高機能テレビ会議システムです。ビジネスでの利用をはじめ、遠隔教育や遠隔医療等、様々なシーンでご利用いただけます。
2.主な特徴
(1) 導入しやすいパッケージをご用意
お客様のネットワーク環境に合わせてISDNパッケージとLANパッケージをご用意しました。パッケージにはモニタやキャビネットが含まれていますので、導入と同時にテレビ会議が行えます。
(2) 各種データを利用し充実したテレビ会議を実現
マイクロソフト社のPowerPointやExcel等で作成した資料や静止画を表示しながら、テレビ会議が行えます。また、静止画と動画を別々のモニタに同時に表示することも可能で、相手の顔と資料を同時に見ながら効果的な遠隔プレゼンテーションが行えます。
(3) スムーズな動きの多地点同時会議が可能
ISDNパッケージを利用することにより、通信速度が128kbpsで4地点※(注記)2を結ぶ同時会議が可能です。多地点を結んで同時にテレビ会議が開催できるため、本社・支店間など遠隔での集合会議が可能です。また、国際標準規格ITU−T H.320規格に準拠していますので、同規格に準拠した端末であれば接続が可能です。
※(注記)2
「BRIボード(INSネット64用)」や「PRIボード(INSネット1500用)」及び「MCUアップグレードソフト」をインストールすることにより、通信速度が128kbpsで6地点、または512kbpsで4地点を結ぶ同時会議が可能となります。
(4)
LAN対応なので通信コストの削減が可能(ITU−T国際標準方式H.323準拠)
LANパッケージを利用することにより、LAN上でテレビ会議を行うことができます。LAN導入済みのオフィスならHUBに接続するだけで、簡単にテレビ会議が実現でき、通信コストが節約できます。
(5)テレビ会議をより使いやすくする多彩なオプション
最大1536kbpsの高速通信を可能にする通信回線増設用の「BRIボード」や「PRIボード」、最大6地点同時会議を実現する「MCU※(注記)3アップグレードソフト」、LAN上でのテレビ会議を実現する「LANアップグレードソフト」の他、平面資料や立体物の映像を鮮明に取り込む「ドキュメントスタンド」等の多彩なオプションをご用意しています。
※(注記)3
Multipoint Control Unitの略。多地点接続を実現するため集中制御を行う装置のこと。