※(注記)1 なぜ中学生・高校生を対象とするのか
中学生・高校生の時期は、将来の進路やキャリアを具体的に考え始める重要な時期です。人材育成に関する有識者会議でも、中学生・高校生等の若年層への早期アプローチが有効と指摘されています。この時期にサイバーセキュリティの重要性と基礎技術を学ぶことは、以下の理由から非常に有意義です。
- 早期教育による意識醸成: 若い世代が早い段階からサイバーセキュリティの知識を持つことで、ICT技術を安全に活用する習慣が身に付き、自ら新たな技術を作り出す力を養える。
- キャリア形成の一助: サイバーセキュリティ分野は、今後ますます重要性を増す分野であり、中学生・高校生の時期にこの分野に触れることで、将来のキャリアパスとしてサイバーセキュリティを選択するきっかけを得る。
※(注記)2 「SecHack0: SecHack365 エピソード0」について
SecHack0は、「セキュリティ」と「イノベーション」の観点から社会課題を考える中学生・高校生向けの出張授業として提供するワークショップです。参加者が「セキュリティ」や「イノベーション」に興味を持ち、SecHack365への応募を目指してほしいという願いを込めて、「SecHack0(セクハッコー): SecHack365 エピソード0(ゼロ)」と名付けました。SecHack0には、SecHack365ワークショップパッケージの「箱」、未来の人材の卵がふ化する「箱」、アイデアを集めて入れるレター「ボックス(箱)」、そして未来の道具「箱」といった多様な意味を込めています。