(1) 完全自動運転のための高性能かつ高信頼な車載光ネットワーク基盤技術の研究開発(課題番号237)(1件を採択)
■しかく提案課題:コヒーレント光フレームスイッチ方式を用いた車載通信システムの拡張性向上と省電力化に関する研究開発
提案者:学校法人慶應義塾(代表提案者)、古河電気工業株式会社、公立大学法人滋賀県立大学、国立大学法人東海国立大学機構、国立大学法人大阪大学、株式会社ファストリンクテック
概要:将来の完全自動運転を支える、革新的な「高性能かつ高信頼な車載光ネットワーク」の基盤技術を開発する。石英系シングルモード光ファイバを用いた「高速・大容量」、ゾーン分割構成と任意な帯域割り当てによる「多数・任意接続性」、マスター装置の単一光源による絶対的な「高信頼性(長寿命)」、全光フレームスイッチ方式による「極低遅延」、電気スイッチ代替による「省電力」、非対称通信に対応するネットワーク構成、光の差動信号を用いた「高EMC性能」、各ゾーンに配置されたゲートウェイ装置の簡素化とスリープモードによる「極低消費電力」、および、極低損失光位相変調器を用いたネットワークの「拡張性」を兼ね備え、従来技術を大幅に凌駕する性能及び信頼性を実証する。