施設の特徴
札幌刑務支所の概要
地域と連携した取組・地域貢献
札幌刑務所札幌刑務支所
〒007ー8603
北海道札幌市東区東苗穂2条1-5-2
☎ 011-784-5241
沿 革
所在地
昭和14年11月 札幌刑務所敷地内に苗穂刑務支所を開設
道内の女子受刑者及び60歳以上の男子
受刑者を収容する。
昭和22年 4月 苗穂刑務支所を廃止し、札幌刑務所女区
として女子受刑者のみを収容する。
昭和59年 4月 札幌刑務支所に昇格する。
平成18年 8月 施設新営工事竣工
10月 収容業務開始
令和 2年 4月 女子依存症回復支援センター開設
所在地 :北海道札幌市
収容定員:443名
収容対象:札幌、東京矯正管区内で刑が確定した女子受刑者
及び女子刑事被告人等
◀母子像「懐」(ふところ)
母の懐は子供にとって温かくか
ばい守ってくれる場所であり、そ
の温もりは忘れることができない
もの。円環は、その温もりを象徴
的に、母と子を包むように表して
います。
【刑務作業、職業訓練】
・ 刑務作業として、洋裁、革工、
紙製品の製造等を行っています。
・ 職業訓練として、ビルハウスク
リーニング科、介護福祉科(実務
者研修)、情報処理技術科、ビジ
ネススキル科の4種目を実施して
います。 ▲さんかく洋裁工場での作業
改善指導として、社会復帰支援指
導、窃盗防止指導等の一般改善指導
や、薬物依存離脱指導、被害者の視
点を取り入れた教育、就労支援等の
特別改善指導を実施しています。
▲さんかく介護福祉科(職業訓練)の
実施場面
【地域連携事業】
札幌刑務支所では、女子刑事施設特有の課題に対
応するため、地域の専門的知識及び技術を有する非
常勤職員の協力を得て、施設運営に寄与する地域連
携事業を展開しています。
具体的には、女性特有の疾患に対応し、その健康
を推進するための非常勤看護師のほか、精神保健福
祉士、介護福祉士、就労支援スタッフ、美容師など
を配置して、受刑者に対する指導等を行っています。
▲さんかく高齢受刑者に指導する歯科衛生士及び看護師
▲さんかく収穫したいちご
▲さんかく収穫作業の様子
◀ビニールハウス
札幌刑務支所 Penal Institution
▲さんかく美容師による技術指導
・ 令和2年4月、女子依存症回復支援
センターを開設しました。
同センターは、薬物依存症を有する
女子受刑者を対象とし、依存症からの
回復を目的としたプログラムを実施し
ています。
・ 同センター対象受刑者は、他の受刑
者より開放的な寮で生活し、イチゴ栽
培などの刑務作業を行うとともに、コ
ア・プログラム、センター・ミーティ
ングなど7つのプログラムを日替わり
で受講しています。
【改善指導】
【女子依存症回復支援センター】