NTT東日本は、光ファイバを利用して高速のイーサネットMAN(*)を実現する網型通信サービス「メトロイーサ」を提供することとし、本日、総務大臣に契約約款の認可申請及び料金の届出を行いました。
(*) Metropolitan Area Network
1.サービス提供の目的
インターネットアクセス回線等のブロードバンド化の進展に伴い、ISP事業者のバックボーン回線やデータセンタまでのアクセス回線を中心に、高速・広帯域のサービスへのご要望が高まっています。
このようなご要望にお応えし、我が国におけるIT革命の推進に貢献することを目的に、本サービスを提供することとします。
本サービスの提供により、お客様の各拠点間での膨大なデータの伝送が低廉な料金で可能になります。
2.サービス概要
本サービスは、ビジネスユースを中心に、複数のお客様拠点を相互にLAN用インタフェース(ファストイーサネット、ギガビットイーサネット)によって結び、MANを実現する網型通信サービスです。
<主な特徴>
(1)
帯域を拠点ごとに保証(100Mb/s、1Gb/s)しつつ、低廉な料金でご利用可能
(2)
端末インタフェースは多くのLANで利用されている100BASE-TX、1000BASE-SX/LX
(3)
バーチャルLAN機能により、高セキュリティを確保したマルチポイント型通信を実現
<利用イメージ>
3.料金
(1)月額料金
1契約者回線ごとに以下の方法にて算出します。
(単位:円)
サービスメニュー
基本料
通信料
回線終端装置使用料
100Mb/s
18,000
123,000
4,000
1Gb/s ※(注記)
25,000
500,000
−
※(注記)
屋内配線使用料(2,000円)が別途必要となる場合があります。
(2)契約料
800円(1契約ごとに)
(3)工事料
別途必要となります。
4.提供地域
サービス開始時は、東京都千代田区、中央区、港区、江東区等の各一部地域ですが、その後は需要等に対応して東京23区及び政令指定都市等へ順次拡大します。
5.提供開始日
認可後、速やかに提供することとします。