令和3年5月 11 日
令和2年度建設分野特定技能1号評価試験実施状況報告書
【建設分野】
国土交通省
1 試験実施概要
別紙のとおり。
2 試験実施主体
(外部機関に試験実施を委託している場合には、
その委託先機
関を含む。)一般社団法人 建設技能人材機構(以下「試験実施機関」)3 試験問題作成体制
試験問題の作成に当たっては、
試験実施業務区分ごとに、
関係建設業者団体
(登録法人の正会員である専門工事業団体に限る。
)又は当該団体加盟企業の
職員から、
試験問題の作成に向けた検討を行う試験委員を選定し、
作成された
試験問題案については、
国土交通省、
登録法人及び試験委員から構成される試
験委員会において、出題基準の検討、試験問題の作成、試験問題が出題基準に
適合することの確認を受け、試験問題を確定する。
4 試験申込方法(申込手順、定員数を超える受験希望者がいた場合の対応)
国内試験、
国外試験ともに、
試験実施機関のウェブサイトに作成した受験申
請用のサイトにおいて先着順で受け付けた。
なお、国内試験においては、定員数を超える受験希望者はいなかった。
5 試験実施体制
試験実施機関において、受験申請受付、試験会場・試験官の手配、採点、合
否結果の通知等の試験に関する事務を実施した。
6 試験水準
建設分野特定技能1号評価試験の試験水準は、技能検定3級相当の水準と
し、初級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識を問うものとす
る。
7 合否の基準
学科試験については合計点の 65%を合格基準とし、実技試験については登
録法人が定める基準点を合格基準とする。
8 合否の通知方法
試験結果は、
試験実施機関のウェブサイト内の専用マイページより、
受験者
全員に合否結果を通知した。
9 試験結果の公表方法
試験実施機関のウェブサイトにおいて、受験者数、合格者数、及び合格率に
ついて公表した。
10 合格証明書発行・交付手数料の有無及び方法
(手数料を徴収している場合は、
その額を含む。)試験実施機関のウェブサイト内の専用マイページより、
個別に合格証明書を
送付する。合格証明書発行のための交付手数料は徴収していない。
11 試験の適切な運用に向けた取組状況
(1)具体的な取組状況等(試験実施主体に対する指導監督状況、当初予期し
なかった不正行為への対策、
不正等が発覚した場合における合格取消措置等)ア 試験申込段階
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
・試験官に加えて受験者規模に応じた適正な人数の試験官補助を
配置し、試験を適正に実施した。
・顔写真付きの身分証明書のデータを申込時に登録させ、身代わ
り受験を防止した。
・試験実施機関のウェブサイト内に、
試験概要、
試験の受験案内等
の必要な情報を公開した。
・ウェブサイトの言語は日本語又は英語表記を選択可能とし、英
語版の受験案内も掲載した。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
イ 受験者の本人確認段階
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
・試験実施機関のウェブサイト内の専用マイページの登録を義務
付け、注意事項等試験実施機関からの情報共有が既読されてい
るかどうかの確認を実施した。試験実施前までに既読漏れや応
答がない受験者に関しては、
別途催促を行い、
情報伝達漏れを防
止した。
・受験申込時に顔写真付きの身分証明書のデータを登録させてお
り、試験日当日の本人確認に利用した。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
ウ 試験実施時
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
試験会場入場時に、
公的機関が発行した顔写真付き身分証明書(免許証、パスポート等)で本人確認を行った。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
エ 合格通知、合格発表、合格証明書交付・発行段階
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
イ1同様、マイページ内の情報伝達による仕組みにより円滑な手
続きが実施できた。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
(2)不正等の発覚による合格取消の有無(有の場合は、その数及びそれぞれ
の発覚した不正等の内容)
特になし。
12 事業年度途中に、試験問題について、大きな改善を行った場合は、その改善
内容、改善の必要性
特になし。
13 試験実施に当たっての試験実施国政府との調整状況及び今後の課題
建設分野の技能試験に適した試験会場及び作業試験に使用する、
会場、
資材
や機材の確保が可能な国において、
出入国在留管理庁と連携の上、
試験実施に
向けて取り組む。
14 海外における試験実施国・試験実施回数、国内における地方都市での実施・
試験実施回数の拡大に向けた取組内容
海外試験の検討については13に記載したとおり。
国内における地方都市での実施に関しては、職種によって会場規模が異な
ることから、試験実施ニーズと合わせ試験実施可能な場所の検討を進める。
試験実施回数の拡大に関しては、建設分野においては実技試験が必須となる
ことから、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、受験者及び試験会場の
安全性を担保できる体制が整い次第、実施回数の拡大を検討する。
15 新型コロナウイルス感染症の拡大による試験実施への影響及びコロナ禍で
の国内外における試験実施に向けた感染拡大防止措置の内容
(1)試験申込段階(受験案内等での事前周知等)
受験案内に下記内容を記載した。
・当日は現地で検温し、発熱があれば受験できません。
・試験会場では、感染予防のためマスクを着用してください。
(2)試験実施時(当日の試験会場における対応等)
・体制の二重化、運営スタッフの1週間検温の実施
運営スタッフの感染リスクに備えて、試験日の2週間前から2チー
ム(A、Bチーム)の接触制限を実施し、さらに、事前一週間の検温を
含む体調確認書を提出させた。
・受験生への当日の検温及び体調確認書の提出
・ウォークスルー方式による 3 密回避
感染リスクを下げるため、
集合形式の試験実施ではなく、
滞在時間を
極力少なくし、待ち時間のない方法(ウォークスルー方式)で実施した
(昼食時間の設定もなし)。・マスク・フェースガードの着用、
機材等の消毒等の一般的感染防止措
置の実施
16 その他、試験実施全般に関して生じた問題とそれに対する改善措置
特になし。
以上
【別紙様式】
分野:建設分野
国 都市
1 国内 静岡県富士宮市 2020年8月 2020年9月11日 33 32 97.0
学科試験(CBT)
及び
実技試験
日本語
2,000円
(特技能定試験
実施費補助金に
より受験料半額
補助)
2 国内 静岡県富士宮市 2020年9月 2020年10月30日 44 28 63.6
学科試験(CBT)
及び
実技試験
日本語
2,000円
(特技能定試験
実施費補助金に
より受験料半額
補助)
3 国内 東京都港区 2020年12月 2021年1月15日 34 19 55.9
学科試験(CBT)
及び
実技試験
日本語
2,000円
(特技能定試験
実施費補助金に
より受験料半額
補助)
4 国内 東京都港区 2020年12月 2021年1月15日 48 21 43.8
学科試験(CBT)
及び
実技試験
日本語
2,000円
(特技能定試験
実施費補助金に
より受験料半額
補助)
5 フィリピン マニラ 2021年3月 2021年3月15日 5 5 100.0
学科試験(CBT)
及び
実技試験
日本語 2,000PHP
【試験実施概要】
試験区分:建設分野特定技能1号評価試験
試験
実施方法
試験
実施言語
受験料
合格者数
(人)
試験実施場所
合格発表日
受験者数
(人)
合格率(%)試験実施
年月
項番
【別紙様式】
分野:建設分野
国 都市
【試験実施概要】
試験区分:建設分野特定技能1号評価試験
試験
実施方法
試験
実施言語
受験料
合格者数
(人)
試験実施場所
合格発表日
受験者数
(人)
合格率(%)試験実施
年月
項番
6 ベトナム ハノイ 2021年3月 2021年3月30日 24 19 79.2
学科試験(CBT)
及び
実技試験
日本語 755,000VND

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