令和3年5月 21 日
令和2年度製造分野特定技能1号評価試験実施状況報告書
【製造3分野】
経済産業省
1 試験実施概要
別紙のとおり。
2 試験実施主体
(外部機関に試験実施を委託している場合には、
その委託先機
関を含む。)株式会社サーティファイ
一般社団法人日本溶接協会
3 試験問題作成体制
製造分野特定技能1号評価試験の試験問題、試験問題の採点基準等の作成
を行うため、
必要な学識経験、
実務経験等を有する有識者で構成する試験作成
委員会を設置した。
4 試験申込方法(申込手順、定員数を超える受験希望者がいた場合の対応)
受験申込みのための専用ウェブサイトにて受付を実施した。
5 試験実施体制
試験実施機関は、事前周知・受験申込のための専用ウェブサイトの構築、申
込受付、試験会場の手配、試験問題のCBT化、試験監督者の配置、受験者へ
の合否結果通知等、試験に関する事務を実施した。また、試験実施機関の担当
官 (溶接区分の試験については、
一般社団法人日本溶接協会の担当官も派遣)
を現地に派遣し試験を実施した。
6 試験水準
特定技能1号の試験免除となる技能実習2号修了者が受験する技能検定3
級試験程度を基準とした。
7 合否の基準
100 点を満点として、学科試験は 65 点以上、実技試験については、以下の
とおりとした。
【溶接区分】
手溶接作業は JIS Z 3801、半自動溶接作業は JIS Z 3841 に基づいて判定
した。
【溶接以外の試験区分】
60 点以上を合格基準とした。
8 合否の通知方法
受験者本人に対し、電子メールで合否を通知した。
9 試験結果の公表方法
合否の通知日に経済産業省が設置する特定技能外国人制度(製造3分野)の
ポータルサイトにおいて試験結果を公表した。
10 合格証明書発行・交付手数料の有無及び方法
(手数料を徴収している場合は、
その額を含む。)合格証明書の発行あり。発行方法については、特定技能外国人制度(製造3
分野)のポータルサイトにおいて「合格証明書」発行申請フォームを設置し、
希望者からの申請により発行・交付した。
なお、交付手数料は徴収していない。
11 試験の適切な運用に向けた取組状況
(1)具体的な取組状況等(試験実施主体に対する指導監督状況、当初予期し
なかった不正行為への対策、
不正等が発覚した場合における合格取消措置等)ア 試験申込段階
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
受験者に対し、試験当日に身分証明書(在留カード、パスポート、
査証等)を持参することを義務付けた。また、試験当日に持参されな
い場合には受験不可とする旨を案内した。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
イ 受験者の本人確認段階
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
受験者に身分証明書を提示させ、試験監督官が本人確認を実施し
た。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
ウ 試験実施時
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
試験実施時は、
試験監督官複数名を配置し、
試験会場内の見回りを
実施することで、不正を防止した。
溶接区分の実技試験の際には、作業スペース間に仕切りを設ける
とともに、
試験監督官複数名を配置し、
試験会場内の見回りを実施す
ることで、不正を防止した。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
エ 合格通知、合格発表、合格証明書交付・発行段階
1 当初からの取組状況(当初の対応策・不正防止策)
試験結果は受験者全員にメールで通知を行い、
そのほかの合否及び
採点、試験問題の内容、正解と配点等に関する個別の問合せには一切
応じないこととした。
また、合格発表後に不正行為があったことが判明した場合、合格を
取り消すとともに、既に合格証明書を交付済みの場合は、合格証明書
の返還を求めることとした。
2 発生した問題等(不正行為の発覚を含む。
)の内容とその対応
特になし。
3 2を踏まえた新たな改善策の内容
特になし。
(2)不正等の発覚による合格取消の有無(有の場合は、その数及びそれぞれ
の発覚した不正等の内容)
特になし。
12 事業年度途中に、試験問題について、大きな改善を行った場合は、その改善
内容、改善の必要性
特になし。
13 試験実施に当たっての試験実施国政府との調整状況及び今後の課題
海外での試験実施に向けて、インドネシア、タイ、フィリピン及びベトナム
について、
出入国在留管理庁と連携して調整を進めている。
実施時期について
は、各国における新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を考慮しつつ
判断する。
14 海外における試験実施国・試験実施回数、国内における地方都市での実施・
試験実施回数の拡大に向けた取組内容
令和2年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を考慮し、海外
における試験実施を見送り、国内試験を国内6か所(東京都豊島区・神奈川県
川崎市・愛知県名古屋市・大阪府大阪市・広島県広島市・福岡県北九州市)で
実施した。
15 新型コロナウイルス感染症の拡大による試験実施への影響及びコロナ禍で
の国内外における試験実施に向けた感染拡大防止措置の内容
厚生労働省が定める「技能検定の実施に関する新型コロナウイルス感染拡
大防止ガイドライン」等を参考に、試験申込段階、および試験実施時におい
て、以下の対応を行った。
(1)試験申込段階(受験案内等での事前周知等)
試験会場におけるマスク着用、過去2週間以内での入国が制限されて
いる国・地域への訪問歴や当該地域在住者との濃厚接触の有無、
感染が疑
われる知人・同居家族の有無及び試験当日の 37.5°C以上の発熱や倦怠感
等の症状の有無等について、チェックリストへの記入及び試験当日の提
出を義務付けた。
(2)試験実施時(当日の試験会場における対応等)
受験者及び試験監督官等の検温及び試験会場への入室前にアルコール
消毒等を実施した。
試験会場の座席は、
受験者間の間隔を確保するため、
1席おき又は1メ
ートル間隔とした。
また、
試験実施時においても、
窓やドアを開けて換気を実施した。
この
ほかにも、
全国検定振興機構の定める
「民間検定試験等の実施における新
型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」
に基づき、
必要な対応を行っ
た。
試験実施中に発熱等の体調不良者が出た際に備え、体調不良者を隔離
するための別室を用意した。
16 その他、試験実施全般に関して生じた問題とそれに対する改善措置
特になし。
以上
【別紙様式】
分野:製造3分野
国 都市
1 国内 東京都豊島区
2 国内 愛知県名古屋市
3 国内 大阪府大阪市
4 国内 東京都新宿区
5 国内 愛知県名古屋市
6 国内 大阪府大阪市
日本語 2,000円
2021年3月 2021年4月30日 165 19 11.5
学科・
実技試験
(CBT)
日本語 2,000円
2020年10月 2020年12月17日 73 8 11.0
学科・
実技試験
(筆記)
受験料
【試験実施概要】
項番
試験実施場所
試験実施
年月
合格発表日
受験者数
(人)
合格者数
(人)
合格率(%)試験
実施方法
試験言語
試験区分:製造分野特定技能1号評価試験(溶接区分を除く18区分)
【別紙様式】
分野:製造3分野
国 都市
1 国内 愛知県名古屋市 2020年11月 2021年1月7日 14 3 21.4
学科試験(筆記)
及び
実技試験
(製作等作業)
日本語 2,000円
2 国内 神奈川県川崎市 2020年12月 2021年2月4日 8 2 25.0
学科試験(筆記)
及び
実技試験
(製作等作業)
日本語 2,000円
3 国内 福岡県北九州市 2021年1月 2021年3月31日 5 3 60.0
学科試験(筆記)
及び
実技試験
(製作等作業)
日本語 2,000円
4 国内 広島県広島市 2021年1月 2021年3月31日 11 2 18.2
学科試験(筆記)
及び
実技試験
(製作等作業)
日本語 2,000円
【試験実施概要】
試験
実施方法
試験言語 受験料
合格者数
(人)
試験実施場所
合格発表日
受験者数
(人)
合格率(%)試験区分:製造分野特定技能1号評価試験(溶接区分)
試験実施
年月
項番

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