(2)Beyond 5G宇宙ネットワーク向け未利用周波数帯活用型の無線通信技術の研究開発(課題番号 067)
研究開発項目1 Q帯、V帯における高機能デジタルビームフォーミング(DBF)送受信システム技術の研究開発
研究開発項目2 Q帯、V帯における高性能送受信システム技術の研究開発
研究開発項目3 W帯衛星搭載機器の基盤技術の研究開発
(上記、研究開発項目1及び研究開発項目3への提案1件と、研究開発項目2への提案1件をそれぞれ採択)
(研究開発項目1及び研究開発項目3への提案)
■しかく提案課題:Beyond 5G 宇宙ネットワーク向けQ/V帯高機能デジタルビームフォーミング(DBF)送受信システム技術およびW帯衛星搭載機器基盤技術の研究開発
提案者:国立大学法人東北大学(代表提案者)
三菱電機株式会社
株式会社Space Compass
スカパーJSAT株式会社
国立大学法人鳥取大学
国立大学法人広島大学
独立行政法人国立高等専門学校機構 富山高等専門学校
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
国立大学法人北海道大学
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
概要:衛星通信の未利用周波数帯であるQ/V帯について、デジタルビームフォーミング実現に不可欠なデジタル信号処理技術や送受信機構成の検討、RF送受信モジュール等の開発・評価及びシステム全体検討を行い、周波数利用効率向上や、柔軟かつ機動性ある形での超高速大容量通信の実現を目指す。また、W帯については、提案者らが考案の独自のデバイス構造と設計手法を応用し、W帯高性能パワーアンプMMICを開発する。通常W帯で用いられている単位ゲート幅よりも広いゲート幅、また長いゲート長のトランジスタを用いても十分な利得を確保出来ると考えられることより、高電力、高効率動作に加え、耐放射線性能の向上を目指す。