萩本和男主席研究員と中沢正隆東北大学卓越教授のお二人がJapan Prize (日本国際賞)を受賞されたとのこと、NICTを代表して心よりお祝い申し上げます。
萩本主席研究員は、Beyond 5G研究開発促進事業のPD(Program Director)として60以上のBeyond 5G研究開発プロジェクトを統一的に指導し、B5G/6G研究開発のキーパーソンとして活躍されています。また、中沢教授は、東北大学電気通信研究機構の初代機構長として、NICTと連携し、東日本大震災を教訓とした災害に強い情報通信技術の研究開発とその成果の社会実装に関しても推進されてこられました。このように、今回、受賞されたお二人は、光データ通信の分野を牽引されてきただけでなく、NICTが推進してきた様々な事業や研究開発活動に長年にわたって尽力されてこられた方です。
この度の日本国際賞の受賞は、NICTにとっても大変嬉しいニュースであるとともに、長年お二人が牽引されてきた「長距離・大容量光データ通信」分野における基礎・基盤的な成果とその実用化における社会へのインパクトにあらためて敬意を評すとともに、お二人のさらなるご活躍を祈念します。