外国人支援コーディネーター養成研修の実施・運営
令 和 5 年 7 月 4 日
資料4 1養成研修の概要
目的
〇 外国人支援コーディネーターの役割等を理解した上で、身に付けるべき基本的な
専門的知識・技術等を習得し、それらを用いて外国人支援コーディネーターとしての
基本的な業務を行うことができる専門人材を養成し、認証することを目的とした研修
を実施する。
研修対象者・定員
〇 現に、自らが相談対応者又は相談対応者に対して助言・指導する立場の者として
外国人からの相談対応業務に従事している者であって、国、地方公共団体又はその
いずれかの委託等を受けた機関が運営する外国人向けの相談窓口において、相談
対応業務(注1)に一定期間(注2)従事した実務経験(注3)を有することが客観的に
確認できるもの。
(注1) 外国人向けの相談対応支援に従事している者に限る。
(注2)「一定期間」について、報告書においては、「常勤で1年以上又はそれに相当す
る時間数を想定」とされているが、具体的な算出方法について次回以降検討。
(注3)「実務経験」について、報告書においては、所定の知識及び技術を修得している
ことが国家資格により客観的に確認できる者については実務経験は不要としてい
るが、具体的には次回以降検討。
〇 研修1回あたり60人を予定。
外国人支援コーディネーター養成研修の実施・運営 2養成研修の概要
研修のねらい
〇 外国人支援コーディネーターの役割等に係る理解を深める。
〇 身に付けるべき基本的な専門的知識・技術等を習得させる。
〇 習得した専門的知識等を用いた実践や事例検討を通じて、幅広い視野と分野
横断的な観点を身に付ける。
実施形式
〇 養成研修1 :オンデマンドで視聴する方式(64時間、2か月間)
〇 実践研修 :研修受講者が職場等の自身の現場において、実践と与
えられた課題等に取り組む(3か月間)
〇 養成研修2 :集合研修方式(2日間)
(注記) 研修全体の期間は6か月程度とする。
修了者の呼称
〇 検討のポイント
・ どのような役割を担う人材なのかが容易に分かる名称であること
・ 他の外国人支援人材と混同するおそれが少ないものであること
・ 今後増加が見込まれる、就労目的の外国人にも認知しやすい名称とする必要
があること
➩ 「外国人支援」というコーディネーターの役割を名称に入れることで、どのような
専門性を有し、どのような活動を行う人材であるかが、容易に分かることから、
「外国人支援コーディネーター」と呼称する。
(英語表記) Support Coordinator for Foreign Residents
外国人支援コーディネーター養成研修の実施・運営

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