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入管 庁 総訓 第2 4 号
出 入 国 在 留 管 理 庁 部 課 長
入 国 者 収 容 所 長
地 方 出 入 国 在 留 管 理 局 長
出 入 国在 留管 理 庁公 益 通 報 等 対 応 規 則 に 関 す る 訓 令 を 次 の よ う に 定 め る 。
令 和元 年9 月 2 4 日
出 入 国 在 留 管 理 庁 長 官 佐 々 木 聖 子
( 公 印 省 略 )
出入 国在 留 管理 庁 公 益 通 報 等 対 応 規 則
目 次
第 1 章 総 則
第 1 節 目 的 ( 第 1 条 )
第 2 節 定 義 ( 第 2 条 )
第 2 章 公 益 通 報 対 応 体 制
第 1 節 出 入 国 在 留 管 理 庁 の 体 制 ( 第 3 条 )
第 2 節 本 庁 の 体 制 ( 第 4 条 - 第 5 条 )
第 3 節 各 庁 の 体 制 ( 第 6 条 - 第 7 条 )
第 3 章 公 益 通 報 窓 口
第 1 節 本 庁 の 公 益 通 報 窓 口 ( 第 8 条 - 第 9 条 )
第 2 節 各 庁 の 窓 口 ( 第 1 0 条 - 第 1 1 条 )
第 4 章 通 報 秘 密 及 び 個 人 情 報
第 1 節 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情 報 の 保 護 ( 第 1 2 条 )
第 2 節 行 政 文 書 開 示 請 求 へ の 対 応 ( 第 1 3 条 )
第 3 節 利 益 相 反 関 係 ( 第 1 4 条 - 第 1 5 条 )
第 5 章 通 報 事 案 の 受 付 対 応
第 1 節 通 報 事 案 の 受 付 ( 第 1 6 条 )
第 2 節 教 示 ( 第 1 7 条 )
第 3 節 通 報 事 案 の 送 付 ( 第 1 8 条 )
第 6 章 通 報 事 案 の 受 理 及 び 調 査 対 応 ( 第 1 9 条 - 第 2 1 条 )
第 7 章 機 関 が と る べ き 措 置
第 1 節 措 置 の 決 定 及 び 実 施 ( 第 2 2 条 )
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第 2 節 不 措 置 決 定 等 ( 第 2 3 条 - 第 2 4 条 )
第 8 章 通 報 事 案 の 分 離 等 ( 第 2 5 条 - 第 2 6 条 )
第 9 章 通 報 者 の 保 護
第 1 節 通 報 者 保 護 及 び 救 済 等 ( 第 2 7 条 - 第 3 2 条 )
第 2 節 意 見 苦 情 へ の 対 応 ( 第 3 3 条 )
第 1 0 章 職 員 の 責 務 等
第 1 節 機 関 職 員 の 責 務 ( 第 3 4 条 - 第 3 7 条 )
第 2 節 教 育 研 修 ( 第 3 8 条 - 第 3 9 条 )
第 3 節 行 政 文 書 保 存 ( 第 4 0 条 )
第 1 1 章 官 公 署 及 び 事 業 者 等 へ の 対 応
第 1 節 連 携 協 力 ( 第 4 1 条 )
第 2 節 事 業 者 等 へ の 対 応 ( 第 4 2 条 - 第 4 3 条 )
第 1 2 章 統 計 及 び 制 度 改 善
第 1 節 統 計 ( 第 4 4 条 )
第 2 節 制 度 改 善 ( 第 4 5 条 )
第 1 3 章 雑 則 ( 第 4 6 条 - 第 4 7 条 )
附 則
第 1 章 総 則
第 1 節 目 的
( 目 的 等 )
第 1 条 こ の 規 則 は 、公 益 通 報 者 保 護 法( 平 成 1 6 年 法 律 第 1 2 2 号 。以 下「 法 」
と い う 。)、
「 公 益 通 報 者 保 護 法 第 1 1 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に 基 づ き 事 業
者 が 取 る べ き 措 置 に 関 し て 、
そ の 適 切 か つ 有 効 な 実 施 を 図 る た め に 必 要 な 指 針 」
( 令 和 3 年 8 月 2 0 日 内 閣 府 告 示 第 1 1 8 号 。 以 下 「 指 針 」 と い う 。)、
「 公 益
通 報 者 保 護 法 に 基 づ く 指 針 ( 令 和 3 年 内 閣 府 告 示 第 1 1 8 号 ) の 解 説 」
( 以 下
「 指 針 の 解 説 」 と い う 。
) 及 び 「 公 益 通 報 者 保 護 法 を 踏 ま え た 国 の 行 政 機 関 の
通 報 対 応 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン ( 内 部 の 職 員 等 か ら の 通 報 )
( 外 部 の 労 働 者 等
か ら の 通 報 )」( 平 成 1 7 年 7 月 1 9 日 関 係 省 庁 申 合 せ 。 以 下 「 ガ イ ド ラ イ ン 」
と い う 。
) の 趣 旨 を 踏 ま え て 、 出 入 国 在 留 管 理 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 並
び に 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及 び 相 談 者 の 保 護 の た め に 必 要 な 事 項 を 定 め る と と も
に 、 出 入 国 在 留 管 理 庁 に お け る そ の 運 用 及 び 推 進 に 必 要 な 基 本 事 項 を 定 め る こ
と を 目 的 と す る 。
2 出 入 国 在 留 管 理 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 並 び に 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及 び
相 談 者 の 保 護 等 に つ い て は 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の ほ か 、 法 律 及 び こ れ
に 基 づ く 命 令 の 規 定 に よ り 特 別 の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、 こ の 規 則 の 定 め る と
こ ろ に よ る も の と す る 。
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第 2 節 定 義
( 用 語 の 定 義 )
第 2 条 こ の 規 則 に お け る 用 語 の 定 義 は 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン に お い て 使
用 す る 用 語 の 例 に よ る ほ か 、 次 の 各 号 に 掲 げ る と お り と す る 。
(1) 「 本 庁 」 と は 、 法 務 省 設 置 法 ( 平 成 1 1 年 法 律 第 9 3 号 ) に 基 づ き 設 置 さ
れ た出 入国 在 留管 理 庁を いい 、 次号 に 掲げ る 組織 を除 く もの と する 。
(2) 「 各 庁 」 と は 、 入 国 者 収 容 所 及 び 地 方 出 入 国 在 留 管 理 局 を い う 。
(3) 「 機 関 」 と は 、 本 庁 又 は 各 庁 を い う 。
(4) 「 本 庁 職 員 」 と は 、 本 庁 に 所 属 す る 職 員 を い う 。
(5) 「 各 庁 職 員 」 と は 、 各 庁 に 所 属 す る 職 員 を い う 。
(6) 「 機 関 職 員 」 と は 、 本 庁 職 員 又 は 各 庁 職 員 を い う 。
(7) 「 職 員 等 」 と は 、 次 に 掲 げ る 者 を い う 。
一 本 庁 職 員
二 各 庁 職 員
三 機 関 が 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 け る 場 合 に お け る 当 該 派 遣 労 働 者
四 事 業 者 が 機 関 と の 請 負 契 約 そ の 他 の 契 約 に 基 づ い て 事 業 を 行 う 場 合 に お
け る 当 該 事 業 者 の 役 員 又 は 当 該 事 業 に 従 事 す る 労 働 者 若 し く は 派 遣 労 働 者
五 通 報 の 日 前 1 年 以 内 に 一 か ら 四 に 掲 げ る 者 で あ っ た 者 ( 四 に 掲 げ る 役 員
を除 く。)(8) 「 法 定 外 通 報 対 象 事 実 」 と は 、 次 の い ず れ か の 事 実 を い う 。 た だ し 、 一 及
び 二 に 掲 げ る 事 実 に つ い て は 、 機 関 の 法 令 遵 守 の 確 保 及 び 適 正 な 業 務 の 推 進
の た め に 必 要 と 認 め ら れ る も の に 限 る 。
一 国 家 公 務 員 倫 理 法 ( 平 成 1 1 年 法 律 第 1 2 9 号 ) 又 は 国 家 公 務 員 倫 理 規
程 ( 平 成 1 2 年 政 令 第 1 0 1 号 ) の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実
二 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 ( 前 号 に 掲 げ る も の 及 び 通 報 対
象 事 実 ( 法 第 2 条 第 3 項 ) を 除 く 。)三 法 務 大 臣 又 は 出 入 国 在 留 管 理 庁 長 官 が 命 令 若 し く は 示 達 を す る た め に 発
し た 訓 令 若 し く は 通 達 の 規 定 に 照 ら し 、 機 関 の 法 令 遵 守 の 確 保 及 び 適 正 な
業 務 の 推 進 の た め に 必 要 と 認 め ら れ る 事 実
(9) 「 内 部 通 報 」 と は 、 法 第 3 条 第 1 号 に 規 定 す る 公 益 通 報 を い う ほ か 、 職 員
等 が 、 不 正 の 利 益 を 得 る 目 的 、 他 人 に 損 害 を 加 え る 目 的 そ の 他 の 不 正 の 目 的
で な く 、そ の 役 務 提 供 先( 第 7 号 の 四 に 掲 げ る 場 合 の 機 関 を 含 む 。以 下 同 じ 。)若 し く は 当 該 役 務 提 供 先 の 事 業 に 従 事 す る 場 合 に お け る そ の 機 関 の 長 、 機 関
職 員 そ の 他 の 者 に つ い て 法 定 外 通 報 対 象 事 実 が 生 じ 、 又 は ま さ に 生 じ よ う と
し て い る 旨 を 当 該 役 務 提 供 先 の 公 益 通 報 窓 口 に 通 報 す る こ と を い う 。
(10) 「 準 内 部 通 報 」 と は 、 機 関 の 法 令 遵 守 を 確 保 す る 上 で 必 要 と 認 め ら れ る 者
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( 当 該 通 報 対 象 事 実 又 は 当 該 法 定 外 通 報 対 象 事 実 の 知 し つ に つ い て 正 当 か つ
合 理 的 な 理 由 が あ る 者 に 限 り 、職 員 等 を 除 く 。
)が、不 正 の 利 益 を 得 る 目 的、
他 人 に 損 害 を 加 え る 目 的 そ の 他 の 不 正 の 目 的 で な く 、 機 関 又 は 機 関 の 事 業 に
従 事 す る 場 合 に お け る そ の 機 関 の 長 、 機 関 職 員 そ の 他 の 者 に つ い て 通 報 対 象
事 実 若 し く は 法 定 外 通 報 対 象 事 実 が 生 じ 、 又 は ま さ に 生 じ よ う と し て い る 旨
を 次 の 各 号 に 掲 げ る 事 実 の 区 分 に 応 じ 、 当 該 各 号 に 掲 げ る 機 関 の 公 益 通 報 窓
口 に 通 報 す る こ と を い う 。
一 本 庁 の 法 令 遵 守 の 確 保 及 び 適 正 な 業 務 の 推 進 の た め に 必 要 と 認 め ら れ る
事 実 本 庁
二 各 庁 の 法 令 遵 守 の 確 保 及 び 適 正 な 業 務 の 推 進 の た め に 必 要 と 認 め ら れ る
事 実 当 該 各 庁
(11) 「 外 部 通 報 」 と は 、 機 関 の 公 益 通 報 窓 口 に 対 し 、 次 の 各 号 に 掲 げ る い ず れ
か に 該 当 す る も の を 通 報 す る こ と を い う 。
一 法 第 3 条 第 2 号 又 は 同 条 第 3 号 に 規 定 す る 公 益 通 報 で あ っ て 、 当 該 通 報
対 象 事 実 に つ い て 処 分 若 し く は 勧 告 等 を す る 権 限 を 有 し 、 か つ 、 そ の 根 拠
が 外 国 人 の 技 能 実 習 の 適 正 な 実 施 及 び 技 能 実 習 生 の 保 護 に 関 す る 法 律 ( 平
成 2 8 年 法 律 8 9 号 。以 下「 技 能 実 習 法 」と い う 。
)の 規 定 に 基 づ く も の 。
二 そ の 事 業 者 の 法 令 遵 守 を 確 保 す る 上 で 必 要 と 認 め ら れ る 者 ( 当 該 通 報 対
象 事 実 の 知 し つ に つ い て 正 当 か つ 合 理 的 な 理 由 が あ る 者 に 限 る 。
) が 、 不
正 の 利 益 を 得 る 目 的 、
他 人 に 損 害 を 加 え る 目 的 そ の 他 の 不 正 の 目 的 で な く 、
そ の 事 業 者 若 し く は 当 該 事 業 者 の 事 業 に 従 事 す る 場 合 に お け る そ の 役 員 、
従 業 員 、 代 理 人 そ の 他 の 者 に つ い て 通 報 対 象 事 実 が 生 じ 、 又 は ま さ に 生 じ
よ う と し て い る 旨 を 通 報 す る も の で あ っ て 、 法 第 3 条 第 2 号 に 掲 げ る 要 件(( i ) 通 報 対 象 事 実 が 生 じ 、 若 し く は ま さ に 生 じ よ う と し て い る と 信 ず
る に 足 り る 相 当 の 理 由 ( 以 下 「 真 実 相 当 性 」 と い う 。
) が あ る 場 合 、 又 は
( ii )通 報 対 象 事 実 が 生 じ 、若 し く は ま さ に 生 じ よ う と し て い る と 思 料 し 、
か つ 、 法 第 3 条 第 2 号 イ か ら ニ ま で に 掲 げ る 事 項 を 記 載 し た 書 面 を 提 出 す
る 場 合( 以 下 、
( i)と( ii )を 併 せ て「 保 護 要 件 」と い う。))を 満 た し 、
当 該 通 報 対 象 事 実 に つ い て 処 分 若 し く は 勧 告 等 を す る 権 限 を 有 し 、 か つ 、
そ の 根 拠 が 技 能 実 習 法 の 規 定 に 基 づ く も の 。
(12) 「 準 外 部 通 報 」 と は 、 機 関 の 公 益 通 報 窓 口 に 対 し 、 次 の 各 号 に 掲 げ る い ず
れ か に 該 当 す る も の を 通 報 す る こ と を い う 。
一 法 第 3 条 第 2 号 又 は 第 3 号 に 規 定 す る 公 益 通 報 で あ っ て 、 当 該 通 報 対 象
事 実 に つ い て 処 分 又 は 勧 告 等 を す る 権 限 を 有 し 、 外 部 通 報 に 当 た ら な い も
の 。
二 そ の 事 業 者 の 法 令 遵 守 を 確 保 す る 上 で 必 要 と 認 め ら れ る 者 ( 当 該 通 報 対
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象 事 実 又 は 当 該 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 の 知 し つ に つ い て
正 当 か つ 合 理 的 な 理 由 が あ る 者 に 限 る 。
) が 、 不 正 の 利 益 を 得 る 目 的 、 他
人 に 損 害 を 加 え る 目 的 そ の 他 の 不 正 の 目 的 で な く 、 そ の 事 業 者 若 し く は 当
該 事 業 者 の 事 業 に 従 事 す る 場 合 に お け る そ の 役 員 、 従 業 員 、 代 理 人 そ の 他
の 者 に つ い て 通 報 対 象 事 実 若 し く は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事
実 ( 通 報 対 象 事 実 を 除 く 。
) が 生 じ 、 又 は ま さ に 生 じ よ う と し て い る 旨 を
通 報 す る も の で あ っ て 、 保 護 要 件 を 満 た し 、 当 該 事 実 に つ い て 処 分 若 し く
は 勧 告 等 を す る 権 限 を 有 し 、 外 部 通 報 に 当 た ら な い も の 。
(13) 「 公 益 通 報 等 」 と は 、 内 部 通 報 、 準 内 部 通 報 、 外 部 通 報 又 は 準 外 部 通 報 を
い う 。
(14) 「 通 報 」 と は 、 公 益 通 報 等 に 当 た る 可 能 性 の あ る 事 実 を 知 ら せ る こ と を い
う 。
(15) 「 通 報 事 案 」 と は 、 通 報 に 係 る そ の 具 体 的 な 内 容 を い う 。
(16) 「 相 談 」 と は 、 通 報 に 先 立 ち 又 は こ れ に 関 連 し て 、 必 要 な 助 言 を 受 け る た
め の 行 為 を い う 。
(17) 「 通 報 等 」 と は 通 報 又 は 相 談 を い い 、
「 通 報 者 等 」 と は 通 報 又 は 相 談 を し
た 者 を い う 。
(18) 「 被 通 報 者 」 と は 、 公 益 通 報 等 と し て 知 ら さ れ た 事 実 の 行 為 の 主 体 と な っ
て い る 者 を い う 。
(19) 「 通 報 秘 密 」 と は 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 並 び に こ の 規 則 に 基
づ き 知 り 得 た 非 公 知 の 情 報 で あ っ て 、 秘 密 を 保 護 す る 必 要 が 高 く 、 そ の 漏 え
い が 、 通 報 者 等 若 し く は そ れ ら と 利 害 関 係 を 有 す る 者 の 信 用 、 名 誉 、 プ ラ イ
バ シ ー 等 の 保 護 に 支 障 を 及 ぼ す お そ れ の あ る 情 報 又 は 通 報 者 等 に 対 し て 不 利
益 な 取 扱 い を 招 く お そ れ の あ る 情 報 を い う 。
第 2 章 公 益 通 報 対 応 体 制
第 1 節 出 入 国 在 留 管 理 庁 の 体 制
( 出 入 国 在 留 管 理 庁 公 益 通 報 総 括 責 任 者 )
第 3 条 出 入 国 在 留 管 理 庁 に 出 入 国 在 留 管 理 庁 公 益 通 報 総 括 責 任 者 ( 以 下 「 総 括
責 任 者 」 と い う 。
) を 置 き 、 出 入 国 在 留 管 理 庁 長 官 を も っ て 充 て る 。
2 総 括 責 任 者 は 、 出 入 国 在 留 管 理 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 、 公 益 通 報 等 の
通 報 者 及 び 相 談 者 の 保 護 、 並 び に そ の 運 用 及 び 推 進 に つ い て 、 こ れ を 総 括 し て
監 督 す る と と も に 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 掌 理 す る 。
(1) 第 4 条 か ら 第 7 条 に 定 め る 者 に 対 す る 助 言 及 び 指 導 に 関 す る こ と 。
(2) 第 2 章 に 定 め る 者 に つ い て 、 そ の 臨 時 代 理 の 指 名 に 関 す る こ と 。
(3) 適 当 な 理 由 又 は や む を 得 な い 事 情 を 認 め る 場 合 に お け る 通 報 事 案 の 事 務 引
取 ・ 移 転 に 関 す る こ と 。
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(4) 適 当 な 理 由 又 は や む を 得 な い 事 情 を 認 め る 場 合 に お け る 通 報 事 案 の 事 実 調
査 者 及 び 措 置 決 定 者 の 指 名 に 関 す る こ と 。
(5) 利 益 相 反 関 係 者 の 除 斥 の 特 例 に 関 す る こ と 。
(6) 出 入 国 在 留 管 理 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 並 び に 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及
び 相 談 者 の 保 護 に 必 要 な 事 務 の 特 別 の 調 整 に 関 す る こ と 、 並 び に 出 入 国 在 留
管 理 庁 に お け る そ の 運 用 及 び 推 進 に 必 要 な 事 務 の 特 別 の 調 整 に 関 す る こ と 。
(7) こ の 規 則 の 改 正 に 関 す る こ と 。
第 2 節 本 庁 の 体 制
( 公 益 通 報 本 庁 責 任 者 )
第 4 条 本 庁 に 公 益 通 報 本 庁 責 任 者 ( 以 下 「 本 庁 責 任 者 」 と い う 。
) を 置 き 、 本
庁 次 長 を も っ て 充 て る 。
2 本 庁 責 任 者 は 、 本 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 、 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及 び 相
談 者 の 保 護 並 び に そ の 運 用 及 び 推 進 に 関 す る 事 務 の 責 任 を 担 う と と も に 、 次 に
掲 げ る 事 項 を 掌 理 す る 。
(1) 公 益 通 報 等 対 応 経 過 把 握 表 ( 様 式 第 1 号 ) の 作 成 に 関 す る こ と 。
(2) 通 報 又 は 相 談 の 対 応 に 関 す る こ と 。
(3) 利 益 相 反 関 係 者 の 差 替 え に 関 す る こ と 。
( 公 益 通 報 本 庁 担 当 者 )
第 5 条 本 庁 に 公 益 通 報 本 庁 担 当 者 ( 以 下 「 本 庁 担 当 者 」 と い う 。
) を 置 き 、 本
庁 総 務 課 出 入 国 在 留 監 査 指 導 室 に 属 す る 課 長 補 佐 相 当 の 官 職 を 有 す る 者 の う ち
か ら 本 庁 責 任 者 が 指 名 す る 。
2 本 庁 担 当 者 は 、 本 庁 責 任 者 を 補 佐 し 、 本 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 、 公 益
通 報 等 の 通 報 者 及 び 相 談 者 の 保 護 並 び に そ の 運 用 及 び 推 進 に 関 す る 事 務 を 担 当
す る 。
3 本 庁 担 当 者 は 、 前 項 の 事 務 を 行 う た め に 必 要 と 認 め る と き は 、 本 庁 総 務 課 出
入 国 在 留 監 査 指 導 室 に 属 す る 係 長 相 当 以 上 の 官 職 を 有 す る 者 の う ち か ら 公 益 通
報 本 庁 補 助 者 ( 以 下 「 本 庁 補 助 者 」 と い う 。
) を 指 名 し 、 そ の 事 務 の 補 助 を さ
せ る こ と が で き る 。
第 3 節 各 庁 の 体 制
( 公 益 通 報 各 庁 責 任 者 )
第 6 条 各 庁 に 公 益 通 報 各 庁 責 任 者 ( 以 下 「 各 庁 責 任 者 」 と い う 。
) を 置 き 、 各
庁 の 長 を も っ て 充 て る 。
2 各 庁 責 任 者 は 、 各 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 、 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及 び 相
談 者 の 保 護 並 び に そ の 運 用 及 び 推 進 に 関 す る 事 務 の 責 任 を 担 う と と も に 、 次 に
掲 げ る 事 項 を 掌 理 す る 。
(1) 公 益 通 報 等 対 応 経 過 把 握 表 の 作 成 に 関 す る こ と 。
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(2) 通 報 又 は 相 談 の 対 応 に 関 す る こ と 。
(3) 利 益 相 反 関 係 者 の 差 替 え に 関 す る こ と 。
(4) 細 則 の 制 定 に 関 す る こ と 。
( 公 益通 報各 庁 担当 者 )
第 7 条 各 庁 に 公 益 通 報 各 庁 担 当 者 ( 以 下 「 各 庁 担 当 者 」 と い う 。
) を 置 き 、 総
務 課 長 又 は 職 員 課 長 か ら 各 庁 責 任 者 が 指 名 す る 。
2 各 庁 担 当 者 は 、 各 庁 責 任 者 を 補 佐 し 、 各 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 、 公 益
通 報 等 の 通 報 者 及 び 相 談 者 の 保 護 並 び に そ の 運 用 及 び 推 進 に 関 す る 事 務 を 担 当
す る 。
3 各 庁 担 当 者 は 、 前 項 の 事 務 を 行 う た め に 必 要 と 認 め る と き は 、 各 庁 の 総 務 課
又 は 職 員 課 に 属 す る 係 長 相 当 以 上 の 官 職 を 有 す る 者 の う ち か ら 公 益 通 報 各 庁 補
助 者 ( 以 下 「 各 庁 補 助 者 」 と い う 。
) を 指 名 し 、 そ の 事 務 の 補 助 を さ せ る こ と
が で き る 。
第 3 章 公 益 通 報 窓 口
第 1 節 本 庁 の 公 益 通 報 窓 口
( 本 庁 公 益 通 報 窓 口 )
第 8 条 本 庁 に 公 益 通 報 窓 口 ( 以 下 「 本 庁 公 益 通 報 窓 口 」 と い う 。
) を 設 置 し 、
そ の 責 任 者 ( 以 下 「 本 庁 窓 口 責 任 者 」 と い う 。
) は 本 庁 総 務 課 長 と す る 。
2 本 庁 窓 口 責 任 者 は 、 公 益 通 報 等 の 対 応 並 び に 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及 び 相 談 者
の 保 護 の た め に 本 庁 窓 口 責 任 者 の 任 務 と し て こ の 規 則 で 定 め る 事 務 の 責 任 を 担
う と と も に 、 次 に 掲 げ る 事 務 を 掌 理 す る 。
(1) 出 入 国 在 留 管 理 庁 に お け る 公 益 通 報 窓 口 の 設 置 状 況 の 公 表 ( 専 用 電 子 メ ー
ル ア ド レ ス の 公 表 を 含 む 。
) に 関 す る こ と 。
(2) 出 入 国 在 留 管 理 庁 公 益 通 報 外 部 窓 口 ( 以 下 「 外 部 窓 口 」 と い う 。
) の 設 置
に 関 す る こ と ( 外 部 窓 口 の 責 任 者 に 対 し 、 こ の 規 則 に 定 め る と こ ろ に よ り 、
内 部 通 報 及 び 準 内 部 通 報 に つ い て 、 窓 口 責 任 者 の 責 務 に 準 じ 必 要 な 事 務 を 委
託 す る と と も に 、 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情 報 の 保 護 の 徹 底 を 要 請 し つ つ 、
緊 密 な 連 絡 体 制 を 構 築 す る こ と を 含 む。)。
(3) 通 報 事 案 の 受 付 、 送 付 、 質 問 及 び 相 談 に 関 す る こ と 。
(4) 本 庁 内 部 通 報 ・ 準 内 部 通 報 対 応 経 過 把 握 表 ( 様 式 第 2 号 ) の 作 成 に 関 す る
こ と 。
(5) 外部 通報 ・ 準外 部 通報 対応 経 過把 握 票( 様式 第3 号)の 作成 に 関す るこ と。
(6) 国 家 公 務 員 倫 理 法 及 び 国 家 公 務 員 倫 理 規 程 に 係 る 法 令 違 反 行 為 に 当 た る も
の と 認 め ら れ る 場 合 に お け る 倫 理 監 督 官 へ の 報 告 ( 通 報 者 の 個 人 情 報 を 保 護
し て 行 う こ と 。
) に 関 す る こ と 。
(7) 出 入 国 在 留 管 理 庁 の 公 益 通 報 等 の 対 応 に 係 る 統 計 に つ い て 、 そ の 作 成 ・ 公
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表 に 関 す る こ と 。
( 本 庁 窓 口 担 当 者 )
第 9 条 本 庁 公 益 通 報 窓 口 に 、 本 庁 窓 口 責 任 者 を 補 佐 し 、 必 要 な 事 務 を 担 当 す る
者 ( 以 下 「 本 庁 窓 口 担 当 者 」 と い う 。
) を 置 く も の と し 、 本 庁 総 務 課 出 入 国 在
留 監 査 指 導 室 に 属 す る 課 長 補 佐 相 当 の 官 職 を 有 す る 者 の う ち か ら 窓 口 責 任 者 が
指 名 す る 。
2 本 庁 窓 口 担 当 者 は 、 前 項 の 事 務 を 行 う た め に 必 要 と 認 め る と き は 、 本 庁 総 務
課 出 入 国 在 留 監 査 指 導 室 に 属 す る 係 長 相 当 以 上 の 官 職 を 有 す る 者 の う ち か ら 、
本 庁 窓 口 補 助 者 を 指 名 し 、 そ の 事 務 の 補 助 を さ せ る こ と が で き る 。
第 2 節 各 庁 の 窓 口
( 各 庁 公 益 通 報 窓 口 )
第 1 0 条 各 庁 に 公 益 通 報 窓 口( 以 下「 各 庁 公 益 通 報 窓 口 」と い う 。
)を 設 置 し、
そ の 責 任 者 ( 以 下 「 各 庁 窓 口 責 任 者 」 と い う 。
) は 、 総 務 課 長 又 は 職 員 課 長 と
す る 。
2 各 庁 窓 口 責 任 者 は 、 各 庁 の 公 益 通 報 等 の 対 応 並 び に 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及 び
相 談 者 の 保 護 の た め に 各 庁 窓 口 責 任 者 の 任 務 と し て こ の 規 則 で 定 め る 事 務 の 責
任 を 担 う と と も に 、 次 に 掲 げ る 事 務 を 掌 理 す る 。
(1) 通 報 事 案 の 受 付 、 送 付 、 質 問 及 び 相 談 に 関 す る こ と 。
(2) 各 庁 内 部 通 報 ・ 準 内 部 通 報 対 応 経 過 把 握 表 ( 様 式 第 4 号 ) の 作 成 に 関 す る
こ と 。
(3) 国 家 公 務 員 倫 理 法 及 び 国 家 公 務 員 倫 理 規 程 に 係 る 法 令 違 反 行 為 に 当 た る も
の と 認 め ら れ る 場 合 に お け る 倫 理 監 督 官 へ の 報 告 ( 通 報 者 の 個 人 情 報 を 保 護
し て 行 う こ と 。
) に 関 す る こ と 。
( 各 庁 窓 口 担 当 者 )
第 1 1 条 各 庁 公 益 通 報 窓 口 に 、 各 庁 窓 口 責 任 者 を 補 佐 し 、 窓 口 の 必 要 な 事 務 を
担 当 す る 者 ( 以 下 「 各 庁 窓 口 担 当 者 」 と い う 。
) を 置 く も の と し 、 総 務 課 又 は
職 員 課 に 属 す る 係 長 相 当 以 上 の 者 の う ち か ら 各 庁 窓 口 責 任 者 が 指 名 す る 。
2 各 庁 窓 口 担 当 者 は 、 前 項 の 事 務 を 行 う た め に 必 要 と 認 め る と き は 、 総 務 課 又
は 職 員 課 に 属 す る 係 長 相 当 の 者 の う ち か ら 窓 口 補 助 者 を 指 名 し 、 そ の 事 務 を 補
助 さ せ る こ と が で き る 。
第 4 章 通 報 秘 密 及 び 個 人 情 報
第 1 節 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情 報 の 保 護
( 通 報 秘 密 保 持 及 び 個 人 情 報 保 護 )
第 1 2 条 総 括 責 任 者 並 び に 本 庁 責 任 者 、 本 庁 担 当 者 及 び 本 庁 補 助 者 並 び に 各 庁
責 任 者 、 各 庁 担 当 者 及 び 各 庁 補 助 者 並 び に 本 庁 窓 口 責 任 者 、 本 庁 窓 口 担 当 者 及
び 本 庁 窓 口 補 助 者 並 び に 各 庁 窓 口 責 任 者 、 各 庁 窓 口 担 当 者 及 び 各 庁 窓 口 補 助 者
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( 以 下 「 事 務 取 扱 者 」 と い う 。
) は 、 正 当 な 理 由 が あ る 場 合 を 除 き 、 通 報 秘 密
を 保 持 し 、 個 人 情 報 を 保 護 し な け れ ば な ら な い 。 公 益 通 報 等 の 対 応 の た め に 必
要 か つ 相 当 な も の と し て 事 務 取 扱 者 か ら 通 報 秘 密 又 は 個 人 情 報 を 提 供 さ れ た 者
( 以 下 「 準 事 務 取 扱 者 」 と い う。
) も 同 様 と す る 。
2 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 は 、 通 報 秘 密 を 保 持 し 、 個 人 情 報 を 保 護 す る た
め 、 公 益 通 報 等 の 対 応 の 全 般 に わ た り 、 次 の 事 項 に つ い て 、 遵 守 し な け れ ば な
ら な い も の と す る 。
(1) 通 報 秘 密 及 び 通 報 者 の 個 人 情 報 の ほ か 、 通 報 者 限 り が 知 り 得 る 情 報 で あ っ
て こ れ を 明 ら か に す る こ と に よ り 通 報 者 を 特 定 し 得 る 情 報 を 漏 ら し て は な ら
な い こ と 。
(2) 知 り 得 た 個 人 情 報 を み だ り に 他 人 に 知 ら せ 、 又 は 不 当 な 目 的 に 利 用 し て は
な ら な い こ と 。
(3) 前 2 号 に 掲 げ る 規 定 に 反 す る と き は 、 第 2 7 条 第 3 項 第 2 号 に 掲 げ る 処 分
を 受 け る 可 能 性 を 有 す る こ と に つ い て 、 認 識 す る こ と 。
(4) 正 当 な 理 由 が な く 、 知 り 得 た 情 報 で あ っ て 通 報 者 を 特 定 さ せ る も の を 漏 ら
し た と き は 、 法 第 2 1 条 に 掲 げ る 刑 事 罰 が 科 さ れ る 可 能 性 を 有 す る こ と に つ
い て、 認識 す るこ と 。
(5) 必 要 な 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 の 間 で 共 有 す べ き 情 報 の 範 囲 に つ い
て 、必 要 最 小 限 に と ど め る と と も に 、情 報 の 提 供 、運 搬 、伝 達 に 当 た っ て は 、
紛 失 、 誤 送 信 、 盗 見 、 盗 聴 さ れ な い よ う 十 分 に 注 意 す る こ と 。
(6) 公 益 通 報 等 の 対 応 の た め に 必 要 か つ 相 当 な も の と し て 、 事 務 取 扱 者 又 は 準
事 務 取 扱 者 が 、 通 報 秘 密 若 し く は 個 人 情 報 を 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 以
外 の 者 に 提 供 す る と き は 、 そ の 者 に 対 し 、 準 事 務 取 扱 者 と し て 通 報 秘 密 の 保
持 及 び 個 人 情 報 の 保 護 の 責 務 を 負 う こ と に つ い て 、 そ の 内 容 と と も に 告 知 す
る こ と 。
(7) 通 報 秘 密 及 び 個 人 情 報 に 係 る 行 政 文 書 ( 公 文 書 等 の 管 理 に 関 す る 法 律 ( 平
成 2 1 年 法 律 第 6 6 号 )
第 2 条 第 4 項 に 規 定 す る 行 政 文 書 を い う 。
以 下 同 じ。)の 保 管 ・ 保 存 に 当 た っ て は 、 こ れ を 施 錠 管 理 で き る 収 納 庫 に 置 き 若 し く は 収
納 す る 施 設 へ 立 ち 入 る 者 を 制 限 し 、 こ の 情 報 に ア ク セ ス で き る 者 を 制 限 し 、
パ ス ワ ー ド を 設 定 し 若 し く は 情 報 に 対 す る 操 作 ・ 閲 覧 履 歴 を 記 録 し 、 又 は そ
の 他 の 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 以 外 の 者 が 不 正 に 閲 覧 、 入 手 、 変 造 、 廃
棄 す る こ と を 防 止 す る た め に 必 要 な 措 置 を 講 じ る こ と 。
(8) 資 料 を 作 成 す る 場 合 に は 、 必 要 に 応 じ 、 通 報 秘 密 に つ い て そ の 事 実 の 全 部
又 は 一 部 を 仮 定 し 、 個 人 情 報 に つ い て 仮 称 を 用 い 又 は 異 名 に よ る 表 記 を 行 う
こ と 。
(9) 通 報 秘 密 又 は 個 人 情 報 に つ い て 、 そ の 漏 え い が 認 め ら れ 、 若 し く は そ の 漏
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え い す る お そ れ が 認 め ら れ 、 若 し く は そ の 紛 失 等 を 知 っ た 者 は 、 直 ち に 、 本
庁 責 任 者 又 は 各 庁 責 任 者 ( 以 下 「 機 関 責 任 者 」 と い う 。
) に 報 告 し な け れ ば
な ら な い こ と 。
(10) 機 関 責 任 者 は 、 前 項 の 報 告 を 受 け た と き は 、 直 ち に 、 漏 え い 又 は 紛 失 等 の
原 因 を 調 査 し 、 適 切 な 措 置 を 講 ず る と と も に 、 再 発 を 防 止 す る た め に 必 要 な
指 導 を 徹 底 す る こ と 。
3 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 は 、 通 報 秘 密 を 保 持 し 、 個 人 情 報 を 保 護 す る た
め 、 公 益 通 報 等 の 対 応 の う ち 通 報 事 案 の 受 付 及 び 受 理 に 関 し 、 次 の 事 項 に つ い
て 、 遵 守 し な け れ ば な ら な い も の と す る 。
(1) 通 報 者 等 の 申 出 に よ り 必 要 と 認 め ら れ る と き は 、 個 室 で の 面 談 、 勤 務 時 間
外 で の 応 接 そ の 他 可 能 な 範 囲 に お け る 配 慮 を 行 う こ と 。
(2) 通 報 者 等 が 自 ら 行 う 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情 報 の 保 護 に つ い て 、 重 要 性
を 説 示 す る と と も に 、 そ の 徹 底 を 要 請 す る こ と 。
4 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 は 、 通 報 秘 密 を 保 持 し 、 個 人 情 報 を 保 護 す る た
め 、 公 益 通 報 等 の 対 応 の う ち 通 報 事 案 の 事 実 調 査 及 び 措 置 の 実 施 に 関 し 、 次 の
事 項 に つ い て 、 遵 守 し な け れ ば な ら な い も の と す る 。
(1) 通 報 秘 密 及 び 通 報 者 の 氏 名 、 所 属 等 の 個 人 情 報 の ほ か 、 通 報 者 限 り が 知 り
得 る 情 報 で あ っ て こ れ を 明 ら か に す る こ と に よ り 通 報 者 を 特 定 し 得 る 情 報 に
つ い て は 、 被 通 報 者 及 び 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 又 は 法 令 の 規 定
に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 に 照 ら し 被 通 報 者 と の 関 係 が 密 接 な 者 に 対 し 、
次 号 に 規 定 す る 場 合 を 除 き 、 明 ら か に し な い こ と 。
(2) 公 益 通 報 等 の 対 応 を 適 切 に 行 う た め 、 通 報 秘 密 及 び 通 報 者 の 氏 名 、 所 属 等
の 個 人 情 報 の ほ か 、 通 報 者 限 り が 知 り 得 る 情 報 に つ い て 、 事 務 取 扱 者 又 は 準
事 務 取 扱 者 以 外 の 者 に こ れ を 明 ら か に す る と き は 、 あ ら か じ め 、 書 面 等 に よ
り 通 報 者 の 明 示 的 な 同 意 を 得 て 行 う こ と 。 こ の 場 合 に お い て は 、 そ の 目 的 及
び 対 象 と す る 情 報 の 範 囲 並 び に 当 該 情 報 を 明 ら か に す る こ と に よ り 生 じ 得 る
不 利 益 に つ い て 、 通 報 者 に 対 し 、 説 明 す る こ と 。
(3) 通 報 者 を 特 定 す る 情 報 を 既 に 被 通 報 者 が 把 握 し て い る こ と を 了 知 し た と き
は 、 通 報 者 へ の 不 利 益 な 取 扱 い を 行 う こ と が な い よ う 被 通 報 者 に 対 し て 警 告
す る と と も に 、 正 当 な 理 由 が な い の に こ れ に 反 す る と き は 、 第 2 7 条 第 3 項
第 2 号 に 掲 げ る 処 分 を 受 け る 可 能 性 が あ る 旨 を 付 す こ と 。
(4) 通 報 者 の 明 示 的 同 意 が あ る 場 合 を 除 き 、 当 該 調 査 又 は 当 該 措 置 の 実 施 が 通
報 を 原 因 と す る こ と に つ い て 、 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 以 外 の 者 に 容 易
に 推 定 さ れ な い よ う 注 意 す る こ と 。
5 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 は 、 通 報 秘 密 を 保 持 し 、 個 人 情 報 を 保 護 す る た
め 、 公 益 通 報 等 の 対 応 終 了 の 後 に つ い て 、 次 の 事 項 に つ い て 、 遵 守 し な け れ ば
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な ら な い も の と す る 。
(1) 公 益 通 報 等 の 対 応 終 了 の 後 で あ っ て も 、 引 き 続 き 通 報 秘 密 を 保 持 し 、 個 人
情 報 を 保 護 し な け れ ば な ら な い こ と 。
(2) 通 報 秘 密 又 は 個 人 情 報 が 記 録 さ れ た 行 政 文 書 に つ い て 、 他 と 区 別 し 得 る 表
示 を 行 い 、 こ れ を 適 正 に 保 存 ・ 管 理 す る と と も に 、 人 事 異 動 に よ る 事 務 引 継
に お い て 、 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 以 外 の 者 が こ れ を 閲 覧 又 は ア ク セ ス
等 す る こ と が で き な い こ と に つ い て 十 分 な 説 明 を 行 い つ つ 、 後 任 者 に こ れ ら
の 行 政 文 書 を 引 き 継 ぐ こ と 。
(3) 通 報 秘 密 に 係 る 行 政 文 書 に つ い て 、 文 書 管 理 者 が 定 め る 保 存 期 間 を 満 了 し
た と き は 、 保 存 期 間 を 延 長 す る 場 合 を 除 き 、 速 や か に 廃 棄 の 手 続 を 行 う も の
と し 、 そ の 実 施 が 完 了 す る ま で の 間 に お い て も 、 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情
報 の 保 護 を 図 る こ と 。
第 2 節 行 政 文 書 開 示 請 求 へ の 対 応
( 開 示 請 求 へ の 対 応 )
第 1 3 条 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 並 び に こ の 規 則 に 基 づ き 作 成 若 し く
は 取 得 し た 行 政 文 書 に つ い て、
行 政 機 関 の 保 有 す る 情 報 の 公 開 に 関 す る 法 律
( 平
成 1 1 年 法 律 第 4 2 号 ) 第 4 条 第 1 項 又 は 個 人 情 報 の 保 護 に 関 す る 法 律 ( 平 成
1 5 年 法 律 第 5 7 号 ) 第 7 7 条 第 1 項 に よ る 行 政 文 書 若 し く は 情 報 の 開 示 が 請
求 さ れ た と き の 対 応 は 、 そ れ ぞ れ 当 該 法 律 の 定 め る と こ ろ に よ る 。 こ の 場 合 に
お い て は 、 通 報 秘 密 を 保 持 し 、 個 人 情 報 を 保 護 す る た め 、 不 開 示 情 報 の 当 否 等
に つ い て 、 特 に 慎 重 な 検 討 を 要 す る も の と す る 。
第 3 節 利 益 相 反 関 係
( 利 益 相 反 関 係 者 の 除 斥 )
第 1 4 条 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 は 、 利 益 相 反 関 係 者 と し て 掲 げ る 次 の い
ず れ か に 当 た る 場 合 又 は そ の 可 能 性 を 有 す る 場 合 に は 、 公 益 通 報 等 の 対 応 に 関
与 す る こ と が で き ず 、 当 該 通 報 事 案 に 限 り 、 そ の 任 務 の 執 行 か ら 除 斥 さ れ る も
の と す る 。
(1) 通 報 者
(2) 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 、 又 は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関
す る 事 実 の 行 為 の 主 体 で あ る 者
(3) 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 、 又 は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関
す る 事 実 の 行 為 に つ い て 、 そ の 意 思 決 定 に 参 画 し た 者
(4) 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 、 又 は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関
す る 事 実 に よ り 損 害 を 被 っ た 者
(5) 前 各 号 に 掲 げ る 者 と 親 族 で あ る 者
(6) 前 各 号 に 掲 げ る 者 の ほ か 、 厳 正 公 平 な 公 益 通 報 等 の 対 応 及 び 通 報 者 を 保 護
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す る 責 務 に 照 ら し 利 益 相 反 す る 関 係 を 有 す る 者
2 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 は 、 前 項 各 号 に 掲 げ る 利 益 相 反 関 係 を 有 す る 他
人 を 認 め た と き 又 は そ の 自 認 を す る と き は 、 速 や か に 、 機 関 責 任 者 に そ の 旨 を
申 し 出 る も の と す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 機 関 責 任 者 が 利 益 相 反 関 係 を 有 す る
と き は 、 総 括 責 任 者 に そ の 旨 を 申 し 出 る も の と す る 。
3 事 務 取 扱 者 及 び 準 事 務 取 扱 者 は 、 通 報 事 案 ご と に 、 公 益 通 報 等 の 対 応 の 各 段
階 ( 受 付 ・ 受 理 、 事 実 調 査 、 措 置 ・ 不 措 置 決 定 ) に 応 じ 、 利 益 相 反 関 係 の 有 無
に つ い て 、 相 互 に 確 認 す る も の と す る 。
( 利 益 相 反 関 係 者 除 斥 の 特 例 )
第 1 5 条 機 関 責 任 者 は 、 事 務 取 扱 者 若 し く は 準 事 務 取 扱 者 を 利 益 相 反 関 係 者 と
す る 通 報 事 案 に つ い て 、 そ の 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 、 又 は 法 令 の
規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 が 明 ら か に 認 め ら れ ず 、 通 報 者 の 言 動 若 し く
は 通 報 者 と の 経 緯 等 に 照 ら し 、 殊 更 に 、 業 務 の 適 正 な 推 進 を 阻 害 し 若 し く は 事
務 の 混 乱 を 企 図 す る も の と 認 め る 相 当 の 理 由 が あ る 場 合 に は 、 そ の 旨 を 総 括 責
任 者 に 対 し 報 告 す る も の と す る。
報 告 に 係 る 理 由 が 消 除 し た と き も 同 様 と す る 。
2 前 項 の 報 告 を 受 け た 総 括 責 任 者 が 相 当 の 理 由 が あ る も の と 認 め る と き は 、 前
条 に か か わ ら ず 、 当 該 機 関 に お け る 当 該 事 務 取 扱 者 及 び 当 該 準 事 務 取 扱 者 が 公
益 通 報 等 の 対 応 を 行 う こ と に つ い て 、 こ れ を 承 認 す る も の と す る 。
3 機 関 責 任 者 は 、 前 項 の 承 認 を 得 て 公 益 通 報 等 の 対 応 を 行 う と き は 、 そ の 旨 を
通 報 者 に 対 し 連 絡 す る こ と が で き る も の と す る 。
第 5 章 通 報 事 案 の 受 付 対 応
第 1 節 通 報 事 案 の 受 付
( 受 付 等 )
第 1 6 条 本 庁 公 益 通 報 窓 口 又 は 各 庁 公 益 通 報 窓 口 に 対 し 、 通 報 者 か ら 、 公 益 通
報 等 と し て 、 そ の 可 能 性 を 有 す る 通 報 が あ っ た と き は 、 こ れ に 誠 実 か つ 公 正 に
対 応 し 、 次 条 の 規 定 に よ り 対 応 す る 場 合 の ほ か 、 公 益 通 報 等 に 当 た ら な い こ と
が 明 ら か な 場 合 そ の 他 受 付 を 行 う こ と が で き な い 正 当 な 理 由 が あ る 場 合 を 除
き 、 本 庁 窓 口 責 任 者 又 は 各 庁 窓 口 責 任 者 ( 以 下 「 機 関 窓 口 責 任 者 」 と い う 。)は 、 そ の 受 付 を 行 う も の と す る 。 機 関 職 員 か ら 通 報 事 案 の 引 継 ぎ を 受 け た と き
も 同 様 と す る 。
2 前 項 の 受 付 を す る こ と が 相 当 と 思 料 さ れ る 通 報 を 受 け た と き は 、 機 関 窓 口 責
任 者 は 、 通 報 者 に 対 し 、 速 や か に 、 次 の 事 項 の 説 明 を 行 う も の と す る 。 こ の 説
明 を 書 面 で 行 う と き は 、 通 報 者 説 明 事 項 書 ( 様 式 第 5 号 ) に よ る も の と す る 。
(1) 通 報 者 に 対 し 、 不 利 益 な 取 扱 い が さ れ な い こ と 。
(2) 通 報 秘 密 は 、 保 持 さ れ る こ と 。
(3) 個 人 情 報 は 、 保 護 さ れ る こ と 。
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(4) 通 報 に つ い て 、 こ の 規 則 に 基 づ く 対 応 の 概 要 。
(5) こ の 規 則 に 基 づ く 通 報 の 受 付 又 は 受 理 が 、 必 ず し も 法 に よ る 保 護 の 対 象 と
し て 保 障 さ れ る も の で は な い こ と 。
(6) 通 報 者 自 身 に お い て も 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情 報 を 保 護 す る こ と が 重 要
で あ る こ と 。
3 第 1 項 の 通 報 が 、 書 面 、 電 子 メ ー ル 等 通 報 者 が そ の 到 達 を 直 接 覚 知 で き な い
方 法 に よ る 場 合 は 、 機 関 窓 口 責 任 者 は 、 通 報 者 に 対 し 、 遅 滞 な く 、 通 報 を 受 け
た 旨 を 連 絡 す る も の と す る 。こ の 連 絡 を 書 面 で 行 う と き は 、通 報 受 取 通 知 書( 様
式 第 6 号 ) に よ る も の と す る 。
4 第 1 項 の 受 付 は 、 受 付 票 ( 甲 )
( 様 式 第 7 号 ) を 作 成 す る 方 法 に よ る も の と
す る 。 通 報 者 に 所 定 事 項 に 係 る 確 認 を 求 め る と き で 、 必 要 が あ る と き は 、 公 益
通 報 等 確 認 ・ 質 問 書 ( 様 式 第 8 号 ) に よ る も の と す る 。
5 第 1 項 の 通 報 を 受 け た 後 、 必 要 が あ る と き は 、 機 関 窓 口 責 任 者 は 、 通 報 者 に
対 し 、 受 付 の 審 査 中 で あ る 旨 を 連 絡 す る こ と が で き る 。 こ の 連 絡 を 書 面 で 行 う
と き は 、 受 付 審 査 中 通 知 書 ( 様 式 第 9 号 ) に よ る も の と す る 。
6 受 付 審 査 は 、 機 関 窓 口 責 任 者 に よ る 受 付 票 の 確 認 を 経 た 時 こ れ を 完 了 し た も
の と す る 。 機 関 窓 口 責 任 者 は 、 受 付 を 行 わ な い と き は 、 次 条 の 規 定 に よ り 対 応
す る 場 合 を 除 き 、 通 知 書 ( 様 式 第 1 0 号 ) に よ り 、 通 報 者 に 対 し 、 遅 滞 な く 、
そ の 旨 通 知 す る も の と す る 。
第 2 節 教 示
( 教 示 )
第 1 7 条 法 第 3 条 第 2 号 に 定 め る 公 益 通 報 が 誤 っ て 当 該 公 益 通 報 に 係 る 通 報 対
象 事 実 に つ い て 処 分 若 し く は 勧 告 等 を す る 権 限 を 有 し な い 機 関 に 対 し て さ れ た
も の と 明 ら か に 認 め ら れ る 場 合 は 、 機 関 窓 口 責 任 者 又 は 機 関 責 任 者 は 、 通 報 者
に 対 し 、 当 該 公 益 通 報 に 係 る 通 報 対 象 事 実 に つ い て 処 分 若 し く は 勧 告 等 を す る
権 限 を 有 す る 機 関 又 は 行 政 機 関 を 教 示 し な け れ ば な ら な い 。
2 公 益 通 報 等 ( 前 項 の 公 益 通 報 を 除 く 。
) の 内 容 が 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 事 項 に
照 ら し 明 ら か に 関 連 を 有 す る も の と 認 め ら れ ず 、 か つ 、 事 実 関 係 を 調 査 す る こ
と が 適 切 な 他 の 機 関 若 し く は 他 の 行 政 機 関 等 が 認 め ら れ る 場 合 は 、 機 関 窓 口 責
任 者 は 、 通 報 者 に 対 し 、 当 該 他 の 機 関 若 し く は 当 該 他 の 行 政 機 関 等 を 教 示 す る
も の と す る 。
(1) 法 令 ( 所 管 す る も の を 含 む。
) 又 は こ れ に 基 づ く 命 令 等
(2) 人 事 に 関 す る 事 務
(3) 所 掌 事 務
(4) 組 織 ・ 機 構
3 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、 公 益 通 報 窓 口 に 対 す る 通 報 ( 公 益 通 報 を 除 く 。)- 14 -
が 、 他 の 法 令 の 規 定 の 定 め に よ る も の で あ る と き は 、 当 該 法 令 の 定 め る と こ ろ
に よ る 。 こ の 場 合 に お い て は 、 機 関 窓 口 責 任 者 又 は 機 関 責 任 者 は 、 通 報 者 に 対
し 、 当 該 法 令 に 基 づ く 適 切 な 機 関 、 行 政 機 関 、 若 し く は 事 務 を 取 り 扱 う 担 当 を
教 示 する もの と する 。
4 前 3 項 の 教 示 を 書 面 で 行 う と き は 、 通 報 者 に 対 し 、 教 示 通 知 書 ( 様 式 第 1 1
号 ) に よ り 通 知 す る も の と す る 。
5 第 1 項 、 第 2 項 又 は 第 3 項 の 教 示 を 行 う と き は 、 機 関 の 法 令 遵 守 の 確 保 及 び
適 正 な 業 務 の 推 進 の ほ か 、 利 害 関 係 を 有 す る 者 の 秘 密 、 信 用 、 名 誉 、 プ ラ イ バ
シ ー 等 の 保 護 に 支 障 を 及 ぼ す お そ れ が な い 限 り に お い て 、 通 報 者 に 対 し 、 当 該
教 示 に 係 る 資 料 の 提 供 を 行 う こ と が で き る も の と す る 。
第 3 節 通 報 事 案 の 送 付
( 送 付 )
第 1 8 条 機 関 窓 口 責 任 者 は 、 受 付 を 完 了 し た 通 報 事 案 に つ い て 、 第 1 7 条 第 2
項 各 号 に 掲 げ る 事 項 に 照 ら し 相 当 の 関 連 を 有 す る も の と 認 め ら れ 、 か つ 、 事 実
関 係 を 調 査 す る こ と が 適 当 と 認 め ら れ る 機 関 責 任 者 に 対 し 、 関 係 資 料 及 び 受 付
票 写 し と と も に こ れ を 送 付 す る も の と す る 。
第 6 章 通 報 事 案 の 受 理 及 び 調 査 対 応
( 通 常 受 理 )
第 1 9 条 機 関 責 任 者 は 、 通 報 事 案 の 送 付 を 受 け た と き は 、 受 理 通 知 書 ( 様 式 第
1 2 号 )に よ り 通 報 者 に 対 し 、遅 滞 な く、そ の 旨 通 知 す る も の と す る 。た だ し 、
公 益 通 報 等 に 当 た ら な い こ と が 明 ら か な 場 合 そ の 他 受 理 を 行 う こ と が で き な い
正 当 な 理 由 が 認 め ら れ る と き は 、 第 1 7 条 の 規 定 に よ り 対 応 す る 場 合 を 除 き 、
不 受 理 通 知 書 ( 様 式 第 1 3 号 ) に よ り 通 報 者 に 対 し 、 遅 滞 な く 、 そ の 旨 通 知 す
る も の と す る 。
2 外 部 通 報 又 は 準 外 部 通 報 に つ い て 、 前 項 た だ し 書 の 規 定 を 適 用 す る と き は 、
ガ イ ド ラ イ ン に 掲 げ ら れ て い る 次 の 事 項 の 趣 旨 を 踏 ま え 、 慎 重 に 判 断 す る も の
と す る 。
(1) 真 実 相 当 性 に つ い て は 、 通 報 内 容 を 裏 付 け る 内 部 資 料 、 関 係 者 に よ る 供 述
に 限 ら ず 、 通 報 者 本 人 に よ る 供 述 に 具 体 性 、 迫 真 性 等 が 認 め ら れ る と き は そ
の 要 件 を 充 足 す る も の と 評 価 さ れ る こ と を 踏 ま え 、
柔 軟 か つ 適 切 に 対 応 す る 。
(2) 直 ち に 真 実 相 当 性 の 要 件 を 満 た す も の で あ る こ と が 明 ら か で な い 場 合 に お
い て も 、 個 人 の 生 命 、 身 体 、 財 産 そ の 他 の 利 益 に 重 大 な 損 害 を 及 ぼ す 可 能 性
が 認 め ら れ る 通 報 に つ い て は 、 柔 軟 か つ 適 切 に 対 応 す る 。
3 法 第 3 条 第 1 号 に 定 め る 公 益 通 報 の 可 能 性 を 有 す る 通 報 事 案 で あ る 場 合 は 、
第 1 項 に 定 め る 通 知 に つ い て 、 当 該 通 報 が 寄 せ ら れ た 日 を 起 算 日 と し て 2 0 日
以 内 に 通 報 者 に こ れ が 到 達 す る よ う 努 め る も の と す る 。
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4 機 関 責 任 者 は 、 通 報 事 案 の 送 付 又 は 引 渡 し を 受 け る こ と が 困 難 な 相 当 の 理 由
が 認 め ら れ る と き は 、 機 関 窓 口 責 任 者 に 対 し 、 協 議 の 申 入 れ を す る こ と が で き
る も の と す る 。 通 報 事 案 に つ い て 、 自 ら 調 査 又 は 決 定 す る こ と が 適 当 で な い も
の と 直 ち に 認 め ら れ る と き も 同 様 と す る 。
( 事 実 調 査 )
第 2 0 条 機 関 責 任 者 は 、 通 報 事 案 を 通 常 受 理 し た と き は 、 当 該 通 報 事 案 の 通 報
対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 又 は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 の
有 無 に つ い て 、 そ の 真 相 の 解 明 を 目 的 と し 、 速 や か に 、 十 分 か つ 必 要 な 調 査 を
行 う も の と す る 。た だ し 、機 関 の 法 令 遵 守 の 確 保 及 び 適 正 な 業 務 の 推 進 の ほ か 、
利 害 関 係 を 有 す る 者 の 秘 密 、 信 用 、 名 誉 、 プ ラ イ バ シ ー 等 の 保 護 に 相 当 の 支 障
が あ る 場 合 で あ っ て 、 こ れ を 除 去 す る こ と が 困 難 で 、 か つ 、 そ の 解 消 の 見 込 み
が な い と き は 、 機 関 責 任 者 に お い て 調 査 不 能 決 定 ( 第 2 3 条 第 5 号 ) を 行 う も
の と す る 。
2 前 項 の 調 査 に 当 た っ て は 、通 報 秘 密 を 保 持 し 、個 人 情 報 を 保 護 す る と と も に 、
通 報 事 案 の 実 情 に 応 じ 、 必 要 か つ 相 当 と 認 め ら れ る 方 法 で 調 査 を 行 う も の と す
る 。 こ の 場 合 に お い て は 、 必 要 に 応 じ 、 被 通 報 者 に 質 問 し 、 関 係 者 か ら 事 情 を
聴 取 し 、 物 件 又 は 書 類 そ の 他 の 事 実 を 裏 付 け る 客 観 的 証 拠 物 若 し く は そ の 写 し
の 提 供 等 を 求 め る こ と が で き る も の と す る 。
3 機 関 責 任 者 は 、 調 査 の 進 捗 に 応 じ て そ の 状 況 を 把 握 す る と と も に 、 調 査 に 関
し て 本 庁 担 当 者 又 は 各 庁 担 当 者 及 び 本 庁 補 助 者 又 は 各 庁 補 助 者 に 対 し 、 必 要 な
指 導 助 言 を 行 う も の と す る 。
4 機 関 責 任 者 は 、 調 査 の 進 捗 及 び 通 報 者 の 意 向 に 応 じ 、 調 査 の 概 況 に つ い て 、
通 報 者 に 連 絡 す る こ と が で き る も の と す る 。
( 事 実 認 定 )
第 2 1 条 機 関 責 任 者 は 、 通 報 事 案 に 係 る 調 査 を 終 え た と き は 、 当 該 通 報 事 案 の
通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 又 は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事
実 の 有 無 に つ い て 、調 査 結 果 に 基 づ き 、厳 正 公 平 に そ の 認 定 を 行 う も の と す る 。
第 7 章 機 関 が と る べ き 措 置
第 1 節 措 置 の 決 定 及 び 実 施
( 措 置 決 定 )
第 2 2 条 機 関 責 任 者 は 、 第 2 条 第 9 号 に 定 め る 内 部 通 報 、 同 条 第 1 0 号 に 定 め
る 準 内 部 通 報 、 同 条 第 1 1 号 に 定 め る 外 部 通 報 若 し く は 同 条 第 1 2 号 に 定 め る
準 外 部 通 報 で あ っ て 、 当 該 通 報 事 案 に 係 る 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実
又 は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 が あ る と 認 め る と き は 、 次 条 第 3
号 、 第 4 号 、 第 6 号 又 は 第 7 号 の 規 定 を 適 用 す べ き も の を 除 き 、 措 置 決 定 を 行
い 、 当 該 通 報 対 象 事 実 、 当 該 法 定 外 通 報 対 象 事 実 又 は 当 該 法 令 の 規 定 に 違 反 す
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る 行 為 に 関 す る 事 実 の 中 止 そ の 他 是 正 の た め に 必 要 と 認 め る 措 置 、 再 発 の 防 止
の た め に 必 要 と 認 め る 措 置 、 必 要 な 場 合 に お け る 関 係 者 の 処 分 に 関 す る 措 置 、
法 令 に 基 づ く 措 置 そ の 他 適 当 な 措 置 を 実 施 し な け れ ば な ら な い 。 こ の 場 合 に お
い て 、 各 庁 が 処 分 又 は 勧 告 等 の 権 限 を 行 使 す る た め に 必 要 が あ る と き は 、 あ ら
か じ め 、 本 庁 と 協 議 す る こ と が で き る も の と す る 。
2 機 関 責 任 者 は 、 前 項 に よ る 措 置 決 定 を 行 っ た と き 及 び 当 該 措 置 の 実 施 を し た
と き は 、 通 報 者 に 対 し 、 適 正 な 業 務 の 遂 行 及 び 利 害 関 係 を 有 す る 者 の 秘 密 、 信
用 、 名 誉 、 プ ラ イ バ シ ー 等 の 保 護 に 支 障 が な い 限 り に お い て 、 次 の 各 号 に 掲 げ
る 区 分 に 従 い 、 当 該 各 号 に 定 め る 通 知 に つ い て 、 速 や か に 行 う も の と す る 。
(1) 措 置 決 定 し た と き 調 査 結 果 ・ 措 置 決 定 通 知 書 ( 様 式 第 1 4 号 ) に よ り 通
報 者 に 対 し 、 そ の 旨 を 通 知 す る 。
(2) 措 置 の 実 施 を し た と き 措 置 実 施 通 知 書 ( 様 式 第 1 5 号 ) に よ り 通 報 者 に
対 し 、 そ の 旨 を 通 知 す る 。
3 第 1 項 の 公 益 通 報 等 が 法 第 2 条 第 3 項 第 1 号 に 掲 げ る も の そ の 他 の 法 律 に 規
定 す る 罪 の 犯 罪 行 為 の 事 実 を 内 容 と す る 場 合 に お け る 当 該 犯 罪 の 捜 査 及 び 公 訴
に つ い て は 、 第 1 項 の ほ か 、 第 2 0 条 及 び 第 2 1 条 の 規 定 に か か わ ら ず 、 刑 事
訴 訟 法 ( 昭 和 2 3 年 法 律 第 1 3 1 号 ) の 定 め る と こ ろ に よ る 。
第 2 節 不 措 置 決 定 等
( 不 措 置 決 定 )
第 2 3 条 機 関 責 任 者 は 、 第 2 条 第 9 号 に 定 め る 内 部 通 報 、 同 条 第 1 0 号 に 定 め
る 準 内 部 通 報 、 同 条 第 1 1 号 に 定 め る 外 部 通 報 若 し く は 同 条 第 1 2 号 に 定 め る
準 外 部 通 報 と し て 通 報 さ れ た も の の そ の 要 件 を 満 た さ ず 公 益 通 報 等 と 認 め ら れ
な い と き 、 又 は 第 2 条 第 9 号 に 定 め る 内 部 通 報 、 同 条 第 1 0 号 に 定 め る 準 内 部
通 報 、 同 条 第 1 1 号 に 定 め る 外 部 通 報 若 し く は 同 条 第 1 2 号 に 定 め る 準 外 部 通
報 で あ っ て 当 該 通 報 事 案 に 係 る 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 若 し く は 法
令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 が あ る と 認 め ら れ な い と き 又 は そ の 他 の
措 置 決 定 す る こ と が 適 当 で な い 理 由 を 認 め る と き は 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 区 分 に
従 い 、 当 該 各 号 に 定 め る 決 定 を 行 う 。
(1) 公 益 通 報 等 の 要 件 を 満 た さ な い と き 公 益 通 報 等 非 該 当
(2) 当 該 通 報 事 案 に 係 る 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 又 は 法 令 の 規 定 に
違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 が い ず れ も 認 め ら れ な い と き 通 報 対 象 事 実 等 は
認 め ら れ な い ( 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 は 認 め ら れ な い )
(3) 法 第 1 4 条 に 該 当 す る 場 合 公 益 通 報 者 保 護 法 第 1 4 条 該 当
(4) 法 定 外 通 報 対 象 事 実 は 認 め ら れ る も の の 、 そ の 程 度 が 極 め て 軽 微 で あ る と
き 、 措 置 決 定 す る こ と が で き な い と き 、 措 置 決 定 す る 必 要 が な い と き 又 は 措
置 決 定 す る こ と が 適 当 で な い 理 由 が 認 め ら れ る と き 不 措 置
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(5) 事 実 認 定 を 妨 げ る 支 障 が あ っ て 、 こ れ を 除 去 す る こ と が 困 難 で 、 か つ 、 そ
の 解 消 の 見 込 み が な い と き 調 査 不 能
(6) 通 報 者 が 通 報 を 取 り 下 げ た と き 通 報 取 下 げ
(7) 同 一 性 の あ る 通 報 事 案 に つ い て 前 に 措 置 決 定 又 は 不 措 置 決 定 し た こ と が 認
め ら れ 、 か つ 、 当 該 事 実 の 認 定 若 し く は こ の 規 則 に 基 づ き し た 決 定 に 影 響 を
及 ぼ す 特 に 考 慮 す べ き 事 情 を 有 す る も の と 認 め ら れ な い と き 措 置
( 不 措 置 )
決 定 済 み
2 機 関 責 任 者 は 、 前 項 各 号 に 掲 げ る 決 定 を 行 っ た と き は 、 調 査 結 果 ・ 不 措 置 決
定 通 知 書 ( 様 式 第 1 6 号 ) に よ り 通 報 者 に 対 し 、 速 や か に そ の 旨 通 知 す る も の
と す る 。 こ の 場 合 に お い て 2 つ 以 上 の 決 定 を 行 っ た と き の 通 知 は 、 こ れ を 併 せ
て 行 う こ と が で き る も の と す る 。
( 解 釈 規 定 )
第 2 4 条 前 条 第 5 号 の 規 定 は 、 通 報 対 象 事 実 、 法 定 外 通 報 対 象 事 実 、 又 は 法 令
の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 の 行 為 の 主 体 と し て の 特 定 の 個 人 が 明 ら か
で な い こ と の み を 理 由 と し て 適 用 で き る も の と 解 し て は な ら な い 。
2 前 条 第 1 号 及 び 同 第 6 号 の 規 定 は 、 機 関 の 長 が 必 要 と 認 め て 行 う 当 該 通 報 対
象 事 実 、 当 該 法 定 外 通 報 対 象 事 実 若 し く は 当 該 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関
す る 事 実 の 中 止 そ の 他 是 正 の た め に 必 要 と 認 め る 措 置 、 再 発 の 防 止 の た め に 必
要 と 認 め る 措 置 、 関 係 者 の 処 分 に 関 す る 措 置 、 法 令 に 基 づ く 措 置 そ の 他 適 当 な
措 置 の 実 施 に つ い て 、 こ れ を 妨 げ る も の で は な い 。
第 8 章 通 報 事 案 の 分 離 等
( 分 離 併 合 )
第 2 5 条 窓 口 責 任 者 は 、 必 要 と 認 め る と き は 、 通 報 事 案 に つ い て 、 次 の 各 号 に
掲 げ る 区 分 に 応 じ 、 当 該 各 号 に 掲 げ る 決 定 を す る こ と が で き る 。
(1) 一 つ の 通 報 事 案 が 、 内 部 通 報 、 準 内 部 通 報 、 外 部 通 報 、 若 し く は 準 外 部 通
報 の 複 数 に 及 ん で 該 当 す る 可 能 性 を 有 す る と き 、 複 数 の 機 関 に 及 ん で 関 連 す
る 可 能 性 を 有 す る と き 、 又 は そ の 他 の 分 け て 調 査 若 し く は 決 定 す べ き 理 由 を
認 め る と き 分 離 ( 様 式 第 1 7 号 )
(2) 複 数 の 通 報 事 案 そ れ ぞ れ に 相 当 の 関 連 性 又 は 同 一 性 が 認 め ら れ 、 こ れ ら を
併 せ て 調 査 す る こ と に 支 障 を 生 ず る お そ れ が な い と き 併 合
( 様 式 第 1 8 号 )
2 前 項 の 分 離 又 は 併 合 を し た と き は 、 そ の 結 果 と し て 生 じ る 通 報 事 案 個 々 に つ
い て 当 該 決 定 を し た 者 が 受 付 票( 乙 )
( 様 式 第 1 9 号 )を 作 成 す る も の と す る 。
3 併 合 又 は 分 離 の 決 定 を し た 者 は 、
当 該 決 定 書 写 し に 前 項 の 受 付 票 写 し を 添 え 、
調 査 を 行 う 者 に 通 知 す る も の と す る 。
( 協 同 調 査 )
第 2 6 条 機 関 責 任 者 は 、 通 報 事 案 の 全 部 又 は 一 部 の 事 実 関 係 を 調 査 す る こ と に
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つ い て 、
他 の 機 関 等 と 協 同 し て 行 う べ き 相 当 の 理 由 が あ る も の と 認 め る と き は 、
あ ら か じ め 、 当 該 他 の 機 関 責 任 者 等 と 協 議 し た 上 、 協 力 し 又 は 合 同 し て こ れ を
調 査 す る こ と が で き る も の と す る 。
第 9 章 通 報 者 の 保 護
第 1 節 通 報 者 保 護 及 び 救 済 等
( 通 報 者 等 の 保 護 )
第 2 7 条 法 第 3 条 各 号 に 定 め る 公 益 通 報 を し た こ と を 理 由 と す る 機 関 職 員 ( 通
報 の 日 前 1 年 以 内 に 機 関 職 員 で あ っ た 者 を 含 む 。 本 条 、 次 条 及 び 第 3 5 条 に お
い て 同 じ 。
) に 対 す る 免 職 そ の 他 不 利 益 な 取 扱 い の 禁 止 及 び 保 護 に つ い て は 、
法 第 9 条 の 定 め る と こ ろ に よ る 。
2 公 益 通 報 等 ( 公 益 通 報 を 除 く 。
) を し た こ と を 理 由 と す る 機 関 職 員 に 対 す る
免 職 そ の 他 不 利 益 な 取 扱 い の 禁 止 及 び 保 護 に つ い て も 前 項 と 同 様 と す る 。
3 前 2 項 の 定 め に よ る と き 又 は 通 報 者 等 の 保 護 を 図 る と き は 、 ガ イ ド ラ イ ン に
掲 げ ら れ て い る 次 の 事 項 の 趣 旨 を 踏 ま え つ つ 、 機 関 職 員 に 対 す る 免 職 そ の 他 不
利 益 な 取 扱 い の 禁 止 及 び 保 護 の 適 正 を 期 す る も の と す る 。
(1) 通 報 者 等 に 対 し 、 不 利 益 な 取 扱 い ( 嫌 が ら せ 等 の 事 実 上 の 行 為 を 含 む 。)を 行 う こ と を 防 ぐ 措 置 を と る 。
(2) 通 報 者 等 に 対 し 不 利 益 な 取 扱 い を 行 っ た 者 に 対 し、行 為 態 様 、被 害 の 程 度 、
そ の 他 情 状 等 の 諸 般 の 事 情 を 考 慮 し て 、 懲 戒 処 分 そ の 他 適 切 な 措 置 を と る 。
範 囲 外 共 有 ( 通 報 者 を 特 定 さ せ る 事 項 を 必 要 最 小 限 の 範 囲 を 超 え て 共 有 す る
こ と 。
) や 通 報 者 の 探 索 を 行 っ た 者 、 正 当 な 理 由 な く 通 報 秘 密 を 漏 ら し た 者
及 び 知 り 得 た 個 人 情 報 を み だ り に 他 人 に 知 ら せ 又 は 不 当 な 目 的 に 利 用 し た 者
に 対 し て も 同 様 と す る 。
( 救 済 制 度 周 知 )
第 2 8 条 機 関 責 任 者 は 、 機 関 職 員 が 受 け た 不 利 益 な 取 扱 い が 通 報 又 は 相 談 し た
こ と を 理 由 と す る も の と 認 め ら れ る と き は 、 そ の 職 員 に 対 し 、 当 該 職 員 が 受 け
た 不 利 益 な 取 扱 い の 内 容 等 に 応 じ 、 人 事 院 に 対 す る 不 利 益 処 分 に つ い て の 審 査
請 求 ( 国 家 公 務 員 法 ( 昭 和 2 2 年 法 律 第 1 2 0 号 ) 第 9 0 条 )
、 勤 務 条 件 に 関
す る 行 政 措 置 の 要 求 ( 同 法 第 8 6 条 ) の ほ か 、 人 事 院 に お け る 苦 情 相 談 制 度 等
を 利 用 す る こ と が で き る 旨 を 周 知 す る も の と す る 。
( フ ォ ロ ー ア ッ プ )
第 2 9 条 機 関 責 任 者 は 、 通 報 者 か ら 、 通 報 し た こ と を 理 由 と し て そ の 役 務 提 供
先 か ら 解 雇 そ の 他 不 利 益 な 取 扱 い が 行 わ れ て い る 旨 の 申 告 を 受 け た と き 、 又 は
そ の 事 実 を 認 知 し た と き は 、
消 費 者 庁 公 益 通 報 者 保 護 制 度 相 談 ダ イ ヤ ル の 紹 介 、
法 令 に 基 づ く 措 置 、 そ の 他 通 報 者 を 保 護 す る た め に 適 当 な 措 置 を 実 施 す る も の
と す る 。 こ の 規 則 の 規 定 に 基 づ く 公 益 通 報 等 の 対 応 を 終 え た 者 か ら 申 告 を 受 け
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た と き も 同 様 と す る 。
2 機 関 責 任 者 は 、 通 報 者 に よ る 前 項 の 申 告 に か か わ ら ず 、 通 報 し た こ と を 理 由
と し て そ の 役 務 提 供 先 か ら 解 雇 そ の 他 不 利 益 な 取 扱 い が 行 わ れ て い る 疑 い が あ
る 場 合 に は 、 そ の 事 実 確 認 に 努 め る も の と す る 。
第 3 0 条 機 関 責 任 者 は 、 措 置 の 実 施 を 終 え た 通 報 事 案 に つ い て 、 当 該 措 置 が 適
切 に 機 能 し て い る か を 確 認 し 、 当 該 措 置 が 適 切 に 機 能 せ ず 、 結 果 の 反 覆 が 認 め
ら れ る と き は 、 当 該 通 報 対 象 事 実 、 当 該 法 定 外 通 報 対 象 事 実 、 若 し く は 当 該 法
令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 に 関 す る 事 実 の 中 止 そ の 他 是 正 の た め に 必 要 と 認 め る
措 置 、 再 発 の 防 止 の た め に 必 要 と 認 め る 措 置 、 必 要 な 場 合 に お け る 関 係 者 の 処
分 に 関 す る 措 置 、 法 令 に 基 づ く 措 置 そ の 他 適 当 な 措 置 を 実 施 す る も の と す る 。
2 機 関 責 任 者 は 、 前 項 の 疑 い が あ る 場 合 に は 、 そ の 事 実 確 認 に 努 め る も の と す
る 。
( 匿 名 通 報 )
第 3 1 条 機 関 責 任 者 は 、 通 報 者 の 申 出 を 受 け て 通 報 秘 密 の 保 持 又 は 個 人 情 報 を
保 護 す る た め に 必 要 と 認 め る と き は 、 匿 名 に よ る 通 報 等 に つ い て 、 実 名 に よ る
場 合 と 同 様 に 対 応 す る も の と す る 。 こ の 場 合 に お い て は 、 通 報 秘 密 の 保 持 及 び
個 人 情 報 の 保 護 の ほ か 、 当 該 通 報 者 の 同 一 性 を 担 保 す る こ と に 注 意 し つ つ 、 通
報 者 と の 適 切 な 連 絡 手 段 の 確 保 に 努 め る も の と す る 。
( 通 知 連 絡 )
第 3 2 条 こ の 規 則 の 規 定 に 基 づ き 行 う 通 報 者 に 対 す る 連 絡 又 は 通 知 は 、 機 関 責
任 者 が 次 に 掲 げ る い ず れ か の 事 情 を 認 め る と き で あ っ て 、 他 に 適 切 な 手 段 方 法
が 見 当 た ら な い と き は 、 こ れ を 行 わ な い も の と す る 。
(1) 通 報 者 が 連 絡 又 は 通 知 を 拒 ん だ と き 。
(2) 連 絡 又 は 通 知 を 行 う こ と が 困 難 な と き 。
(3) 連 絡 又 は 通 知 を 行 う こ と が で き な い と き 。
(4) 連 絡 又 は 通 知 を 行 う 必 要 が な い と き 。
(5) 前 各 号 に 掲 げ る ほ か 、 連 絡 又 は 通 知 を 行 う こ と が 適 当 で な い と き 。
第 2 節 意 見 苦 情 へ の 対 応
( 意 見 苦 情 対 応 )
第 3 3 条 機 関 責 任 者 は 、 こ の 規 則 に 基 づ く 対 応 に つ い て 、 通 報 者 等 か ら 意 見 又
は 苦 情 の 申 出 を 受 け た と き は、
迅 速 か つ 適 切 に 対 応 す る よ う 努 め る も の と す る 。
第 1 0 章 職 員 の 責 務 等
第 1 節 機 関 職 員 の 責 務
( 機 関 職 員 の 責 務 等 )
第 3 4 条 機 関 職 員 は、職 員 等 か ら 、法 第 3 条 第 1 号 に 規 定 す る 公 益 通 報 と し て 、
そ の 可 能 性 を 有 す る 通 報 を 受 け た と き は 、 直 ち に 、 機 関 窓 口 責 任 者 に こ れ を 引
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き 継 ぐ も の と す る 。 こ の 場 合 に お い て は 、 特 に 、 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情 報
の 保 護 に 注 意 し な け れ ば な ら な い も の と す る 。
2 第 1 項 の 通 報 を 受 け た 職 員 が 通 報 者 の 上 司 に 当 た る 場 合 で 相 当 の 理 由 が 認 め
ら れ る と き は 、 当 該 職 員 が 自 ら 行 う こ と が で き る 範 囲 で 事 実 関 係 を 調 査 す る こ
と を 妨 げ な い も の と す る 。 た だ し 、 調 査 の 終 結 及 び 結 果 の 内 容 に か か わ ら ず 、
通 報 を 受 け た 後 、 通 報 者 の 同 意 を 得 て 、 遅 滞 な く 、 機 関 窓 口 責 任 者 に 対 し 、 通
報 事 案 の 引 継 ぎ を 要 す る も の と す る 。
( 他 人 の 正 当 な 利 益 等 の 尊 重 )
第 3 5 条 公 益 通 報 等 を す る 機 関 職 員 は 、 他 人 の 正 当 な 利 益 又 は 公 共 の 利 益 を 害
す る こ と の な い よ う 努 め な け れ ば な ら な い も の と す る 。
( 協 力 )
第 3 6 条 機 関 職 員 は 、 機 関 責 任 者 等 か ら 公 益 通 報 等 の 調 査 等 の た め に 協 力 を 求
め ら れ た と き は 、 正 当 な 理 由 が あ る 場 合 を 除 き 、 誠 実 に 必 要 な 協 力 を 行 う も の
と す る 。
( 通 報 者 の 不 特 定 )
第 3 7 条 機 関 職 員 は 、 正 当 な 理 由 が あ る 場 合 を 除 き 、 通 報 者 を 特 定 し 又 は 公 開
を す る こ と 及 び そ の た め の 調 査 若 し く は 探 索 を 行 っ て は な ら な い も の と す る 。
第 2 節 教 育 研 修
( 教 育 )
第 3 8 条 第 4 条 か ら 第 7 条 ま で に 定 め る 体 制 を 構 成 す る 者 に は 、 法 、 指 針 及 び
ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 並 び に こ の 規 則 に 基 づ く 対 応 に 必 要 な 適 性 及 び 能 力 を 有 す
る 者 を 充 て る も の と し 、 機 関 責 任 者 は 、 こ れ ら の 者 に 対 し 、 公 益 通 報 等 の 対 応
並 び に 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及 び 相 談 者 の 保 護 に 係 る 知 識 及 び 技 能 の 向 上 を 図 る
た め に 必 要 な 教 育 を 行 う も の と す る 。
( 研 修 )
第 3 9 条 機 関 責 任 者 は 、 機 関 職 員 に 対 し 、 公 益 通 報 窓 口 、 第 2 8 条 に 掲 げ る 救
済 制 度 及 び 公 益 通 報 等 運 用 実 績 の 概 要 の ほ か 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣
旨 並 び に こ の 規 則 等 に つ い て 、 定 期 的 な 研 修 等 に よ っ て 十 分 に そ の 周 知 を 図 る
も の と す る 。
第 3 節 行 政 文 書 保 存
( 文 書 保 存 の 適 正 )
第 4 0 条 機 関 責 任 者 は 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 並 び に こ の 規 則 に 基
づ く 事 務 に よ り 作 成 又 は 取 得 し た 行 政 文 書 に つ い て 、 特 に 通 報 秘 密 の 保 持 及 び
個 人 情 報 の 保 護 に 注 意 し つ つ 、 適 正 に 保 存 す る も の と す る 。
2 本 庁 及 び 各 庁 の 文 書 管 理 者 は 、 前 項 の 行 政 文 書 の 保 存 期 間 に つ い て 、 標 準 文
書 保 存 期 間 基 準 を 改 正 す る 必 要 が あ る と き は 、 本 庁 の 定 め の 例 に よ る も の と す
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る 。
第 1 1 章 官 公 署 及 び 事 業 者 等 へ の 対 応
第 1 節 連 携 協 力
( 連 携 協 力 )
第 4 1 条 機 関 責 任 者 は 、 通 報 対 象 事 実 若 し く は 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 等 に
関 す る 事 実 ( 通 報 対 象 事 実 を 除 く 。
) に つ い て 処 分 又 は 勧 告 等 を す る 権 限 を 有
す る 行 政 機 関 が 複 数 に 及 ぶ も の と 認 め ら れ る と き 等 は、
調 査 等 の 対 応 に つ い て 、
相 互 に 連 携 し 、 必 要 な 協 力 を 行 う も の と す る 。
2 機 関 責 任 者 は 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 に 基 づ く も の と し て 行 政 機
関 そ の 他 の 官 公 署 か ら 調 査 等 の 協 力 を 求 め ら れ た と き は 、 正 当 な 理 由 が あ る 場
合 を 除 き 、 相 互 に 連 携 し 、 必 要 な 協 力 を 行 う も の と す る 。
第 2 節 事 業 者 等 へ の 対 応
( 事 業 者 へ の 周 知 等 )
第 4 2 条 本 庁 責 任 者 は 、 そ の 所 管 事 業 に 係 る 事 業 者 及 び 労 働 者 等 に 対 し 、 広 報
の 実 施 、 説 明 会 の 開 催 そ の 他 適 切 な 方 法 に よ り 、 法 、 指 針 、 指 針 の 解 説 及 び 出
入 国 在 留 管 理 庁 に お け る 通 報 窓 口 、 並 び に こ の 規 則 に 基 づ く 外 部 通 報 及 び 準 外
部 通 報 へ の 対 応 の 各 概 要 に つ い て 、 周 知 す る よ う 努 め る も の と す る 。
( 補 助 金 交 付 先 へ の 要 請 )
第 4 3 条 機 関 責 任 者 は 、 当 該 機 関 の 契 約 の 相 手 方 又 は 補 助 金 等 の 交 付 先 ( 以 下
「 相 手 方 事 業 者 」 と い う 。
) に お け る 法 令 遵 守 及 び 不 正 の 防 止 を 図 る た め に 必
要 と 認 め ら れ る 場 合 で あ っ て 、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る こ と を 認 め る 場
合 に は 、 相 手 方 事 業 者 に 対 し 、 法 、 指 針 及 び 指 針 の 解 説 に 基 づ く 取 組 の 実 施 を
求 め る こ と に 努 め る も の と す る 。
(1) 相 手 方 事 業 者 が 過 去 に 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 不 正 を 行 い 、 そ の 再 発 防 止 の
必 要 性 が 高 い も の と 認 め ら れ る と き 。
(2) 相 手 方 事 業 者 の 事 業 内 容 が 高 度 な 専 門 性 を 有 す る こ と に よ り 、 外 部 か ら の
監 督 だ け で は 相 手 方 事 業 者 が 法 令 の 規 定 に 違 反 す る 不 正 を 行 っ て い る と し て
も そ の 発 見 を す る こ と が 困 難 な も の と 認 め ら れ る と き 。
(3) 相 手 方 事 業 者 の 事 業 内 容 に 照 ら し 、 相 手 方 事 業 者 が 法 令 の 規 定 に 違 反 す る
不 正 を 行 え ば 個 人 の 生 命 、 身 体 、 財 産 そ の 他 正 当 な 利 益 が 侵 害 さ れ る お そ れ
が あ る と 認 め ら れ る と き 。
第 1 2 章 統 計 及 び 制 度 改 善
第 1 節 統 計
( 統 計 作 成 )
第 4 4 条 本 庁 窓 口 責 任 者 は 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 に 基 づ く 出 入 国
在 留 管 理 庁 に お け る 公 益 通 報 等 の 対 応 等 に つ い て 、 通 報 秘 密 の 保 持 及 び 個 人 情
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報 の 保 護 の ほ か 、
適 正 な 業 務 の 遂 行 に 支 障 を 及 ぼ す お そ れ の な い 限 り に お い て 、
そ の 運 用 実 績 に 係 る 統 計 を 作 成 す る と と も に 、 こ れ を 総 括 責 任 者 に 報 告 す る も
の と す る 。
2 前 項 の 報 告 は 、 公 益 通 報 等 運 用 実 績 統 計 表 ( 内 部 通 報 ・ 準 内 部 通 報 )
( 様 式
第 2 0 号 ) 並 び に 公 益 通 報 等 運 用 実 績 統 計 表 ( 外 部 通 報 ・ 準 外 部 通 報 )
( 様 式
第 2 1 号 ) に よ り 行 う も の と す る 。
3 各 庁 の 長 は 公 益 通 報 等 運 用 実 績 統 計 表 ( 内 部 通 報 ・ 準 内 部 通 報 )
( 外 部 通 報
・ 準 外 部 通 報 ) を 作 成 し 、 本 庁 の 窓 口 責 任 者 に 対 し 、 毎 年 5 月 1 0 日 ま で に 、
そ の 電 子 情 報 を 提 出 し て 報 告 す る も の と す る 。
4 出 入 国 在 留 管 理 庁 長 官 は 、 法 務 本 省 の 窓 口 責 任 者 に 対 し 、 公 益 通 報 等 運 用 実
績 統 計 表 ( 内 部 通 報 ・ 準 内 部 通 報 )
( 外 部 通 報 ・ 準 外 部 通 報 ) を 作 成 し 、 毎 年
5 月 末 日 ま で に 、 そ の 電 子 情 報 を 提 出 し て 報 告 す る も の と す る 。
第 2 節 制 度 改 善
( 制 度 改 善 )
第 4 5 条 総 括 責 任 者 は 、 継 続 的 な 点 検 を 通 じ て 、 公 益 通 報 等 の 対 応 並 び に 通 報
者 及 び 相 談 者 を 保 護 す る た め の 制 度 に つ い て こ れ を 改 善 す べ き 問 題 点 を 認 め た
と き は 、 こ の 規 則 を 改 正 す る な ど し て 、 出 入 国 在 留 管 理 庁 に お け る 法 、 指 針 、
指 針 の 解 説 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 を 踏 ま え た 公 益 通 報 等 の 対 応 基 盤 の 一 層 の
向 上 に 努 め る も の と す る 。
2 前 項 の 制 度 改 善 に 当 た っ て は 、 公 益 通 報 等 運 用 実 績 統 計 表 に よ る 現 状 把 握 の
ほ か 、 機 関 職 員 及 び 中 立 的 な 第 三 者 ( 外 部 窓 口 委 託 先 等 ) か ら の 意 見 を 定 期 的
に 参 酌 す る よ う 努 め る も の と す る 。
第 1 3 章 雑 則
( 細 則 制 定 )
第 4 6 条 機 関 責 任 者 は 、 法 、 指 針 及 び ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 並 び に こ の 規 則 に 基
づ く 限 り に お い て 、 こ の 規 則 の 規 定 の 実 施 に 関 し 必 要 と 認 め る 事 項 に つ い て 、
そ の 細 則 を 定 め る こ と が で き る 。 こ の 場 合 に お い て 、 本 庁 責 任 者 が 必 要 を 認 め
る と き は 、 各 庁 に 対 し 、 細 則 に 定 め る 事 項 に つ い て 指 導 及 び 助 言 を 行 い 、 又 は
必 要 な 方 針 を 示 す こ と が で き る も の と す る 。
2 各 庁 の 長 が 前 項 の 細 則 を 制 定 す る と き は 、 必 要 に 応 じ 、 本 庁 責 任 者 に 対 し 、
協 議 を 申 し 出 る こ と が で き る も の と す る 。
(様 式 制定 )
第 4 7 条 こ の 規 則 で 掲 げ る 書 面 の 様 式 ( 第 1 号 か ら 第 2 1 号 ) は 、 総 括 責 任 者
が 定 める 。
附 則 ( 令 和 元 年 9 月 2 4 日 入 管 庁 総 訓 第 2 4 号 )
この 訓令 は 、令 和 元年 10 月 1日 か ら施 行 する 。
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附 則 ( 令 和 3 年 6 月 3 0 日 入 管 庁 総 訓 第 1 2 号 )
この 訓令 は 、令 和 3年 7月 1 日か ら 施行 す る。
附 則( 令 和4 年 5月 27 日 入管 庁 総訓 第 15 号)
この 訓令 は 、令 和 4年 6月 1 日か ら 施行 す る。
附 則( 令 和6 年 6月 27 日 入管 庁 総訓 第 12 8号 )
( 施 行期 日)
1 こ の訓 令は 、 令和 6 年6 月2 7 日か ら 施行 す る。
( 経 過措 置)
2 こ の 訓 令 に よ る 改 正 前 の 出 入 国 在 留 管 理 庁 公 益 通 報 等 対 応 規 則 の 規 定 に よ り
受 付 を 完 了 し た 通 報 事 案 に 係 る 公 益 通 報 等 の 対 応 並 び に 公 益 通 報 等 の 通 報 者 及
び 相 談者 の保 護 につ い ては 、な お 従前 の 例に よ る。