札幌少年鑑別所の概要 施設の特徴
沿 革
地域と連携した取組・地域貢献
昭和24年 少年法・少年院法施行
札幌市南9条西18丁目に設置
昭和26年 札幌市南25条西11丁目に新築移転
昭和43年 同地で改築工事竣工
平成15年 現在地に新施設竣工
平成16年 新施設での業務開始
平成27年 少年鑑別所法施行
法務少年支援センターさっぽろ開設
平成30年 函館少年鑑別所を分所とする組織改編
平成31年 釧路少年鑑別所を分所とする組織改編
▼藻岩山麓の旧庁舎
所在地 :北海道札幌市
収容定員:135名
(男子110名,女子25名)
収容対象:家庭裁判所により観護の措置が執られた
20歳未満の少年など
規模 :敷地面積 約17,211m2
札幌少年鑑別所
Juvenile Classification Home
札幌少年鑑別所
〒007ー0802
北海道札幌市東区東苗穂2条1-1-25
☎ 011ー784-7441
所在地
当所(札幌本所)と函館支所、釧路支所
とで、北海道の約3分の2に当たる地域を
管轄しています。
当所は、札幌家庭裁判所の管轄区域(空
知一部・石狩・後志一部・胆振・日高の振
興局管内に相当)に対応しています。
当所は、「法務少年支援センターさっぽろ」の名称で、地域の非行
・犯罪の防止や青少年の健全育成に関する活動をしています。
例えば、家族や学校、支援者等から依頼を受け、個人向けに問題行
動の分析や対応策の提案、心理相談、心理教育などを実施し、また、
集団向けに法教育などの研修・講演を実施しています。
相談は当所の専用相談室で実施しますが、来所できないなどの事情
に応じ、電話やWEB会議システムを活用した遠隔の相談、他機関に訪
問しての出前相談にも応じています(詳しくはホームページ参照)。
札幌本所
函館支所
釧路支所
少年鑑別所は、家庭裁判所の求めにより、地域の非行少年を収容し
て心情安定や健全育成に配慮した処遇(観護処遇)を実施するととも
に、少年の問題を分析をして再発防止策を提案しています(鑑別)。
当所では、少年の健全育成のための支援として、地域の専門家の協
力も得ながら、学力の維持・向上や教養・情操涵養のための様々な支
援(数学授業・漢字検定、保健・職業・消費生活に関する講話、エアロビ
クス・ダンス・ライフキネティック・アンガーマネージメント)を実施しています。
【観護処遇・鑑別】
▲さんかく 数学授業 ▲さんかく 保健講座 ▲さんかく エアロビクス
※(注記) 健全育成支援の様子
【管轄地域】
【地域援助】
▲さんかく 面接室
▲さんかく 外観 ▲さんかく プレイルーム
※(注記) 専用相談室(建物名:青少年相談センター)
地域の協議会(子ども・若者支援、要保護児童対策、発達障
がい者地域支援)に参加し、関係機関と連携し、困難を抱える
子どもや若者の支援を実施しています。
多機関連携の中で、当所は、非行を扱う専門機関として、問
題行動に関する分析や指導、支援会議等での助言、研修・講演
などを実施しています。
【困難を抱える子どもや若者の支援】
法務少年支援センターさっぽろ
相談専用受付
☎ : 011-787-0111
✉ : ホームページ(HP)で受付
HP: http://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei03_00034.html
地域に帰住する矯正施設出所(院)者の再犯防止や円滑な社
会復帰のため、対象者が矯正施設を出所する前から対象者との
面接や支援者との協議を重ね、出所後には対象者への心理相談
や支援者への助言等の支援を実施しています。
【矯正施設出所(院)者の支援】
▼ 問題別の指導教材
▼ 問題行動指導の様子
当所相談室は、バリアフリーで、調理や入浴、宿泊が可能な
設備が整備され、災害時の避難場所としても適しており、札幌
矯正管区及び札幌刑務所と共に、札幌市地域防災計画で定める
指定避難所として指定されています。
【災害時の支援】
▼ 研修・講演の様子