第6回定期総会決議

(決議)

一、法曹一元制度の確立を期すること。

一、自由および権利の保持された法治国を育成強化するため,あらゆる暴力を一掃すると同時に,官憲による人権軽視の傾向を根絶すること。

一、訴訟の促進を実現し,国民の権利の保護に遺憾なきを期すること。

一、多年の懸案たる上訴制度および最高裁判所の機構改革を速に実現すること。

一、弁護士でないものが法律事務を業とすることこよって生ずる弊害を除去するため,弁護士法の趣旨を周知徹底させること。


右決議する。


1955年(昭和30年)5月29日
第6回定期総会


AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /