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第3回東京イミグレーション・フォーラム
菊池長官御挨拶
○しろまる 皆様、出入国在留管理庁長官の菊池浩です。第3回東
京イミグレーション・フォーラムに参加いただいた全て
の皆様を心より歓迎いたします。
○しろまる 今回、ここ東京において、多くの国・地域における
入管当局及び国際機関の皆様にお集まりいただき、直
接お会いできたことを、大変嬉しく思います。
○しろまる 先ほど小泉法務大臣が発言されたような激動の世界
情勢の中で、我々入管当局が抱える共通の課題に迅速
かつ的確に対応していくためには、相互に緊密に連携
していくことが不可欠です。
○しろまる もとより、相互理解や価値観の共有は一朝一夕にで
きるものではなく、それぞれの国・地域の制度、社会
状況、文化、歴史等を尊重しながら、継続的に対話を
することが不可欠だと考えています。毎年開催してい
る本フォーラムは、そのような継続的な対話の場を提
供し、次世代も見据えた連携構築に資するものであり
たいと考えています。
○しろまる 本フォーラムの概要を、簡単に御紹介させていただ
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きます。
まず、本日行われる基調講演では、本年10月1日
に新しく就任されたエイミー・ポープ IOM 新事務局長
よりビデオメッセージをいただきます。
次に、本日の全体会合は、普遍的な価値である人権
をテーマに、パネルディスカッション方式で実施しま
す。パネリスト同士での議論の後、参加者全員で議論
をすることになりますので、積極的な発言をお願いし
ます。
明日は4つの分科会が行われます。世界各地で深刻
化、長期化する人道危機により、故郷を追われた人の
数が1億1千万人を超えているという厳しい状況にあ
ることを踏まえ、分科会において初めて難民に関する
議題を設定し、UNHCR に出席していただくことになりま
した。UNHCR には同分科会の司会も務めていただくとと
もに、明日の講演にも御協力いただき感謝します。
3日目の金曜日には、午前中に東京出入国在留管理
局の審査窓口や収容施設の見学ツアーを用意しており
ます。
○しろまる 最後に、今回のフォーラムが、皆様にとって有意義
かつ実り多いものとなることを祈念して、私の挨拶と
いたします。
○しろまる ありがとうございました。